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自分が人に「見えている」のが不思議という感覚
いま 精神科に入院している。
なにか病名が付くような症状が出たというわけでもないのだが、なんとなくしんどくなって、眠れなかったり、イライラしたり、死にたくなったりすることが続くので、母から入院したら?と勧められて、任意入院というかたちでしばらくここに居る。3年前もここに入院したことはあるがそのときは強制的な入院で、部屋に鍵もかけられ行動が制限されていた。それに比べたら遥かに、自由。さっきも屋上庭園
青春をハプニングバーに注いだ私の”ハプバー”攻略法①
眠れないのでハプニングバーについて書こう。
わたしは大学生の頃かなり頻繁にハプバーに通っており、そこでいろんな男性を見てきた。
ほんとーーーにいろんなひとがいる。
すてきな女の子とさっとプレイルームに入ってゆく男性もいれば、粘り続けるが最後には爆睡して定員さんに起こされ朝を迎える男性もいる。撃沈ってやつ。
で、青春をハプバーに注いだわたしは、
ハプバーでセックスに持ち込める男性と、セック
ブルーライト・マジカル②
こちら↓の続きです。
そこは影公園と呼ばれている。わたしたちが勝手に読んでいるだけで、もっと長い正式な名前がそこにはある。十九時過ぎに着いて、ベンチに座りそばに在る木を眺めた。いつのまにかよもぎさんのことを考えてしまう。あのハンドクリームを塗ってきたからかもしれない。よもぎさんの薄緑のリュックに、ぷらぷらと付いたキーホルダーをわたしはくっきりと思い浮かべることができる。よもぎさんと同じくらいの歳
和田誠くらい知っとるわ
数日前、なんかびみょうにむかついたことがあったのでここに覚書。
長文にならないように仕上げるのでさらっと読めるはず。
お気に入りの古本屋さん(セレクトがすてき)に行ったときのこと、
60代くらい?の男性の店主が一冊の本をわたしに見せてくれた。それはいいんだけれどこの後の前置きがまじで余計だった。
店主「君は知らないだろうけどね。あの料理研究家の……平野レミ!あの夫の……」
わたし「和田誠
ブルーライト・マジカル①
ブルーライト・マジカル
「あなたたちは世界で最初に消滅した」と、ブルーライトは夢の中でわたしに話し始めた。ブルーライトというのは彼女を見ているうちに浮かんできた名前で、夜のパソコンの光みたいに彼女は発光し伝えようとしていた。
「どういうこと」とわたしは訊いた。不思議な夢が始まっていることは夢の中に居ながらにしてわかっていた。わたしには夢日記の習慣がある。この夢を細部まで観察し、目が覚めても覚え
憶えてますか? クスノキ通信🌳
憶えてますか?クスノキ通信同じ星のみなさんへ。
こんにちは。好きな音楽の話はあまり人にはしない、マリポタミアです。
憶えてますか? クスノキ通信。
1月の初めごろ、こんなこと言っちゃってるんですよね~。
いやいや、勢いだけで「始めます」とか言わんでくれよ過去の自分。
言ってみたはいいものの、クスノキ通信って何書いたらい~のよ~?と思い悩んでいたら早二か月。
え~もうみなさん忘れましたよ
始めます『クスノキ通信』
始めます『クスノキ通信』みなさま、
あけましておめでとうございます。
この度「クスノキ通信」というものを、始めることにしました。
ぴかぴかのブルーライトに乗せてお届けする、すこし突飛な通信です。
突飛なため、説明をする必要があるでしょう。少し長くなるかもしれませんが読んでいただけるとさいわいです。
🌳
2020年、すこし出来るようになったことがあります。
5月のステイホーム期間中に、クスノキ
どうせチャットモンチーが好きなんだろ?たわけが。――だいたい男はチャットモンチーかAマッソか本田翼がタイプだとほざく――(あと「のん」)
男ってみんな、
少なくとも文化系男子ってみ~~~んな、
のんが好きじゃね???(能年玲奈)
わたしはちょっとオタクっぽいというか、
ネット大喜利とボードゲームが趣味です、みたいなネルシャツ文化系男子がタイプなのだが(前髪が湿気でうねっているとなお良し)
そういう奴ってみんなことごとく、
のんが好きじゃね???(能年玲奈)
あとチャットモンチーも好きじゃね?(あのボーカルの人)
それか
心臓はいつでも喜びに打ち震えている わたしが死にたいと考えているときにも
胸に手を当てて、心臓の声を聴いてみた
「神様からの指示を待ってる」と言った。
夜死にたくて自殺を考えているときも胸に手を当てて、心臓(ハート)の声を聴いてみたら「愛している。星々がきれいでありがたくて」というようなことを言った。カーテンは閉まっていて部屋の中から星空は見えないのに心臓は星空を感じていたのだ。そして、わたしが過去の嫌な言葉を思い出して死にたい気持ちになっていても、心臓は喜びに打ち
詩「空のちょうちょ結び」+おすすめのおまじない
「空のちょうちょ結び」
「空に触るのはカンタン」と少女は言って、わたしより背が低いのに、さっと空に触れて見せた。一瞬のことだった。
それから粘土のように空をつまんでひっぱって、大地と結びつける、蝶々結びで。
「あたしね、ずっとこれやって、歩いてきたの」そう言いながら、15メートル程歩いていって、また、空と大地をちょうちょに結んだ。
振り返ると、世界が形を変えていて、底までつららの伸びたトンネル
樹齢300年のクスノキと喋る
5月1日からクスノキチャレンジと称して、まいにち近所の樹齢300年のクスノキに水やり。『ホドロフスキーのサイコマジック』の真似です。(うつ状態のおばあさんを癒す方法としてホドロフスキーが樹齢ウン百年の樹への水やりを、提案していました。わたしもこの頃情緒不安定なので、やってみることに)
今日も雨の中、行ってきました。
最近はこの時間が一番幸せです。
頭おかしいといわれるの覚悟で言いますが、
クスノキ21日チャレンジ
先日アップリンククラウドのオンライン先行上映で『ホドロフスキーのサイコマジック』を観た。
サイコマジックとはホドロフスキーが独自に開発した心理療法なのだけど、
うつ状態のおばあさんにホドロフスキーが処方したサイコマジックが、
「近所の植物公園にある樹齢200年の樹に、21日間水を与え続けなさい」
というものだった。水を与えることで、樹齢200年の樹とおばあさんが一緒の命になる?みたいなこと