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読者に愛される20の文章テクニック。おもしろくてハートフルに書ける『召し上がれライティング』

割引あり

文章にも「お・も・て・な・し」を

こんにちは!
文章を書くのが好きで好きでしょうがない甘党、つぶあんと申します。

このnoteでは、ブログ歴14年、本業も企業のSEOライターをしている僕が、「おもしろがって読んでもらえる文章」を書くために大切にしているコツやテクニックをいくつも書きました。

しかし、総括すると、

文章を書くうえで「おもてなし・ホスピタリティーの心」を三度のご飯より大事にしています。

ということを伝えたい。そんなnoteになっています。

ホスピタリティーは、一言でいうと「サービス精神」と訳されますが、素直にこの理解でいいと思います。

「私の文章を読みに来てくれた!ようこそようこそ!ぜひ楽しんでいってくださいね」っていうハートです。

このハートを持つか持たないかで、文章の雰囲気がラーメンにニンニクを入れる前と後のようにガラリと変わります。

・あなたのブログ記事が、ほかの記事と差別化できたものになります。
・Twitterでも反応の高いツイートを楽しく発信できます。
・kindleやメルマガの執筆では、よりあなたの想いや人柄が伝わります。

もちろん、「書く」を「話す」と置き換えてもらえば、音声配信でも活用できます。


でも、ハートがあっても実際書くときにどうしたらいいの?具体例を20個示せ。
って思いますよね。

そんなときに役立つ具体的なテクニックを、まさに20個ご紹介します。

僕の一風変わった、たぶん他では見かけないコツとテクニック。
でも、どなたでもすぐ活用できるテクニックです。

参考にしていただけると逆立ちして喜びます。


こんなふうに思うこと、ありませんか?

・Googleの検索結果はどれも似た記事ばっかり。
・読みやすいけど、なんか無機質な感じ。人が見えない。
・取扱説明書でも読んでるみたい。
・もっと人の体温を感じる、リアルな感じがほしい!
・同じテンプレのお役立ち系ツイート、もうなんか見飽きたな。

世はまさに大発信時代。
たくさんの人がブログや各種SNSで発信する世の中。

いろんな人の意見や考え方に触れられるのは素敵なことです。

しかし、いろんな人のはずなのに、似たような形、同じテンプレ、どこかでも見た主張といったものが多すぎる。

さらに最近では、生成AIが登場し、誰でも上手な文章が書ける環境になっています。でも、それが個性や多様性を消し去っている側面もあるのです。


書いていて“さみしく”なるとき

大発信時代に合わせて、以下のジャンルの教材やコンテンツがとても豊富に存在しています。

・Webライティング
・Webマーケティング
・SEO(検索結果で上位表示を取る技術)
・Twitterを伸ばすツイート術・テンプレ
・生成AIを使ったAIライティング

そして、これらのコンテンツが教えてくれる文章術やテンプレは、瞬く間に世間に広がります。

“皆が似た内容をこぞって仕入れる。それで私たちが見かける発信はどれも同じ形をしていたり、似た主張をしていたりになってしまう。その結果、味気ない取扱説明書みたいな文章が量産されるのだ”

と、アマトー大学のツブアーンヌ教授は提唱しています。


なんてツブアーンヌ教授の言葉を引用しましたが、僕自身もそんな文章を書いていた経験があります。しかも割と長い間。

特に、本業では会社の売上を作るための記事を書くので、うまくいきやすい型や無難な文章で書くように指示されることも多いです。


でも、感じるんです。

読む人との距離が遠い感じを…
読む人に届いてない感じを…
読む人に喜んでもらえていない感じを…

こんなとき、とてもさみしくなるし、つまらなくなっちゃうんですよね。


“あなた”を感じない文章は、響かないし埋もれていく

役に立つ発信をしているはずなのに「ブログのアクセスが増えない」「Twitterでの反応が薄い」

そう感じるときは、あなたの文章に「あなた」が感じられないのかもしれません。

最近ではSEOにおいても、書いている人がどんな人かという部分をGoogleのロボットは見るようになっています。

Twitterで役に立つ情報をそのとき流行っている型に当て込むだけで発信するのも、「またこの形か」と思われて、人は辟易しています。


そういう文章は、Webという大海原に沈んで埋もれてしまう運命です。
沈没したものを丁寧に拾い上げてくれるなんてことは、この忙しい時代にほとんど期待できません。

大事なのは、「あなた」という存在。
あなたが、どんなハートで書いたのか。
ここが文章の心臓部になります。


そして、読んでくれる人へのリスペクト
そのために、「お・も・て・な・し」の精神で文章を書くことは非常に効果的です。

おもてなし・ホスピタリティは、人から人への贈るもの。
文章においても「お・も・て・な・し」の精神は、ときにガツンと、ときにじんわり、人のハートに届くのです。

そして、そんな文章を書いた人に興味を向かせることもできる。
また読みに来てもらえる。

そういうことが起こせるようになります。


「お・も・て・な・し」を演出する3要素

「お・も・て・な・し」が文章に必要なのはわかった。
でも、具体的にどうすればいいの?30字以内で答えよ。
っていうお声が聞こえてくる気がします。

30字では無理なので、こうしてnoteで丁寧に書きます。
回答欄は軽快にはみ出していきますが、その分ボリュームにはご期待を。

これからご紹介する文章の「お・も・て・な・し」のコツやテクニックは、以下の3つの要素に分類できます。

①見た目にメリハリのあるアクセント
②ふっと笑ってもらう
③ときにハートフル

この3つのうち、どれか1つでも備わるだけで、あなたの文章はグッと読みやすくなります。
そして、読者に“おもしろがって”読んでもらえる。そんな効果を加えてくれます。


①見た目にメリハリのあるアクセント

文字がぎっちり、縦にも横にも詰まったページ。
そんなページを開いたとき、あなたは何秒読むことができるでしょうか。

自分の大きな悩みが解消される内容なら、読むかもしれません。
でも、同じ内容が適度な改行と、小見出し付きで書かれていたら?
きっとこっちを読みますよね。

忙しい現代、人は読むのを極力避けたがります。
それなのに、文字を詰め込むのはもはや“イヤがらせ”です。

読む側の立場になってみて、その記事が読みやすいか、もっと言うと「見やすいか」にこだわりましょう。

相手の立場に立つ。
これこそが「お・も・て・な・し」の神髄です。

僕がブログを書くときに意識して使う、メリハリとアクセントのコツをご紹介します。


②ふっと笑ってもらう

笑うということは幸せの象徴です。
幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せを感じられます。
そして、人は自分が幸せじゃないと人を幸せにできないようにできてます。

読んでくれた人を笑顔にできる文章が書けたら、なんて素敵なことだろう。
僕は常にこれを頭において物を書いています。
これも僕なりの「お・も・て・な・し」の大きな要素です。

「笑い」というと「センスが必要そう」と思うかもしれません。
でも大丈夫。
キーワードは「ふっ」と笑ってもらうこと。

この塩梅がとても大事なんです。
本当に笑いのセンスがあると、爆笑で中身が入っていかない可能性があります(実際に、ここまでの僕の文章で爆笑はしてないはずです。←言っといてちょっとさみしい)。

この「ふっ」と笑ってもらえる文章を書くために、僕がよく使う技たちをご紹介していきます。
あなたの記事で読者の方に笑ってもらうことができたら…
その人の記憶には、あなたの記事の印象がほかの記事より強く残るはず。

ちなみに、「ふっ」の塩梅を作る合言葉は、「滑るくらいがちょうどいい」です。


③ときにハートフル

①と②だけでも、これまであなたが書いていた文章より読みやすく、他の記事との差別化も図れるでしょう。

しかし、もう1つ。
これができると最強クラスに人の心と記憶に残ることができるというポイントがあります。

それが「ハートフル」です。
人の心を温かくしたり、ある物事について深く考えるきっかけを作ったり。といったことを、ここでは「ハートフル」と表現します。

記事を読んで、なんか感動した。
なんだか立ち止まって自分なりにいろいろ考えてしまった。

こんなふうに思ってもらえたら、あなたの文章のファンを作ることにもつながります。

この「ハートフル」も、ちょっとした思考や意識を向ける先を知っているとスムーズに書くことができます。

そして、たくさんなくても大丈夫。
1記事に1つだけとかでもOKです。

逆に多いとくさい雰囲気になりすぎます。

だから難しく考えず、「今日はこれ」みたいに、1つずつ試してもらえばいいのかなと。
そんなポイントを思いつく限り書き出しました。


つぶあんて誰?おいしいの?

※このアイコンは妻作

ところで、「お・も・て・な・し」とか、オリンピック招致でも勝ち取ってきちゃいそうなこと言うあなたは誰?
と思われると思います。

聞かれたから答えましょう。こういうものです。

【ライティングについて】
・副業ブログ歴13年
・副業ブログ収入が本業越え
・本業は企業のSEO担当ライター
・Webライティング能力検定1級
・今の本業にも副業ブログがきっかけで転職した
・本業ではSEO記事のほかに、おもしろ系・ほっこり系コラムも担当
・ブログ初期は雑記ブログで楽しく文章を書いてきた
・古き良き個性のある個人ブログや文章が大好物
・楽しむなかで、専門的な知識も独学で得た
・得た知識で特化ブログを運営。収益が一気に増加
・現在、5つのブログを運営中
・情報があふれる時代にブログにたくさんのコメントをいただいている
・これまで書いた記事は1,500近くにのぼる

【素性について】
・妻、6歳息子、1歳娘との4人家族
・人に甘く、自分にはもっと甘い性格(あんこの鑑)
・今後もブログを続けて家族と楽しい生活を送るのが目標

オリンピック招致なんて大それたことはできるはずもありませんが、こんな実績や活動歴ならあったりします。

X(Twitter)もやっていて、そこでもいろんな発信をしています。
おいしいかどうかは、実際に食べてみてやってから判断してもらえるとうれしいです。

文章に関しては、13年という時間のなかで、1,500近い記事を書いてきたことがちょっとした強みです。
また、僕がブログを始めたころにたくさん見かけた、個性ある文章で書かれた個人ブログのあの感じが大好きです。
だからこそ、もっとたくさんの人と、おもしろかったり心が温まったりする文章を増やしていけたらいいなと思っています。

ぜひ一緒に、ハートがこもった文章で書かれた魅力的なもの、作っていきましょう!


僕自身が心から楽しんで書いたnoteです

「お・も・て・な・し」のハートでブログを書いたりSNSで発信することには、もうひとつ大きなメリットがあります。

それが、「発信する自分も楽しい」という点です。


“楽しさ”を感じることができると、「継続」の大きなモチベーションになります。

逆に、楽しさを感じられないと継続ってできないと思っていて。

実際、継続ができなくて成果が出る前に発信をやめてしまうという人も多く存在します。

ブログのエディターに向かってキーボードを打つ。
ツイートを作る枠に文字を打ち込む。

ではなく、

読んでくれた人の顔や気持ちを想像して、気持ちを込めて創る。

こんな気持ちで発信すること。
これが楽しむ秘訣。そして継続のガソリンになります。

僕がブログを13年継続できているのも、ブログを心から楽しんでいるからです。

「ご趣味は?」と聞かれれば「ブログざます」と答える用意があります。

もはや死ぬまでやるんではないかと妻にも心配されています。


もちろん、このnoteも僕の「お・も・て・な・し」のハート満載で書かせていただきました!

「読んだ人はここで笑ってくれるかな?」
「共感してくれたらめっちゃうれしいな」
「これが伝わったら僕は感動で一晩泣く」

こんなことを思いながら、妻と子どもが寝静まったあと、暗い部屋で一人ニヤニヤしながら書き進めました。

超楽しかった。


楽しいのは尊いことです。
なんなら、人生で一番大事ではないかと。

ぜひ、書く自分をまず楽しませましょう。
そのために、20個の文章テクニックを参考にしてみてください。
しゃべりに変えれば、音声配信や動画配信にも生かせるものもあるはずです。

人生も発信も、楽しんだ者勝ちですもんね…!


おもしろくてつい読んじゃう文章テクニック20選

前置きが運動会の校長先生に圧勝できるくらい長くなりました。

えっと、それじゃ、もう始めちゃいますね?
僕のちょっと変わった、でもとてもとても大事にしている文章のコツやテクニック、ご紹介します!

まずはここまで読んでくれたあなたに感謝を込めて、全20個のうち3つをお見せしちゃいますね。


1)一文を短くする。

これはメリハリの部分にあたるテクです。
とても基本的ですが、やっぱり大事。

ともすれば僕は、もしかしたらこれを一番大事にしてるかもです。

  • とにかく読みやすくなる。

  • リズムが出る。

  • 次へ次へ進んでしまう。

文章を書くとき、どこかでその文章を切ることができないか。
斬鉄剣をデスクの脇に置き、常に考えてみましょう。

そう。すると。一気に。読み。やすく。なる。はず。でござる。
(五右衛門、切りすぎ切りすぎ!)

悪い例)
文字がぎっちり、縦にも横にも詰まったページを開いたとき、自分の大きな悩みが解消される内容なら読むかもしれませんが、同じ内容が適度な改行と、小見出し付きで書かれていたら、きっとそっちを読みますよね。

これは、ついさっき書いた内容を一文で書いてしまった形です。
一見して何が言いたいのかわかりません。最後の「そっち」ってどっち?ザ・ストレス。
最後まで読んだときには最初のことを忘れてしまいます。
ていうか、その前にほとんどの人は去っていきます。

はい、じゃ五右衛門といっしょに斬鉄剣を持って、

良い例)
文字がぎっちり、縦にも横にも詰まったページ。そんなページを開いたとき、あなたは何秒読むことができるでしょうか。自分の大きな悩みが解消される内容なら、読むかもしれません。でも、同じ内容が適度な改行と、小見出し付きで書かれていたら?きっとこっちを読みますよね。

はい、5つの文に切り分けました。
文字数は悪い例より増えているのに、1つ1つ「うん。うん。なるほど」と理解しながら読んでいけるはずです。

慣れると。文を切るのが。どんどん。楽しく。なる。でござるよ!
(五右衛門、切りすぎ切りすぎ!)


2)明らかに「大げさ」とわかる表現を使う。

これは笑いを入れられるテクニックです。

大げさな表現は作りやすく、読者にも「ツッコミどころ」だとわかってもらいやすいんです。

例)
三度の食事より朝食が好きなつぶあんです。

いや、朝食かぶってるやん…!
って、思わずなりますよね。

あとはつい先ほどのやつを出してみます。

例)
慣れると。文を切るのが。どんどん。楽しく。なる。でござるよ!

いや五右衛門切りすぎやん…!逆に読みづらい!
って、思わずなりますよね。

  • 印象に残る

  • リラックスしてもらえる

  • 心理的メリハリになる

  • あわよくば“拡散”してもらえる

これだけで、こんな効果が作れます。
ということで、このnoteの存在やご感想はジャンジャン拡散してくださいね!もちろんリンク付きで!


3)体の動きや行動で表現する。

こちらは「ハートフル」を生み出すテク。
人は、人の姿が目に浮かぶとより大きく感情が動きます。

例えば「枕を濡らした」という表現がありますが、単に「泣いた」と書くよりも「夜に真っ暗な部屋で一人涙を流していた」って姿が伝わります。

例)喜び
僕は地球を痛めつけるつもりかってくらい飛び跳ね、ついに彼女ができたことに一人歓喜した。

例)悲しみ
冷たい窓ガラスに額を付けたまま、見慣れた外の景色を無表情で一日中ぼんやり見つめて過ごした。

例)緊張
次にボール球を投げたら押し出しサヨナラ負け。僕は静かに深呼吸して、バカみたいに晴れた空を見上げた。

このように、人の体の動きを入れると、より人の様子が読んだ人にも伝わります。
その感情を持ったときに自分が、その人が、どんな動きをしていたか。
それを思い出して書くだけで、読んだ人にもその気持ちを追体験してもらうことができるのです。

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はてさて、こんなテクニックやポイントを、あと17個ご紹介していきます。
しかも、時間が経つと増えるかもしれないというお得な特典付き。

そんなワケなので・・・

え!?え!?買ってくれるんですね!?ありがとうございます!!
約束どおり逆立ちして喜びますね!はい!(←この約束覚えてくれていた人どれだけいるだろう…)

※つぶあん本人です。天橋立にて

ということで、残りの17個。
作者のクセがちょっと濃いめですが、その分ほかでは出会えないテクニックではないかと思います。

ぜひ思い切り参考にしてやってください!

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