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【SLAM DUNK GI】69話「戦略」
第4クォーター開始
ダニエル・シルバと藤真健司のストリート技「ブーメラン」の連続攻撃から再びボアノイチがリードする。
ルース・オエステ攻撃。
流川は徹底マークに合い、三井の動きは明らかに精彩を欠いていた。
突破口を欠いたルース・オエステは得点できず、
マッチアップは三井と福田。
福田の高いオフェンススキルについていけない三井、三井がコート上で崩れる。
「アンクルブレイク。文字通り足元を崩す!」福田
「ちくしょう、、、。」三井
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福田、ゴール。62-71。
「ルース・オエステ タイムアウト」審判
ボアノイチ、ベンチ
「よし! 相手はジリ貧だ。」ホナウジーニョ
「福田 わかってるな?」藤真
「わかってますよ。三井寿。」福田
「カエデ・ルカワをつぶせば突破口はない。
後はガルサ、べノン、制空権を取らせるな。」ホベルト・権藤
ルース・オエステ ベンチ
「三井、大丈夫なのか?」赤木
「・・・・・」三井
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「どっちにしたってこれ以上、点差をつけられるわけにはいかない。どーする?」宮城
「この天才の個人技で、、、、。」桜木
「どあほう。真面目にやれ。」流川
「てめー前半の活躍を見てないくせに!!」桜木
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具体的な戦略が見いだせないと思われたその時、三井が戦略を立てる。
「宮城、流川にまわせ。赤木は流川が外しやすいようにスクリーンも入れてくれ。」三井
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「流川にペネトレイトさせる。ペネトレイトできるのは流川だけだ。いや正確に言うとペネトレイトはそいつ自身に決めきる力があって相手の脅威となる。」
「ペネトレイトしてもパスしかないなら怖くないからな。その力が一番大きいのはやはり流川だ。」三井
「うす。」流川
「そして外から俺が射貫く。」三井
「膝は大丈夫だ、、、っていうのは嘘になる。が三井寿は死んでない。バシバシこい!」三井
「ミッチ―!! 俺は!???」桜木
「桜木は俺をフリーにするためスクリーン、、、、、。いやお前も狙え。」三井
「????」桜木
「安西先生と習得したジャンプシュートだ。決めろよ!」三井
タイムアウト終了。コートに戻る選手達。
三井が流川に声をかける。
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「流川。」三井 「うす。」流川
ルース・オエステ攻撃。
宮城から流川へ。
「やはりカエデ・ルカワ頼みか?」シルバ
「流川! 強引にいったぞー!!」高宮
流川、ペネトレイト、ゴール下へ進入。
「(流川にペネトレイトさせて)」藤真
「(三井寿だろ!?)」福田
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福田は三井のマークを外さない。
流川には3人が対応、ブロックへ。
「バン!!」 流川、ダンクを決める。64-71。
「決めやがった、、、はは(笑)」三井
「てめー作戦無視か!?」桜木
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「バスケットカウント ワンスロー!」審判
「おおーー!」桜木軍団
「3点プレーはスリーポイントだけじゃねえ。どあほう。」流川
流川、周りの状況を確認、
フリースローをセット。
「(流川のあの目は、、、まさか、、、。)」赤木
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現役NBAプレーヤーの流川楓、オフェンス能力が高く、ここまでの短い時間の中でも遺憾なくその能力
を発揮、観衆も敵も味方もどこかで思っていた。そう感じさせてくれるのだ。
「流川楓がフリースローを外すわけがない。」
その心理に試合中でありながら一瞬でも思わせた。
ただ1人を除いては、、、、、。
流川、フリースローを放つ。
「バン」
「楓様が外した!?」紡希
その時、ただ1人、基礎を怠らなかった男、
赤木剛憲だ。
「バン!」 赤木、ダンクを決める。66-71。
「ゴリラダンク!!」桜木軍団
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「(せんぱい)」流川
流川と赤木はアイコンタクトを交わす。
そして
「ゴン!」 赤木は桜木に一発入れる。
「いて!! 外したのはルカワだろ! 鉄拳ならあいつに。」桜木
「どあほう。4点プレーだ。」流川
「ぬっ」桜木
「バカモノォ!! スクリーンアウトはどうした!!」赤木
反撃ののろしを上げる一発に赤木は吠えた。
「いいか!! 一瞬たりとも油断するな!!!」赤木
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続
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