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増産と節約に基づく投資

 将将来に向けてお金を準備するには、「資産形成」を行っていくことになりますが、「資産形成」には、「貯蓄」と「投資」の2つの方法があります。
 様々な考え方がありますが、一般的には、「貯蓄」とはお金を蓄えることで、銀行の預金などがこれに当たります。一方、「投資」とは利益を見込んでお金を出すことで、株式や投資信託などの購入がこの「投資」に当たります。
投資の基本 : 金融庁 (fsa.go.jp)
 そんな、証券投資をしてみた体験談や、証券投資をしてみたいという思いなどを表現した投稿が集まるとうれしいです。このコンテストを機に、あなたのお金について見つめ直してみて、ぜひその思いを私たちに語ってください。
日本証券業協会×noteで、投稿コンテスト「#お金について考えていること」を開催します!|note公式|note

1 日本とベトナムの現状と今後

 「新型コロナウイルス感染症の世界的流行」という世界規模の大惨事はまだまだ続いており、今現在は、「オミクロン」と呼ばれる変異体も、既に流行し始めている。

全県で感染情報を共有化するシステムを構築し、新たな変異株の重症化リスクなどを分析できる体制を作ります」としたうえで「警戒すべき変異株ですが、まずはマスク着用など基本的な感染対策の徹底を」と呼び掛けた。
兵庫・コロナ新規陽性者は4人、齋藤知事は基本的対策訴える(Lmaga.jp) - Yahoo!ニュース

 そして今後、日本とベトナムの相互関係の発展や振興等が、ますます進むことは、ほぼ確定している。しかしこれは、私見としては、これは欺瞞に満ち溢れた、杜撰で短絡的な傾向が極めて強いものであると、心の底から思っている。

 ロイター通信は「これまで民族的な同質性を重要視する日本の情緒上、外国人労働者の移住をタブー視してきた」と分析した。ただ、人口減少と高齢化で深刻な労働力不足に直面し、国境を開放しなければならない圧力が強まっていると説明した。
 日本国際交流協会の毛受敏浩事務総長は「人口減少が日本にとってより深刻な問題になっている」とし、「日本が外国人労働者を誘致するためには、彼らを迎えることができる適切な法案と制度を備えなければならない」と指摘した。
 本与党である自民党の内部では批判の声も出ている。外国人の長期就業と永住拡大は「事実上の移民につながりかねない」とし、反対意見が提起されている。これに対し、松野博一官房長官は「長期滞在を許可することが永住権の付与を意味するわけではない」と線を引いた。
労働力不足の日本、外国人労働者「無期限滞在」許可を推進=韓国報道│韓国社会・文化│wowKora(ワウコリア) (wowkorea.jp)

 こういう事例が「多々」あります。

他人名義のSIMカード悪用しスマホ詐取の疑い ベトナム人の男を逮捕 警察は販売店などに注意呼びかけ(関西テレビ) - Yahoo!ニュース

不法残留のベトナム人、集団で住まされ解体作業 給与は日当の75% 暴力団幹部ら逮捕(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース

「残虐で極めて悪質」高齢夫婦殺傷、懲役30年求刑…被告は別人関与を主張(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

 しかし、かつてベトナム労働党(共産党の前身)の最も重要な活動の一つであり、そして今でも掲げられている(事実上は形骸化と言行不一致の状態)「批判と自己批判」(phê bình và tự phê bình)が在るにも拘らず、国家の公式のサイトは、全てがあたかも順調であるかのように、一切取り上げて、本気で問題の提起や議論・解決に、「実質的に」は取り組んでいない。

Embassy of the Socialist Republic of Vietnam in Japan (vnembassy-jp.org)

ベトナム人の留学・就労・在留を支援する広報啓発事業(KOKORO PROJECT)のご案内 | 在ベトナム日本国大使館 (emb-japan.go.jp)

お知らせ | お知らせ | 九州ベトナム友好協会 (kvfa.info)

2 哲学と愛国心

 さて、上記の事態を反面教師にして、個人としては今後、こよなく愛する祖国ベトナムと第二の祖国日本の相互関係の発展や振興等が、「誠」であるように、奮励努力して行く。

 そして今回、日本証券業協会様が開催して下さった投稿コンテスト「#お金について考えていること」に参加させて頂いたが、ここで、哲学者を志ししている在日ベトナム人、そして、日本では未だに嫌悪・忌避、そして、誤解され続けている傾向が強い「愛国心」(愛国主義)に基づいて、今後、フリーターとしてまだまだ数多くの失敗や挫折し続けなければならない自分自身への叱咤激励、そして、読者の皆様方の新しい善き観点や行動力に貢献出来るよう、「増産と節約に基づく投資」という私見を述べさせて頂きます。

 まず、自分は、以下のように、人生で初の哲学書を著述・出版しました。

*現在は訂正中で、12月6日以降に訂正が完成したものが出版されます。ご不便とご迷惑をお掛けして、申し訳ございません。

 拙作は、在日ベトナム人として、愛する祖国ベトナムと、第二の祖国である日本に何か貢献できないかという情熱と、幼少期から深い尊敬の念を懐いてきた伯胡(ホーチミンの尊称)を遺徳を引き継ぐ大志、そして、愛国心と哲学者としての理念を以て、論語・大学・中庸を基本として、プラトンやアリストテレスをはじめとする様々な西洋哲学と、孔子や老子をはじめとする様々な東洋哲学を融合させて、独自に作り上げた国家論である。
 個人の生き方から国家の在り方に至るまで、心の本質から宇宙の根源に至るまで、日常生活から形而上の世界に至るまで、あらゆる哲学を網羅して体系化し、超越的でありながらも現実的であり、形而上学的でありながらも実践的な哲学書となるように創意工夫して著述した。
 読者の皆様方にとって、有益かつ有意義な哲学書になることを願ってやまない。そして、著者は自分が書いた内容の実践や応用に努めていく。拙作が読者の皆様方の生きる気力や希望、成功や勝利、そして、喜楽や幸福に貢献できれば、誠に幸甚の至りである。
拙作のAmazonでの紹介文

 皆さんのお役に立てそうな、拙作の一部をご紹介させて頂きます。以下は、拙作の『愛国心 伯胡への書簡種』(書簡㈩ 盛徳大業 ❼調富)から引用したものです。

2.1 家政

 家政には、以下のように、七つの重要事項がある。
一、家事を労働にして、皆で協力して実行することで、財産の大切さと他者の苦労を学び知る。(家事の労働化と協働)
二、家計の情報を共有して、皆で協議して決定することで、欲望の節制と謙譲の心を学び知る。(家計の共有化と共同参画)
三、貯蓄が可能である理由を皆で学び知り、貯蓄の目的を皆で明確にして決めることで、労働の必要性と目的意識の重要性を学び知る。(貯蓄の共同管理)
四、消費において、各個人の自由を最大限にしつつ、情報の秘匿を最小限まで抑えることで、個人主義と集団主義を学び知る。(消費の透明化と健全化)
五、学問を第一の投資先として、教養を高め、体操を第二の投資先として、体力を高め、娯楽を第三の投資先として、喜楽を増やし、家財を第四の投資先として、交流を第五の投資先とする。(投資の本末の確立)
六、率先して黙って勉強し、率先して楽しく学習し、率先して博(ひろ)く学問に努め励み、意欲的に確り知識を実践へと移す。(学問の日常化)
七、問い続けて学び知り、考え続けて行い知り、思い続けては苦しみ悩むことで、率先垂範・率先躬行・率先励行する。(不言実行の教育の実現)
『愛国心 伯胡への書簡種』(書簡㈩ 盛徳大業 ❼調富)

2.2 教育

 教育においては、以下のように、三つの重要事項がある。
一、外界における時間の有限性と、内界における時間の無限に限り無く近い有限性を教えること。(時間の教育:意志決定と想像力の必要性と重要性)
二、外界の制御は実質的に不可能であり、内界の制御は極稀に可能であると教えること。(空間の教育:環境への依存を止めて自分自身を頼りにすること)
三、心は物と事の本(生体と生命活動の根源)であり、体は第一の物(最大の資本)であり、技は事の要点(個性の発揮と価値化)であることを教える。
『愛国心 伯胡への書簡種』(書簡㈩ 盛徳大業 ❼調富)

2.3 経営

 経営には、以下のように、四つの重要事項がある。
一、人心を安定させて、人意の現出させ、人権を尊重して、人徳を鍛錬する。
二、哲学の書物を第一に、実務の書類を第二に、実利の契約書を第三にする。
三、金を用いる者は脳ではなく心にし、金を求める者は体ではなく徳にする。
四、口を閉じては、目・耳を全開にして傾聴し、意を止めては、心を静寂虚無にして、熟慮し、歴史を学んでは、己の経験を超越して、時空と一体化する。
『愛国心 伯胡への書簡種』(書簡㈩ 盛徳大業 ❼調富)

2.4 経済

 経済には、以下のように、十の重要事項がある。
一、資財よりも人財を、物質よりも精神を、空間よりも時間の方を重んじる。
二、哲学の大功を経済へ、経済の功績を教育へ、教育の功績を文化へ活かす。
三、生理欲求や安全欲求、社会的欲求や承認欲求に囚われないようにして、損する時空を脱出し、自己実現と自己超越を目指して、得する時空を創造する。
四、物ではなく事を見、形式ではなく内容を観、結果ではなく諸原因を視る。
五、学問を低価格で高品質な上級財として、その実践をさらなる効用とする。
六、欲求ではなく意志が、不満ではなく挑戦が、苦痛ではなく喜楽が、詐欺ではなく正直が、欠乏ではなく希望が、利欲ではなく徳義が、市場を調整する。
七、政府が公正で法令に実効性があり、人民が主体的で市場に多様性がある。
八、哲学が実用的かつ日常的で、教育が多様かつ柔軟で、学習が幸福である。
九、法の効力は正義感に、商品やサービスの質は善意に、比例して向上する。
十、欲し求める前に学び考えては問い質し、作り売る前に学び知っては慎む。
『愛国心 伯胡への書簡種』(書簡㈩ 盛徳大業 ❼調富)

2.5 金融

 金融には、以下のように、八つの重要事項がある。
一、「合法性」即ち、公明正大な政府が施行する法令に遵守していること。
二、「合理性」即ち、資金が無責任や浪費癖がある人間に流通しないこと。
三、「正当性」即ち、営業や契約等の手段や方法に不正や詐欺が無いこと。
四、「信頼性」即ち、必ず融資によって個人の成功と企業の黒字があること。
五、「真実性」即ち、情報が多様かつ正確で、資金の運用が明確であること。
六、「社会性」即ち、個人の不正・派閥争い・社内対立・閉鎖性が無いこと。
七、「持続性」即ち、恒常的な技術の開発と、資金の流動の公平化と多様化。
八、「多様性」即ち、社会的企業や社会福祉事業等の正常化と、高度な発展。
『愛国心 伯胡への書簡種』(書簡㈩ 盛徳大業 ❼調富)

2.6 政治

 政治には、たった一つだけの最重要事項がある。それが「徳」である。
『愛国心 伯胡への書簡種』(書簡㈩ 盛徳大業 ❼調富)

 以上の通りです。まだまだ浅学浅知であるため、これから、ますます奮励努力して、博学博識になって、さらにより良い良作を多く生み出していきます。

3 増産と節約に基づく投資

 さて、前述の通り、自分はホー・チ・ミン主席を大変深く尊敬しており、私淑している。

 そして今回、ホー・チ・ミン主席の一つの演説を皆さんにご紹介します。以下の通りで、『ホー・チ・ミン全集』(第十巻:p.479/p.481)に収められている『公団幹部学校(労働組合学校)での演説』の一部をご紹介します。

 訳は、直訳で、()は、直訳による理解不明な意味(主に文化的な違いによる言葉の違い)を明確にするための意訳で、[]は原文には無いですが、理解し易くするために補足したものです。

 現在、二つの標語があります:生産の増加と節約の実行。その二つのことは並行しなければならず、一つ足りないのは駄目です。公団(労働組合)は公民の生活を徐々に改善しては、物質的な生活に、公民階級と一般人民の文化[の質]を向上させていかなければなりません。
 今、兄弟姉妹(皆さん)が昇給を望むことは正当でしょうか?然りです。ですが、賃金が二倍になっても物価が高ければ、まだ何も食べ負けさせられません(無意味です)。
(中略)
 公団(労働組合)は人民を領導しては、説明しなければなりません。領導は具体的でなければならず、官僚的であってはなりません。民主的でなければならず、公民の兄弟姉妹(皆)と相談しなければなりません。[そして、]検調(検討と調査)[も]しなければなりません。実行しておきながら、検調しないのであれば、結果がどのように出たのかを知ること無く、[さらに、]是正が間に合うようにするために、過失や偏向がどのようになっているのかを理解すること無くなってしまいます。
『ホー・チ・ミン全集』(第十巻:p.479/p.481)

 さて、以上のことを参考にして、増産・節約について、私見を述べさせて頂きます。

3.1 増産

「増産」。では、「何を」「何のために」「何を以て」「何と」行って行くのか?

「何を」:「情報並びに知識」を「理論的かつ実践的に」増加させていくことで、「各個人並びに社会全体の生産性」を高めていくこと。

「何のために」:「各個人の健康の増進並びに私利私益の増加」、そして、「社会の改善のある発展や進歩」を実現するために。

「何を以て」:各個人の知的好奇心の発揮に、私事に費やす時間の確保、そして、自発的かつ主体的な学習意欲並びに学習活動。

「何と」:各個人の知識欲と、知識を他者と批判的かつ協力的に共有することとで。

参考となる紹介文献

イシューからはじめよ──知的生産の「シンプルな本質」 | 安宅和人 |本 | 通販 | Amazon

知識経済の形成――産業革命から情報化社会まで | ジョエル・モキイア, 長尾 伸一, 伊藤 庄一 |本 | 通販 | Amazon

ウェルビーイングの設計論-人がよりよく生きるための情報技術 | ラファエル A. カルヴォ & ドリアン・ピーターズ, 渡邊淳司, ドミニク・チェン, 木村千里, 北川智利, 河邉隆寛, 横坂拓巳, 藤野正寛, 村田藍子 |本 | 通販 | Amazon

3.2 節約

「節約」:では、「何を」「何のために」「何を以て」「何と」行って行くのか?

「何を」:「労働の費用並びに時間」「形式的な社交の費用並びに時間」「自己逃避の費用並びに交遊」による浪費を無くしていって、費用並びに時間を節約していくこと。

「何のために」:「各個人の自己認識並びに私利私益の追求」、そして、「社会的な負の同調圧力や均一化の激減」を実現するために。

「何を以て」:各個人の健全な利己心や自己主張、そして、能動的かつ多角的な情報収集並びに情報分析。

「何と」:各個人の知識欲と、知識を他者と批判的かつ協力的に共有することとで。

参考となる紹介文献

ユダヤ商法 | マーヴィン・トケイヤー |本 | 通販 | Amazon

ユダヤ哲学の重要文献

ユダヤの商法(新装版) | 藤田 田 |本 | 通販 | Amazon

箴言―1~31章 (ヘブライ語聖書対訳シリーズ (35)) | ミルトス・ヘブライ文化研究所 |本 | 通販 | Amazon

コヘレト書 (VTJ 旧約聖書注解) | 聡, 小友 |本 | 通販 | Amazon

3.3 お金と知識

 ユダヤ人は、世界史規模で見ても、比較的に、学問で極めて優れた歴史的な偉業を遺した人々や大富豪が多く、そして、まだ商業が蔑視されていた中世ヨーロッパ時代から、商業活動で富を築いていた歴史と、教育を非常に重視する文化等から、私見として、「知識はお金よりも価値がある。なぜなら、知識こそが、他ならぬお金を生み出す起点にして基点であるから。」という理をユダヤ人は、歴史的に他の諸民族よりも遥かに速くかつ深く体得しているのではないだろうか?

ユダヤ人 - Wikipedia

 そして、この理は、ユダヤ人だけではなく、日本人・ベトナム人、そして、世界中の諸国・諸民族が体得していくべき理であろう。

 故に、真の善き投資先かつ第一の根本的な投資先は、他ならぬ「情報並びに知識」ではないだろうか?

4 結語と学問としての自己宣伝

 自分は今、まだまだ拙く、失敗や挫折だらけで、成果は微々でありながらも、増産と節約に努め励んでいる。

 そして、以下の執筆活動に、サイトの運営をして、読者の皆様方の貴重な「費用」(労力・金銭・時間等)に対して、有利・有益、そして、有意義な「対価」(知識・観点・思想等)をお支払い出来るように、まだまだ拙く、失敗や挫折だらけで、成果は微々でありながらも、日々、努め励んでおります。

 そして、自分の『前期哲学』と呼ばれる大計画の集大成は、『ホーチミン思想』です。

 この長大な集大成を完成させるためにも、以下の通り、『温故知新』の投資を行って、まずは、以下の文献を、出来れば来年祖国に帰国して購入したい。

 「証券」が「事実・権利・権限を証明する証書」に過ぎず、それ自体に価値が無いように、法力並びに人欲によって、はじめて価値が創造されるように、「情報」もまた、「記号やシンボル等の媒体によって伝達される外界の物質やその事象」に、「生体系が働くための指令や信号等」に過ぎず、意識並びに学習によって、はじめて「知識」へと転化されるのである。

 故に、情報に投資しては、知識を生み出して、その知識で他の知識に投資することで、最初の様々な辛苦や大損が、後に、個人だけではなく、社会に国家、果てには、世界史・人類史に、巨利・巨益を齎すと、自分は心の底から信じている。

5 紹介文献



ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。