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鳥取、ひとり

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2020年に始まった鳥取生活で思ったこと、考えたこと、感じたこと。
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#鳥取

2023年3月、本を作ろうと思った鳥取でのできごと

2023年3月、本を作ろうと思った鳥取でのできごと

はじめまして。みうらです。
最近、本を作ろうと思い立ち、こっそり書きためていこうと決めたのですが、「自分の手元だけで書くのがいいか、公開して書いていくのがいいか」悩み、一旦両方やってみることにして、2023年4月の最初に始めたのが、このnoteです。
来てくださり、ありがとうございます。

こんな感じで、Podcastの方でもnoteにちらほらかいております。(基本は書評中心。)

ということで、

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たとえ私がいなくとも 潰瘍性大腸炎な私・2023年編

たとえ私がいなくとも 潰瘍性大腸炎な私・2023年編

目まぐるしい一年だった。
と一言で片付けることもできる。あわただしい一年だった。

年末年始で潰瘍性大腸炎という大腸の難病になり、あと少しで年度が終わるタイミングで休む羽目になる。1月後半から初めての休職だ。職場のある鳥取から、実家のある東京へ。奇妙な矢印の行き来をした。2月だけのつもりが、症状が悪化。寒い鳥取のアパートに戻って3月まで休み、新年度にやっと復帰した。
さすがにフルタイムにいきなり復

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潰瘍性大腸炎な私 2023年5月編

潰瘍性大腸炎な私 2023年5月編

病気が発症したのが去年の12月。ということは、半年くらい経った。
目まぐるしい半年だった。

コロナも落ち着いたゴールデンウィークに始まった5月。
私の住む鳥取にも多くの観光客が来ていた。
そんな中、今月は治療法に関して、いろいろ進展があった月だった。
(あくまで患者視点の話ですので、詳しいことは病院・医師など専門家に聞いてください。)

前回は、こちら。

2度の薬の変更最初に試したリアルダで逆

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わたしのキャリア〜地方で教員、病気になって立ち止まる編「無理しないで、私」〜

わたしのキャリア〜地方で教員、病気になって立ち止まる編「無理しないで、私」〜

社会人になって何年目なのか、段々とわからなくなってきた。
とりあえず、7年目に突入しているらしい。
年齢的にも、もうすぐ30代になるアラサーになった。

そんな私の短いキャリアの中でも、それなりにターニングポイントがあった。

最初の仕事は芸能マネージャー。

通信制大学で教員免許を取るため、インターン生活。

そして、コロナ禍が始まった2020年、鳥取での教員生活が始まった。

with コロナ

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わたしのキャリア〜インターンしながら通信制大学編「居心地の良さを求めて」〜

わたしのキャリア〜インターンしながら通信制大学編「居心地の良さを求めて」〜

社会人になって何年目なのか、段々とわからなくなってきた。とりあえず、7年目に突入しているらしい。年齢的にも、もうすぐ30代になるアラサーになった。

そんな私の短いキャリアの中でも、それなりにターニングポイントがあった。

舞台業界に憧れた私は、まず芸能プロダクションに就職するものの、1年半で退職。
教員になるために、通信制大学に入ることにした。

インターンをしながら教員を目指す仕事を1年半で辞

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「帰省」すること

「帰省」すること

このゴールデンウィークは、東京に帰省した。
久しぶりの満員の飛行機。後ろから、「イヤダ。ヤダー!」という元気のいい絶叫が聞こえてくる。
私が知っている鳥取ー羽田便は、いつも静かで横の席もあいていて、寝れるくらいには空いていた。その上、観光客の姿もほとんど見当たらなかった。コロナ禍の終わりを感じた。
どうぞ、泣いていいんだよ、お子さん。私もそっち側だったから。

子どもの頃の「帰省」私にとって、最初

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鳥取の映画館だからこそ出会った映画〜三宅唱監督特集に寄せて〜

鳥取の映画館だからこそ出会った映画〜三宅唱監督特集に寄せて〜

4月、湯梨浜町にあるjig theaterに通いまくった。
三宅唱監督の映画を観るためだった。

『ケイコ 目を澄ませて』から辿る鳥取で「映画館で映画を観ること」

3月、日本アカデミー賞で岸井ゆきのさんが、主演女優賞を受賞した。
三宅監督の『ケイコ、目を澄ませて』での演技に対してで、ちょうど3月にjig theaterでかかることになった。
(にしても、ボクシング映画で主演をすると、賞をもらえる

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予定はひとつあればいい

予定はひとつあればいい

これからの自分に約束しよう。
休みの予定は1個あれば、それだけで十分。
目的に従って、おのずと寄り道の方角も見えてくる。
ないならないで、とりあえずカフェにでも行きましょうか。

ということで、趣味にカフェ巡りを追加しようかな。
いや、もはやそっちが本当の趣味ではないですか?

東京は休みの日人が多すぎて、ふらふら店探すのも大変だけども、選択肢がいっぱいあるのは楽しい。予約しないと大変だけど。

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幕が上がる〜新年度を前にして〜

幕が上がる〜新年度を前にして〜

2023年4月3日。職場復帰した。潰瘍性大腸炎の最初の活動期が一旦落ち着いた頃だった。
前日はベッドに入っても、目から冴えていって寝れなかった。心臓がドキドキしている。遠足前日のような気分だった。

1、2ヶ月前は毎日寝込んでいたから、働けるようになっただけで、少し安心する。
社会に居場所があるような。

もっと休んだら?と言われることもある。
でもやりたい「仕事」がたくさんあった。
そのためには

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