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2021年11月の記事一覧
■【より道‐29】人は死ねども刀は残る_白虎隊の脇差②
ファミリーヒストリーを通じて、日本の近代史を学んでいくと色んな出来事が全てつながっているんだなとつくづく思う。いままでは、その時代、その時期、その出来事ごとについて学んできた。
「明治維新」「戊辰戦争」「西南戦争」「日清戦争」「日露戦争」「満州事変」「日中戦争」「ノモンハン戦争」「太平洋戦争」
特に、GHQからの敗戦教育を受けた我々団塊ジュニア世代は、『日本は悪い国、真珠湾攻撃で「太平洋戦争」
■【より道‐28】人は死ねども刀は残る_白虎隊の脇差①
父の親族関係を紐解いていくと色んな人物が登場するのでいつも頭のなかが混乱してしまう。でも、父の親友でもある従兄弟の徹さんが亡くなったことをきっかけに、ファミリーヒストリーを探究する身となったからには、そうもいってられない。
父の母、自分のお祖母ちゃんには兄と4人の妹、そして弟がいた。残念ながらお祖母ちゃんは、父が1歳のときに中国の張家口で亡くなってしまったが、お祖母ちゃんの兄弟姉妹たちは父のその
【82日目】価値観の違い
ご隠居からのメール:【価値観の違い】
GHQがファミリーヒストリーのいい伝えを無くそうとする試みが、自由主義や個人主義だったのかというと、Yesであり、また、Noであると思う。
Yesというのは、民主主義、自由主義という欧米の価値観に対して、天皇制という日本の価値観を崩そうとGHQが試みたからだ。その試みは成功したが、一般家族の価値観までも破壊する副作用をともなっていた。これはNoという反応に
■【より道-27】結婚式の演出
2008年大好きな女性と結婚した。彼女のお腹には新しい命が宿っていたので、運命の人との出会いと、子孫が未来につながったことをご先祖様に報告しようと思い、お互いの両親には内緒で岡山県と広島県にある父と母の故郷へ向かうことにした。
ふたりの父や母の故郷は、神奈川県、広島県広島市の横川、岡山県新見市の釜村と高瀬で、一番遠いところだと東京から6時間以上かかる場所にご先祖様のお墓がある。幼いころの記憶をた
【81日目】ふりかえってみると
ご隠居からのメール:【ふりかえってみると】
ふりかえってみると、花嫁さんとの人前結婚式で披露したサプライズ・ビデオメッセージがファミリーヒストリーの原点だね。それから十数年後に同じカップルがタイムトリップをはじめる。旅を重ねていくうちに、断片的な出来事の点がつながって線になり、さらに面になっていくというストーリーか?
昭和二十年以前の日本人は結婚するにしても、個人の意志などはほとんど配慮されな
【80日目】フィクションの世界
ご隠居からのメール:【フィクションの世界】
できたら長谷部元信、出雲松田氏、安芸井上氏のフィクションの物語を書いてみたいとのこと、三人に共通するのは毛利元就や山中鹿之助ほどには有名人ではないこと、及び、歴史的事実が少ないことで、したがってフィクションの要素が大きくなることだ。
作者は面白いと思っても、読み手は三人のDNAを引き継いでいるとはかぎらない。そんな読み手がおもしろおかしく読んでくれる
■【より道‐26】千鳥ケ淵戦没者墓苑と吹き抜ける空
年齢を重なるにつれて、いくら運動しても痩せなくなってきた。食事を制限したとしてもちょっと気を抜くとお腹がポッコリでてくる。長年のデスクワークとうつむきながら歩くクセが猫背となり、首に深い3本くらいのシワができた。
目じりには笑いシワがくっきりのこり、ほうれい線が目立つようになった。腕は垂直にあげられず四十肩に苦しみ白髪も増えた。髪の毛が薄くなってきたので、皮膚科に行ってプロペシアという薬を飲み、