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[教材]医療系学生のための教育学講座
医学領域における教育学の教材です。学習にご自由にご利用ください。
特に現在設置が進められている、学生参画型カリキュラム委員会に参加する医療系学生、関わりのある教員のNeedsを念頭において作成しました。
[教材]A4×2でざっくり学ぶ心不全
心不全についての学習教材です。学習や指導にご自由ご利用ください。
以下教材はA4×2で心不全のコア部分を掴めるように作成しました。
内容に関しては、分かりやすさを重視しております。内容の正しさについても注意を払っておりますが、使用時はご自身の責任でお願いいたします。
現場の医療の覚エ書1-せん妄と不眠症-
1.せん妄と不眠症の関係せん妄とは、突然に生じてしばらく継続する「意識の障害」である。具体的には、注意力・集中力が低下して、見当識が失われる。
せん妄は、「高齢・認知症」といった素因を持つ人に「身体疾患、薬剤、手術」などが引き金を引くことで引き起こされ、「環境の変化や不眠」などによって悪化が後押しされる。
ここに、せん妄と不眠症を合わせて考える意味がある。せん妄が発生したときに、「高齢・認知症
講義と映画 *授業料の話です*
〇大学と映画館の共通点〇突然のテーマですが……
大学と映画館には共通点があります。
FD界隈では有名な話ですけどね。
それは、時間とお金です。
「何を言っているんだ?」とお叱りを受けそうなテーマですが……
〇大学の学費を計算する〇大学の年間の学費は国公立大学を基準によると、50万円を上回る程度です。
ですので、4年生大学の場合は
50万円×4年間=200万円/4年間
と、4年間で2
心理学的に”よい”記憶の方法
〇ここでお話すること〇大学生になって特定の学部に入ると、物事を大量に暗記する必要に迫られることは少なくないでしょう。それこそ「どうせぇっちゅうねん」というくらいの量を。
ここでは、心理学的に考えて”よい”と思われる記憶の方法について、考えをお伝えさせて頂きたいと思います。
〇大半は、覚えられないのではなく思い出せない〇
記憶に関する嘆きは多くの場合、「覚えれん……」という表現をとります。
授業評価アンケートを機能させるには
〇授業評価アンケートとは〇おそらく、学生であれ教員であれ職員であれ、「授業評価アンケート」と聞くと、「めんどくさいなぁ」という思いとともに「ああ、あれね」と思うのではないでしょうか。
そう、多くは講義終了時点にとられる、”講義改善のため”のアンケートですね。
ただきっと、多くの大学では、「授業評価アンケートって意味なくね?」と思っている人が多いのではないでしょうか?それは、学生も教員も職員も。
プレゼンの聞き手には、スライドを読ませてはいけない!!(プレゼンテーション講座Ⅶ[特別講座:情報処理心理学②])
〇前回の続きです〇大変恐縮なのですが、前回の続きです。
いきなり小人(認知資源)とか言い出しますのでここから読み始めても、頭にいっぱい?を浮かべるだけだと思います。
ですので恐縮ですが、前回の記事をご確認頂いて、小人がなんたるかだけでいいので、把握してきて頂けませんでしょうか?
前回から引き続きの方は、ようこそ!
〇小人が仕事をする作業室がある〇さて、前回は小人の人数に注目して、小人が作業
プレゼンの聞き手には、考えさせてはいけない!!(プレゼンテーション講座Ⅵ[特別講座:情報処理心理学①])
〇心理学者としてのスキル〇さて、ここからはプレゼンテーションを行うにあたって+αにあたる、少し学問的な内容のご紹介です。
ベースとなる学問は、情報処理心理学(人が脳でどのように情報処理を行うかを扱う学問)なので、心理学者としてのスキルと書かせて頂きました。
例によって、わかりやすさを重視するため、学問的な厳密性にそこまで注意を払わないことをご了解頂けたら幸いです。
〇人間の脳では小人が働いて
プレゼンテーション講座Ⅴ[トーク編]
〇芸者・話者としてのスキル〇講座Ⅳまでで、プレゼンテーションの下準備はほぼ完了です。
最後に求められるのは、芸者・話者としてのスキルです。
実際にオーディエンスの前に出て話すというそれ自体にスキルが必要になります。
〇プレゼンテーションは、話者が10割〇ここまでしっかりとスライドづくりに勤しんできて頂いたのにこのようなことを申し上げるのは恐縮ですが、しかしはっきりいって、PowerPoint
プレゼンテーション講座Ⅳ[デザイン編]
〇デザイナーとしてのスキル〇
発明家、小説家ときて、次に求められるのは芸術家としてのスキルになります。
ちょっと長くなりますが、そのスキルの中身を詳しく見ていきましょう。
〇まず考えるのは、PowerPointでいいのかどうか〇
当然のことですが、ストーリーが出来上がったら、次は見やすく美しい視覚資料を作るプロセスになります。
ただし、最初(というかその前)に考えてもらいたいことがあり