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【詩】帰っておいでよ
帰っておいでよ
出かけたこともしらないけれど
帰っておいでよ
どこへでも行っていいけれど
帰っておいでよ
いつまでだって待つけれど
帰っておいでよ
って思ってる僕が
帰ってきてって言わないうちに
きっと大丈夫だよ
なんの心配もいらないからさ
きっと大丈夫だよ
どこへだって行けちゃうからさ
きっと大丈夫だよ
大丈夫じゃなくても大丈夫
だから「大丈夫だよ」
って強がる僕が
帰ってきてって言わないうち
【詩】 I'VE to WALTZ
息をとめていた口が開く
温かく湿り気を帯びた風
いざなわれるように
急斜面を駆ける
新雪が降りたような白い地肌
ひそむ熱を隠しきれない大地
感触を確かめながらゆっくり進む
跡をつけるようにゆっくり進む
西へ東へそして南へ
双子山の渓谷
抜けようとすると大地が震えた
ほんの気まぐれで片割れへ登る
頂の眺めを楽しむと
もう一度大きく揺れた
山の輪郭を外回りになぞり
等間隔に並んだ岩場を越える
た
【映画感想文】『流浪の月』の裏側〜たった一言で〜
映画『流浪の月』感想文の裏側です。月の裏側で行われる批判や批評を覗きたくなければご遠慮ください。
当たり障りのない表側はコチラ。表側に書いた内容を前提にしている部分もあります。
おことわり基本的には映画の話です。書きなぐるので言葉は選びません。気持ちのよい内容でもありません。この著者の作品は本作を含め一切読んだことがありません(本作を読むつもりはありませんが、他の作品は読むかも知れません)。こ