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子どもの支援

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子どもとのかかわり、や食支援について書いた記事です
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ユニバーサルデザインフード

ユニバーサルデザインフード

こんばんは つなぐ です。

皆様、ユニバーサルデザインフード(UDF)というものを知っていますか?

先日参加した研修で、知りました。
こうして書きながらそういえば保護者さんに山崎のダブルソフトにそのマークがあった、と教えてもらっていたことを思い出しました。

食べることが大変な方や子どもたち、そうした方が食べやすく、また飲み込みやすい食品であることが分かりやすく表示されているものです。

改め

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痛いって?

痛いって?

こんばんは つなぐ です。

子どもさんと遊んでいると、机の下のおもちゃを取ろうとして不意に頭をぶつけることがあるかと思います。

そんな時、近くにいる大人は“大丈夫だよ、痛くないよ“と
安心を伝えたく言うこと、あると思います。

おでこをぶつけてもそのまま遊んでしまうこともあります。
そんな時、“うちの子、痛くないのかな“とも思ってしまうかもです。

でも、痛みは感じているのです。
どう表現して

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子どもが決める、ということ

子どもが決める、ということ

こんばんは つなぐ です。

『子どもの自己決定』の話を聞きました。
今日は読み書きについてのことです。

どんな手段で学習をしていくのかを子どもが決める、ということでした。
そのサポートを周りの大人がするということです。
それは
子どもが自分に合った学び方を見つけるプロセスを経験する手助け
することです。

そのためにはいろんな学び方の手段を知っておく必要があります。
勉強です。

でもそれが子

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読み書きへの支援

読み書きへの支援

こんにちは つなぐ です。

今日、研修を受けました。

最近、良く耳にする機会も増えています。

読み書きの難しさについての支援です。

先日国際的な観点より日本は「障害」に対する捉え方がまだ「個人モデル」であるという指摘がありました。
そのことについても触れてありました。

読めない、書けない事が悪いのだと、そこを頑張らせる事が教育なのだと。

世界は「社会モデル」で考えている、ということ。

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正しいことば?

正しいことば?

こんばんは つなぐ です。

ことばがで始めた時に、どの動物を見ても「ワンワン」と嬉しそうに伝えてくれる場面、あるかと思います。

その時に、“ワンワンじゃないでしょ、ニャーニャーだよ“と修正することもあります。
正しく言ってほしいですよね。
ただでさえ、ことばが出て嬉しいのに猫を見てニャーニャー、犬を見てワンワンと言ってくれると親は嬉しいものです。

ことばが出始めの頃は言える語が十分でないこと

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その、まなざし

その、まなざし

こんばんは つなぐ です。

4月から新しいクラスが始まり、9ヶ月が経っています。

朝の集まりではすっかり前で挨拶をする、進行をする職員だけを見ている子どもたちの姿をみました。

これまではスッと誰かが来るとそちらに気持ちが向いてしまったり、前にいる職員のことを意識できていなかったり、としていた子たちがみんな前を見ていました。

“子どものまなざし“

なんて素敵なのでしょう。
真っ直ぐで、正直

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“つたえたい“に寄り添うかかわり

“つたえたい“に寄り添うかかわり

こんばんは つなぐ です。

徐々に日常になってきました。

少しずつ話をしだした子がいます。
話といってもまだまだ大人には分かりにくいことばが並んでいます。

でも、玩具や絵カードがあるとその名前が言えています。
そうしたことばが増えています。

生活の中でその力を伸ばしたい。
そう思います。

生活の中では大人と同じように話しているつもりなので、分かりにくことばになってしまいます。

やりとり

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ことばにつながるように その2

ことばにつながるように その2

こんばんは つなぐ です。

前回、真似るというタイトルで記事を書きました。

(そして、もしかしたら、以前に書いていたらどうしようと思い、これまでの記事をざっと見返しました。
おそらく、なかったので書きます。)

ミラリング私は最初に対象のお子さんとかかわる時、ちょっと警戒心のあるお子さんと出会った時、その子の真似をします。

すると、相手のことが気になる、嬉しくなる、もっと見たくなるなど、良い

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真似る

真似る

こんばんは つなぐ です。

子育ててで大切なことは、子どもの『基本的信頼感』を育てることです。

これは、0〜1歳半の間に構築されるといわれています。

では、基本的信頼感とはなんでしょうか?

基本的信頼感とは?基本的信頼感=「人を信じる力と自分を信じる力」です。

子の基本的信頼感を育てるには、乳児期は赤ちゃんが望んだこと(お腹すいた/眠たい/気持ち悪い/抱っこしてなど)を十分満たしてもらう

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伝わるということ

伝わるということ

最近、電子レンジの調子がおかしいのです。
10年近く経っているらしいので、その時がきたのでしょう。

そこで、夕方電気屋さんに行きました。

デザインに惹かれ、コレを買おう、と決めていたものがありました。
その性能を確認し、覚悟を決めて買うつもりで向かいました。

目的のレンジを見て、確認していたところ、やはり来てしまいました。
そう、そのコーナーの担当の方が。

そのかたは私が買おうと決めていた

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フーーーーっと吹く

フーーーーっと吹く

こんばんは つなぐ です。

相談の中に、話はするけどよく聞き取れない、ということがあります。

実際、私も会話の中でちょっとわかりにくいな、と感じることもあります。

また、いろいろ声が出てきているけど、口の動きが出やすくなれば良いのかな、などと感じることもあります。

家でもリハビリ、訓練では親子とも疲れてしまいます。

遊びながらとりくめることを伝えています。

その一つに“吹く“ことです。

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ことばを育む、の一つ

こんばんは つなぐ です。

ことばを知ること、それは経験に、体験に基づきます。

小さい頃“高い、高い〜“と遊んでもらったこと、自分の子どもとそうして遊んだこと、ありますか?

そうした動きに合わせて聞くことば、こうした経験があることでことばとして理解していきます。

そこに楽しさがあればなおのこと、です。

そうしたこと、もう少し詳しく、伝えられ力をつけていきます。

今更でもありますが、学び

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どうやる?

どうやる?

こんばんは つなぐ です。

昨日、ことばかけ、のタイミングについて少し触れました。

ことばがゆっくりな場合、声かけをしましょう。
話しかけましょう、などと健診などで話が出ることもあるかと思います。

いつも声かけているけど?
これ以上、どうやって?
ずっと話しかけるの?

と疑問が湧いてくることもあるかと思います。

助言、というのは具体的にあるべきだと考えます。

では、いつ?
量は?

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続けること

続けること

こんばんは つなぐ です。

以前、コミュニケーションの助けになることの一つとして、「マカトンサイン」についての記事を書きました。

2週間に一回かかわるその子どもさん、少しずつセッションの中で、サインの模倣が増えていて、自分の表出手段となってきています。

今日のかかわりでも自分がしたいこと、伝えていました。

少しずつ話すことばも増えてきたように思います。

伝わることに喜びを感じている様子が

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