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講義と映画 *授業料の話です*

〇大学と映画館の共通点〇

突然のテーマですが……

大学と映画館には共通点があります。

FD界隈では有名な話ですけどね。

それは、時間とお金です。

「何を言っているんだ?」とお叱りを受けそうなテーマですが……

〇大学の学費を計算する〇

大学の年間の学費は国公立大学を基準によると、50万円を上回る程度です。

ですので、4年生大学の場合は

50万円×4年間=200万円/4年間

と、4年間で200万円の学費を払っている計算になります。

〇大学の講義コマ数を計算する〇

また、4年生大学の場合卒業最低単位数は124単位くらいですがさすがにギリギリで卒業する人も多くないでしょうから、概算ということで計算しやすい140で計算してみます。

多くの講義は、90分×15コマで1講義=2単位ですので……

140単位÷2単位/講義=70講義

70講義×15コマ/講義≒1000コマ

と、大学生は卒業までに1000コマの講義を受けることになります。

〇講義1コマあたりの値段を計算する〇

4年間の学費が200万円、4年間で受ける講義が1000コマと概算したので……

200万円÷1000コマ≒2000円(概算)

ということで、当然履修する講義数による変動はありますが、大学生は大学から、90分の講義を1つ2000円で買っているということになります。

〇再び、映画館との共通点〇

なので、時間とお金でのみ換算すると、大学生は90分2000円の”映画”を毎日毎日見続けている計算になるのです。

この事実を知ってどう思うのかは人それぞれですが、90分の時間と2000円のお金があったら、講義室ではなく映画館に行きたくなるのが人の性というもの。

映画以上の魅力や効用を求められる大学の講義は大変だ……。

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