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自分に正直であること

正直という言葉が、目の前・聞こえてくる言葉の中に複数登場した。これは、先日、ヨガ哲学で学んだばかりの言葉だった。

禁戒きんかい(yama)は、自分以外のものとの関係を規定した道徳的な心得である。

禁戒きんかいには、非暴力・正直・不盗・禁欲・不貪ふとんがある。正直サティア(satya)・正直を守り通すことは、非暴力の戒を守るのと同じくらいむずかしいことである。だから、ガンディーはサティア・グラハを「精神力」(power of soul)という語で説明している。

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解説ヨーガ・スートラ(二・三〇)より
著者:佐保田 鶴治

禁戒きんかいは、道徳的なことで、日本で義務教育を受けていたら、当たり前のことと受け取るかもしれない。

ただ、人生を振り返ってみると、嘘をつくことって多かれ少なかれ誰もが経験している。

他人に嘘をつくとバレるし、大事になることを経験しているから、歳を重ねると注意するのに、自分に嘘をつくことは案外見落としがちなのではないかということが授業で注目された。

自分の嘘って、なかったことにしやすい。中には気づいてない人もいる。


私は、ケチャップライスが食べたいのに、化学調味料が入っている冷凍食品だから買わずに我慢しようとしたことを思い出した。

ケチャップライスの記事🔻

私は思考と感情とインスピレーションが全部ごちゃまぜになって、頭の中でグルグルしている。

そして、調子が悪い時ほど、思考にこだわって、感情とインスピレーションを置き去りにしてしまうことがある。


これは、自分に正直な行為なのか、否か。

冷凍食品のケチャップライスは、化学調味料が入っているから食べない方がいい。これは、思考の言葉。

でも、感情とインスピレーション(ケチャップライスのパッケージが浮かぶ・味も再現できる)は、理屈抜きでケチャップライスを食べたい。

記事を読んでもらったらわかるけど、結局別の店でケチャップライスを買って食べた。そしたら、やっぱり美味しかった。

これは、迷ったけど、自分に正直に行動したと言っていいと思う。


ケチャップライスは自己完結できるエピソードだから、些細なできごとではあるけれど、これが人間関係になってくると影響が大きい。

・好きな人なのに、一緒にいたいと正直に言えない。

・もう、好きでない人、もしくはお互いの生きる方向性が変わっているのに、無理して一緒にいる行為。

これは、自分に正直な行為なのか、否か。


相手の気持ちも考える必要があるけれど、これからは、どんどん精神性が大切になってくる。

言い換えると、嘘もバレやすくなる。

だから、自分の感情とインスピレーションを無視しないように、自分を見つめる時間が大切になってくると感じた。



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   愛だけがある。

 全ての存在の根本に愛がある。

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