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イギリスのランニング文化
主要な大会
日本以外でランニングが人気のある国はどこかと聞かれると、アメリカやケニアが思い浮かぶかもしれない。だが、案外イギリスも日本に負けず劣らずランニングが盛んに行われている。6大大会の一つであるロンドンマラソンを始めとして年中5KMからマラソンの大会が多く開催されている。そんな様々な大会の中でもイギリスらしさが一番反映されているのがクロスカントリーとPark run(https://www
#4イギリスのランニング:10000m選手権(Night of the 10,000m PB's)
昨年は田澤廉、そして今年は相澤晃と葛西潤が参加したのがロンドンで行われているNight of the 10,000m PB'sという大会だ。特に今年は各国のオリンピック代表の座をつかむのに重要な試合となり、男子の最終レースは14カ国から39人が出走した。この大会は2013年にHighgte Harriersというクラブチームによって始められた大会で、現在ではイギリス選手権も兼ねる大規模なイベントと
もっとみる#3 イギリスのランニング:2024ロンドンマラソン
今年のロンドンマラソンは現世界記録保持者のアセファ、東京オリンピック金メダルのジェプチルチル、東京オリンピック銀メダルのコスゲイ、世界歴代3位の記録を持つチェプンゲティッチ、そして2022ロンドンマラソン優勝者のが揃う豪華な顔ぶれとなった。男子の方も2022年世界陸上マラソン・2023ニューヨークマラソン優勝のTamirat Tola、そして何と言っても長距離界のレジェンド、ケネニサ・ベケレがスタ
もっとみる陸上中・長距離に必要な自重・ウェイトトレーニング
最近インターバル、イージージョグ、ロングランなど走る練習ばかりに気が取られていてその他の練習が疎かになったので、世界の選手が実際にどのような練習で筋力を補っているか調べてみました。参考になれば幸いです。
Emily Infeld (5000m 14:50)
エクササイズバンドを使った臀筋、腸腰筋、腹筋のトレーニング
Marc Scott (5000m 12:57 ), Woody Kincai
Field work diary #7 Digital & Algorithms
Bodies and platforms
Instagram holds multiple functions including posts, reels, stories, but what is common to them is that they are a tool to create a particular self-image
(Fig.1 ). For example, i
Field Work Diary #4 Anthropology and Image
Encounter and context
The image chosen is a portrait of Naomi Campbell taken in 1987 for the cover of Vogue. It is displayed in the pop culture section of the National portrait gallery, showcasing ph
Reflections on "Disorder" by Helen Thompson (1)
After learning about this book in the podcast, "taking politics" , I decided to have a read on this interesting topic. Since It will take some time to read through and understand what is being said, I
もっとみる箱根駅伝2022振り返り
箱根区間エントリー発表前の29日に記事を一つ書いたが、実際に結果が出揃った今振り返りの記事を書きたいと思う。自分の予想のずれを招いた原因を絞っていくつかみていきたい。
ブレーキ
いくら強豪校でもブレーキがあるとすぐに順位が3つ、5つと落ちる。ブレーキの定義をここでは「区間5番以内も期待できたが15位以下に終わった」とするとこれが明らかに無かったのは大差で優勝した青山学院のみだと気づく。
特に2
箱根駅伝 戦力分析・優勝予想
日頃の情報収集をもとに2022年の箱根駅伝の結果を予想してみた。過去の傾向などからみても、優勝・三位入賞の可能性があるのはシード権の10校と予選会一位・二位の明治大学と中央大学だと思うので、これらの12校を詳しくみていきたいと思う。
全日本大学駅伝の結果
本戦の二ヶ月ほど前に行われ、三大学駅伝の中では距離も出雲駅伝と比べ本戦により近いことを踏まえると、全日本大学駅伝の結果が一番の判断材料だと考