伝わるということ
最近、電子レンジの調子がおかしいのです。
10年近く経っているらしいので、その時がきたのでしょう。
そこで、夕方電気屋さんに行きました。
デザインに惹かれ、コレを買おう、と決めていたものがありました。
その性能を確認し、覚悟を決めて買うつもりで向かいました。
目的のレンジを見て、確認していたところ、やはり来てしまいました。
そう、そのコーナーの担当の方が。
そのかたは私が買おうと決めていたレンジの性能を利点、不利点と合わせて伝えます。そして、隣にあるレンジの性能を熱く語り出しました。
最初は聞き流すつもりが夫婦とも聞き入ってしまいました。
普段はレンジで調理はほぼしないので温めることができることと、トーストができればいいかな、と考えていました。
ところが、その方の話に引き込まれ、ついにはパンを焼いてみようかな、の境地まで来ていました。
それだけ説明に説得力がありもうこれを買います、となっていました。
ただ、今自宅のレンジは10年目のもの、それを収納している家具は20年前のものです。
寸法が合わないかもしれない、ということになり、一旦帰宅し確認して買おうということになりました。
説明が上手で、説得力もある、話の途中で“もしかしたらこのメーカーの方なのでは?“という疑問が私の中で浮かんでいました。
そして、それを確かめるべく、家具の状況を伝え、離れるその時にその方がつけていたエプロンのロゴを見ました。
…メーカーの方でした。
そのことを主人に話すと、「本当に?」と大変驚いていました。
そして、「いや、ちょっと料理してみようとまで思ってた」と言っていました。
帰宅して家具の状況を確認すると見事に入りません(涙)。
いろいろと考えることが増えてしまいました。
振り出しに戻ります。
相手に分かりやすく伝えること、相手の状況も考えて、などあの方の説明にはそれがありました。
私も人に伝える仕事をしています。
見習わなくては、と思いました。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
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