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【雲の中の富士山を登った時の話・1日目⑨】七合目へ

 こんにちは! 雲の中の富士山を登った月見里です!

 今までの記事は、こちらのマガジンにまとめてありますので、ぜひご覧ください!


前回の六合目にたどり着いたところからの続きです!


六合目から見上げると


 六合目から登っていくところですが、早くもすごい現場です!


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結構な斜面を、ショベルカーが動いているのです。

滑らないのでしょうか……不安に思いながら、警備員の人から許可が出るまでその場で待ちます。

待っている間、これから登る上のほうを見ました。


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果てしないです……。

つづら折りのようになっているところが山道のようです。

つづら折りといえば、川端康成の『伊豆の踊子』を思い出すのは私だけでしょうか。

川端康成といえば、雪国の序文、

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」

が有名ですが、川端康成の処女作の『伊豆の踊子』の序文の

「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思うころ、雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追って来た。」

も有名です。とても素敵な文章で、日本文学の名作です! それでいて短編なので、ぜひ読んでみてください!


何はともあれ、このつづら折りの長い道のりを見上げるに、五合目から六合目はせいぜい一時間ほど砂利道、石畳の斜面を歩くだけでしたが、六合目からは登山らしく険しい道のりになっていくのを感じました!




つづら折り


ショベルカーが去ったところで、登り始めます。

つづら折りの壁となっている部分は、金属メッシュと木枠で石を積み上げて固めているようでした。


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片側には柵がないので、若干怖いです。

上を見上げると、相変わらず果てしないです。ひたすら同じ光景が続くような気配がしました。


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上を向くのをやめて足元に目を向けると、五合目から六合目の、綺麗な砂利や石畳とは違って、自然な感じがしました。


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大きな石から小さな石まであって、たまにバランスを崩しそうになります。

登山用の分厚い厚底の靴と靴下でなかったら、痛くて仕方がなかったと思います。是非皆さんも登るときは登山用の靴を履いてください!


Amazonで靴を買うと、サイズが合わなかったり履き心地が悪い場合、無料で返品できる無料試着サービスがあるのでおすすめです!



階段


時たまこのように階段のようになっていました。


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ところどころこのような階段がありましたが、これがまた疲労を蓄積させました笑

階段は、踏むところが土で、段差自体は木の板か何かで舗装されています。その結果、階段の土ばかりが削られて、段差の幅がやたらと大きくなっているのです。それだけではなく、階段の幅が、一段目は大きく、二段目は小さく、三段目は大きく、四段目も大きく……のように、無秩序になっているのです。そのため、リズムの感覚もなく、躓いてしまうこともしばしばあっりました。

ですが、こんな人気のないところでも、きちんと階段を作って舗装されているのは感謝です!



山小屋


ここで、初めての山小屋に遭遇しました!


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か、完全に閉まっています……。

ここはたまたま閉まっていましたが、ほかのところは開いているところもありました!

山小屋の前には椅子が置いてあることが多いので、そこで少し休憩をとったり、荷物を降ろして水分補給をしたりできました!

もっとも、バッグを開けると雨が入ってきてしまいますし、なにより寒いので、腰を落ち着けて休むことはできませんでした笑


上から見ると、このようになっていました。


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トタン葺きというものでしょうか。

右側からは少しだけがけ崩れが起こっていて、屋根にかかってしまっています。




雲の中の苦戦


このあたりから、下から見たときに見えていた雲が、顔にぶつかるようになってきました。すると、眼鏡が一瞬で曇るのです。眼鏡にワイパー機能があればと、生まれて初めて思いました笑。

ですが、ばかげた発想と思われるかもしれませんが、こっちは真剣です! 一度拭いても、すぐにまた視界がぼやけるのはストレスになりますし、なにより、足元を確認しなくてはいけない登山では危険なことなのです。

これから登ろうとする人は、コンタクトレンズにするか、撥水スプレーかなにかを眼鏡につけておくことをお勧めします!





それに、スマホの画面にびっしりと靄がかかってしまいます。私のスマホは防水とはいえ、故障が心配になってしまうほどでした(幸い故障しませんでした)。

そうでなくとも、水滴がつくと、タッチが反応しづらくなってしまうので厄介でした。雨で濡れたスマホの使いづらさは、皆さん経験があるでしょう。それと同じです!

さらに、私のスマホは指紋認証のため、認証ボタンも反応しづらくて、それがまたストレスになりました。

そのうえ、指紋認証が弾かれてしまったときにパスワードを打つのですが、パスワードを少し複雑にしていたので、開くのに手間がかかってしまいました泣

そのため、ぜひこれから登る方は、あらかじめスマホのロックのパスワードを簡単にしておくことをおすすめします!




 今回は以上となります。

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