見出し画像

「合板ベット+木枕」が「正しい寝姿・寝返り禁止」。「8時間・睡眠の意味」

①「8時間・平床寝台+硬枕」が「昼間のS字カーブ背骨・頸椎の歪み」を補正。
②「第4頸椎に木枕」は「昼間の前傾・猫背」を逆ぞり修正。
③「睡眠時無呼吸症候群」に「頸椎+硬枕」で「気道一直線」確保。

2024-6-16

[1]「中居正広の土曜日な会『猫背』-5ch-2024-6-8」を見た。また、最近では、「NHK『枕』のトリセツ!痛み・不眠改善SP/2024年6月6日(木)」を見た。また睡眠学の世界的権威・柳沢正史・筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構長がNHK他、「世界一受けたい授業-2023-10-28」では「正しい睡眠は直立した『立った状態』の姿を90度寝させた状態が一番」と言っていました。「正しい寝姿」は下図のようになる。


  「中居正広の土曜日な会『猫背』-5ch-2024-6-8」で印象的だったのは「猫背」の計測に、劇団ひとりさんを壁際に立たせて、壁と「後頭部」の距離を図っていました。劇団ひとりさんは後頭部が2センチ離れているので少し「猫背」でした。

碓田先生は「猫背」にならないようするには、「手のひらを上にして足の付け根に置く」「筋肉を触りながら状態を起こす。」「①顔の面を垂直」「②体を垂直」「③手のひらを上にして置く」を提唱しています。「猫背改善ストレッチ」。
 しかし、現実には無理である。こんなことを会社でやっていればクビになります。それに日中の現実はキーボード、モニターの配置など腕の動きなどで正しい姿勢、矯正は不可能です。カバンを持っての得意先回りなどの「猫背・推進」にならざるを得ません。ここ数年の電車では座っている乗客で居眠りする人はいなくなり、8割はスマホを「猫背」で見ている。戦前の農家は「中腰作業」で「杖と猫背老人」ばかりであった。最近は絶滅した。時代に応じて健康法も変化する。また、exerciseの最大の問題点は「定量的」にどの程度やれば良いか不明な点である。私は足の衰えを補正するため、風呂に入る前にスクワットを50回している。
 結論から言えば、人生の1/3の時間を占める「睡眠時間中」に「無意識に矯正」というのが、一番、合理的である。また、それが「睡眠」の「意味」である。特に私みたいにズボラな人間には定期的なexerciseは不可能である。したがって、無意識の8時間の矯正時間が誰にでも有効です。
 bed・枕」の設計は大事です。上の図面の「就寝姿勢」を8時間することです。それを提唱しているのが、西式健康法の「平床寝台+硬枕利用」です。間違った「ふわふわ布団」での「就寝姿勢」をすると、私が経験したように、強烈な「ギックリ腰」になります。
 「睡眠の8時間は日中のS字カーブ背骨・頸椎の『歪み』を矯正する時間」という「神の配慮(私は無神論者)」ではなかろうか。30分ぐらいの短時間の「神の手」で「猫背」を治すことは無理である。また、すぐ再発します。「日中の『間違った姿勢』は仕方ない。8時間の就寝で治せばよい」というのが人間行動の節理です。
 このような主張をしているのが「西式健康法」です。もっとも西式健康法も「金魚運動」「毛管運動」「合掌合せき」「背腹運動」などのexerciseを推奨しています。私は面倒なのでしません。現在人はスマホ等、他にやらなければならないことが多すぎます。「健康法」には苦行の方法もあれば、気楽に意識しなくても良い方法もある。「朝食廃止」「平床寝台+硬枕利用」は「初期症状」を除けば「意識し無くて良い最高の健康法」である。
 
「平床寝台+硬枕利用」は経験ない人には「恐怖」を感じると思います。昨日まで、「ふぁふぁ布団」に寝ていたのに、「今日から合板の上で寝ろ」とは「拷問」と感じるかもしれません。私は中学2年の時、父親からの強制命令でした。父親の折檻には恐怖を感じましたが、「平床寝台+硬枕利用」自身には「恐怖」を感じる余裕はありませんでした。4か月で「極楽」を感じました。フィリッピンの刑務所ではベッドが足りず、床に寝かされています。腰痛が治って出所できるかもしれません。別に明日から、「平床寝台・硬枕」をしなくても、「ギックリ腰」になったときから始めればよいと思います。私のように「廊下にタオルケット」と「ビール瓶の枕」で寝れば良いと思います。効果を確認してからでも良いと思います。翌日ホームセンターに行き、36版(1800*900㎜/12㎜厚)のコンパネを購入。半分に切断すれば便利です。直接、ウレタン塗装面に寝る場合もよいが、シーツ、ブランケットを重ねる場合は滑るので裏面を利用すると良い。
 現在でも寝具売り場の「布団・枕」は豪華な「夢を売るビジネス」です。戦後、海外からのベッド・枕はスプリンク、ウレタン、ウオーターベッド。日本製では「羽根布団」「ソバ殻枕」などが現在でも豪華に飾られています。その片隅に「コンパネ・木枕」を置けば、「ゴミ」と思われると思います。また、日本の家屋も核家族化し、個人主義になり、夫婦・親子も個室化し、畳の部屋も少なくなりました。毎日の布団の上げ下げが面倒です。それこそ、ギックリ腰になります。「押入れ」を廃止し「万年床」のベッドに変化して来ました。私の父親なら「平床寝台+硬枕利用」を子どもに対して問答無用でしたが、現在の父親は小学生・中学生・高校生の子どもには理論的に説明すべきと思います。まず自分自身の人体実験で効果を確認して、「理科・生物・保健・体育」で「S字カーブ背骨・頸椎」の正しい進化と維持を説明すれば良いと思います。それでも親の言うことを聞いてくれるのは数%だと思います。人間以外の動物は親の言いつけを守り、現在まで「種の保存」をしてきたが、人間は親の言いつけに「反発」して、科学的に「思考・実験」したので発展の一途である。しかし、それゆえ、将来、自爆するかもしれない。

[2] 西式健康法では「西式健康法入門/平川出版社」82ページ~87ページで「平床寝台+硬枕利用」を推奨しています。論理的に一部まちがいはあるが、実体験的には間違いはない。
①「平床寝台」で合板の上で寝ます。9㎜厚コンパネ合板が最適です。ホームセンターで約3000円。
②「硬枕利用」です。「木の枕」でその高さは根拠・理由は不明ですが「薬指の長さの半径の半円」です。「薬指の長さ」などと言うのは余りに「非科学的」だと思います。これでは信用をなくすと思います。しかし、私の7cmは人体実験ではよさそうである。偶然の一致です。私自身は「平床寝台+硬枕利用」を50年間の「人体実験」で効果を確認しております。私なりに後述の「仮説」を立ててみました。壁で「猫背度」を調べたら、「かかと・臀部・肩部・後頭部」が一直線で、後頭部が壁にピッタリ付いています。上図の「正常」と同じでした。「硬枕」は西式通販で売っています。桐製で1万円ですから、どこかで丸太を拾ってきてDIYで半円加工した方が桐製より安定します。
「薬指の長さの定性的法則」は以下の調査ぐらいしかない。「枕の高さ」への定量的な必然性はない。
1988年,イギリスの心理学者ジョン・マニング博士が,胎児期に母親の胎内で生成された「男性ホルモン」(テストステロン)の濃度によって,男性も女性も,人差し指と薬指の長さの比率が決まると示唆した.薬指の成長は男性ホルモン,人差し指は女性ホルモンの影響を受け,男性ホルモンをたくさん浴びた人は人差し指より薬指が長いとされている.
https://www.ocmw.ac.jp/contents/sotuken/archives/sotuken/43940
 「私の仮説」/本当は最近流行しているMRIで合板の上に寝て、そのままMRIの断面映像から計測するのが一番よいと思います。第4頸椎と半円枕の垂直中心を合わせた時の実物長さが最適だと思います。最近の肥満社会では「睡眠時無呼吸症候群」に「頸椎+硬枕」で「気道一直線」確保も要素に入ってきます。桐の木枕で就寝中、5Kgの頭は第4頸椎を「支点に浮いた状態」になります。これで5Kgの加重が頸椎の背中方向に掛かり、昼間に「二足歩行」で頸椎の喉側に傾斜して「猫背」になった「頸椎」を反対側に戻す作用になります。それも8時間掛けて、じっくりと治します。当然、寝てしまえば痛みも感じません。「寝返り」も許されません。
「硬枕利用」の良いところは「正しいS字カーブ+頸椎」の「前(猫背)・後」を矯正するだけでなく、寝返りが打てないので、「左右」も矯正します。「左右」の矯正などは「片側掛けカバン等」で加重により下がっている肩に有効と思われます。運転手、野球選手、フィギア選手には特に有効と思われます。大谷選手は「右投げ・左打ち」なので「S字カーブ背骨」の運動のひねりは相殺されます。2度の「右ひじ」の手術は過剰使用で当然です。
 私と同じ人体実験をしている「西式健康法信者」は現在でも数万には越えると思います。100人以下の少数、短期間の実験ではありません。「平床寝台」「硬枕利用」は「正しい頸椎・S字カーブ背骨」を維持するための「正しい睡眠姿勢方法」だと私の50年の人体実験で確認しています。「平床寝台」「硬枕利用」を実践している人で、「脳梗塞(木枕)、背骨・骨盤異常(合板ベッド)」の人が1人でも入れば報告してもらいたい。ただ、上の本でおかしい記述は「平床寝台」「硬枕利用」を利用すると「S字カーブ背骨」が「まっすぐ」になるという記述です。人間の「正しいS字カーブ+頸椎」は「人間の赤ちゃんの四足歩行/ハイハ歩行」から「二足歩行」を完成する10歳までに獲得した頑丈なものです。1夜では変形しません。間違った睡眠姿勢、昼間の「ひねり」などの過激な運動、長時間の椅子での仕事、運転などで少し、変形するのです。それでもギックリ腰になるのです。その少しの変形を睡眠の8時間で矯正するのです。「ギブス」の一種です。「平床寝台」「硬枕利用」で「正しい頸椎・S字カーブ背骨」にすることが、「睡眠」の「二義的」意義です。
 また、最近、柳沢正史教授がNHK他、「世界一受けたい授業-2023-10-28」では「正しい睡眠は直立した『立った状態』の姿を90度寝させた状態が一番」と言っていました。上図の通りです。私も同意します。柳沢正史教授は「平床寝台」「硬枕利用」を取り立てて推奨していません。多分、西式健康法を胡散臭いと思っているのだと思います。しかし、私は「正しい睡眠姿勢」は現在までのところ「平床寝台」「硬枕利用」以外には不可能と思います。将来もっと良いものがでるかもしれませんが。
 この「平床寝台」「硬枕利用」睡眠では「寝返りも打てません」。睡眠中は「寝返り禁止」です。「寝返りを打つの」は「仰向けせずに側寝・うつ伏せ寝」をしていて、体重が「片腹・足・手・顔」に掛かり、接触部が「うっ血」して、「交感神経・副交感神経」が自動的に調整しているのだと思います。そうしないと、圧迫された部分が壊死(床ヅレ)してしまいます。赤ちゃんのC字形背骨/猫背背骨は「正しいS字カーブ+頸椎」完成への途中ですから、重たい頭を支えるために「寝返り自在」です。無意識に「うっ血」を避けているのです。赤ちゃんの頭は頭蓋骨が確定するまで、1年は掛かります。別にどうでも良い話ですが、赤ちゃんの枕を平らなものにすると「絶壁頭」と言われ、後頭部が平らになります。古代人には「長頭信仰」もありました。乳幼児の生後1年以内の頭蓋骨なら簡単に変形できます。私の小学生時代、クラスには「絶壁頭」が数人いました。私達はよく「ゼッペキ」をあだ名をつけてからかいました。最近は「ドーナツ」枕で球形になるようにしています。スイカ等と同じです。
 このことは成人の正しい就寝姿勢に「未成熟・未進化/四則歩行」の赤ちゃんの就寝生態は絶対に参考してはならない。「寝返り絶対禁止」です。えてして、識者は赤ちゃんの「寝返り」を良いものとして、大人にも参考しようとしている。間違いである。「寝返りは絶対必要」という検証なしの前提と「寝返りの意味」を検証せずに「寝姿」を議論している。
[3]そこで私は「睡眠」の「意味」を考えてみました。人生の1/3の時間を過ごすのです。「無意味」ではないと思います。
①「一義的」には漠然ですが、「脳細胞・神経細胞の安寧・回復」だと思います。この必要証明は簡単です。人間に対する「拷問」で100%の致命傷を起こすのは「むち打ち・電気ショツク」などの「痛み」を伴うことではなく、「寝かせない拷問/不眠拷問」です。「不眠拷問」は最終的に「脳細胞・神経細胞を破壊し、精神傷害」を起こし、「死に至ります/致死率100%」。このことから人間が生存・生活を維持するためには「睡眠」は必須だということです。人生の1/3の「睡眠時間」の意味です。その回復のメカニズムはまだよく分かっていません。睡眠中も稼働している組織はあります。コンピュータでも、元電源を切れば「死」を意味します。コンピュータの「sleep」はいつでも「稼働できる状態」です。人間と同じです。
 最近、その「不眠が身体に与える破壊メカニズム」を説明したすごい論文が発表されました。内容的には残酷ですが、科学的には最高の論文だと思います。
「マウスを眠らさない新しい拷問法を開発した」というゾっとする論文(11月27日 Cell オンライン掲載論文)2023.12.12
https://lab-brains.as-1.co.jp/enjoy-learn/2023/12/56908/
眠れないのは頭の中の問題で、これがなぜ白血球の骨髄からの動員とサイトカインストームを誘導するのか調べ、眠れないことで脳血管関門からの分子の湧出が上昇すること、そして脳内でプロスタグランジンD2 の濃度が高まり、これが障害された脳血管関門から末梢に流れ出し、サイトカインストームの原因になっていることを突き止める。実際、脳血管関門から抹消への流出に関わることが特定できたトランスポーターABCC4 が欠損したマウスでは眠らなくてもサイトカインストームは起こらない。

「不眠」は「脳細胞を破壊するだけでなく、最終的に体内臓器も破壊」するということを証明した科学的論文です。したがって、「不眠」は人間にとって「致死率100%の」の「二者択一/alternative」な関係である。論文引用者はマウスへの「拷問致死」方法が人間実験にも正確に適用可能な実験の成果を心配している。4日間掛けた死刑執行・人体実験をにおわせています。原論文が中国で発明・発見されているからである。追試には人間に近いチンパンジーでする学者も現れるだろう。
 人間を動態観察すれば「日中活動」「睡眠」「死」のいずれかに属する。「睡眠」は「日中活動」と「死」の中間に位置する。その「睡眠」には交通事故による意識不明状態の睡眠も含まれる。「睡眠」はいずれの時間に終了し「生か死」の方向に落ち着く。

活け締め(WIKI)

 魚を活け締めした場合、自然死させた場合と比較して長期間鮮度を保つことができ、また味も良くなる。活け締めの方法は魚により異なり[5]、例えばヒラメやマダイでは目の後ろにある魚の急所に手鉤を打ち込み気絶させた後、延髄や尾の付け根に切れ目を入れその後血抜きする。マグロの場合、延髄に螺旋状の針を入れて神経を破壊し、さらに血抜きをして、エラと内臓を外して水の中に入れる。上手く活け締めが行われると、魚は鰭を一瞬跳ね上がらせた後、安静状態になり全ての動きを止める。

 私の想像だが、豚・牛の「屠殺」は「突然死」なのでその肉は鮮度を保てるが、魚類は「自然死」させる場合が多い。しかし、「心肺停止」で死に至らせた場合、その過程でまだ、脳・神経は生きていて、そこから「腐敗促進物質」が分泌され鮮度が落ちるのではないだろうか。「活け締め・血抜き」は脳神経を破壊し、「腐敗物質の体全体への分泌を遅らせている」という技術ではないだろうか。先に「活け締め・死」をしたものが「自然死」より鮮度を保てるという不思議である。

②「二義的」には「一義的程深刻ではないが」「間違った睡眠姿勢」が「ヘルニヤ」「腰痛/ギックリ腰」「猫背」などの「頸椎・背骨・骨盤・異常」を発生させる。最近、発表された「高い枕で脳卒中リスク『殿様枕症候群』」もその一つである。
https://www.ncvc.go.jp/pr/release/pr_41662/
③ 「世界一受けたい授業-2023-10-28」の柳沢正史教授の授業は「寝具が体に合っているか見分ける方法」でしたが、この番組で柳沢先生が上の図のように「立った状態」の姿を90度寝させた状態が一番と説明しています。感心しました。
[4] 1945年生まれの私の中学時代、父親が西式健康法にかぶれて、「朝食廃止」「平床寝台+硬枕利用/敷き布団は捨てられ」「水風呂」を強制されました。「水風呂」以外は現在でも実行している。ただ、27歳で結婚した時には「合板・木枕」は捨てました。妻に変人と思われたくなかったのです。妻に合わせて、妻の実家が用意してくれた「フカフカの布団」にしました。新妻に「平床寝台+硬枕利用」を強制する訳にいかなかったからです。強制すれば離婚になったと思います。
 すると定期的に「ギックリ腰」になりました。最初は理由が分からなかったです。「睡眠不足の時」「寒い朝」「重たいを持ち上げた時」などに「ギックリ腰」になりました。しだいに「ギックリ腰」の「予兆」を感じれるようになりました。「軽傷」で収めれるようになりました。いろいろな「湿布」を試し、「ベルト・コルセット」を巻いて1週間ほどで次第に痛みはなくなりました。
 10年ぐらいして、ある朝、布団から立ち上がった時に過去最大の「ギックリ腰」になりました。その時は強烈で起き上がること、歩くことができませんでした。会社を休み、そのまま寝ることにしました。トイレにも這って行きました。そこで、結婚前のことを思い出し、廊下に毛布を敷いて、そこで仰向けに寝ることにしました。頭にはビール瓶にタオルを巻いて首に当てました。そのまま、「平床寝台・硬枕」状態でトータル20時間寝てみました。翌朝、目が覚めると「ギックリ腰」は完全に治っていました。従来だと1週間ぐらいかかるものが、「飛んでも、跳ねても」痛くありませんでした。
 それから私だけは「平床寝台+硬枕利用」で寝ることにしました。それ以降40年間「肩こり・ギックリ腰」になったことはありません。気になり、西式健康法の本を初めて購入して読んでみました。「平床寝台+硬枕利用」効果の論理説明に気づいたのは最近です。その前の私自身の「50年間人体実験」の結果です。西式健康法には「論理的な説明」はありませんでしたので、調べて、仮説を建ててみました。
その結果、
 「8時間・正しい睡眠姿勢の必要性」とは「平床寝台+硬枕利用の8時間睡眠・必要性」であり、昼間の悪い姿勢を「8時間・正しいS字背骨矯正」「脳細胞リフレッシュ」という2つの重要な役目がある。
ということになります。
理由と根拠は
①「西式健康法入門」には「睡眠」の意味が記述されていました。人間が「四足歩行」から「二足歩行」に変わった結果、「S字カーブ背骨」が育成されました。「昼間」の行動でいろいろ歪んだ背骨を「夜の睡眠」で「矯正」すると出ていました。人間の人生の1/3は「睡眠」の時間です。しかし、従来の「睡眠」の必要性には、上述の「一義的解釈」だけが強調されていました。S字カーブ背骨は5Kgの最重量臓器の「頭」を支えて「二足歩行」するにはバランスを維持するのに必要なので発達したのです。それがなければ走ることも困難です。5Kgの「頭」はボーリングの球と同じ重さです。
「S字カーブ背骨」は10歳までに完成すると言っているが、正しくは「身長伸び停止」までが正解なのではないだろうか。10歳以降で背骨・頸椎は伸びないかどうか、計測する必要がある。
 「西式健康法入門」では「就寝時、背骨を直線に矯正する」と言っているが、これは間違いと思われる。「平床寝台+硬枕利用」でも背骨は直線にならない。S字カーブ背骨、頸椎を維持する。「平床寝台+硬枕利用」は「正しいS字カーブ背骨」を維持・矯正するためのものである。8時間掛けて「正しいS字カーブ背骨」に矯正するのである。最近は正しいS字カーブ背骨を維持できないことが増えている。「フワフワ布団」「殿様枕」「事務職のデスクワーク」「長時間運転」「スマホ・PC利用の正しくない姿勢」「過度のスポーツ選手の練習」などである。
② 「正しい睡眠姿」は柳沢正史教授が述べているように「立った状態の姿を90度寝かせた状態」を固定するため「ギブスをはめた状態」にしなければなりません。「平床寝台+硬枕利用」で寝て、「背骨をS字カーブ状態」で8時間、「寝返りを打たせず」の状態が一番良いようです。指の骨折なら「ギブス」を当てていればその状態で1週間で「骨折部」が「正しく固化」しますが、「くねくねした」「背骨」には直接ギブスを当てられないので、「平床寝台+硬枕利用と自分の体重」で「正しいS字カーブ状態」にするということではないでしょうか。それも8時間必要という事でしょうか。「平床寝台+硬枕利用」はS字カーブ背骨・頸椎への「ギブス」ということだと思います。
 よく、「整体師」の方で「神の手」を持っている人が「腰痛」の「背骨の歪み」を「指圧」などで一発で治す人がいます。しかし、痛みがなくなっても、自宅に帰るまでに「再発」すると言われています。一番良い方法は「板の上に木の枕+8時間の睡眠」というのが一番良いのではないでしょうか。したがって、「寝返りは厳禁」になると思います。そうなると「整体師」の方の仕事を減らすことになります。
[5] 「世界一受けたい授業-2023-10-28」番組の中で、柳沢正史教授の説明のあと、大谷翔平のスポンサーの「西川」の「マットレス」と「枕」の宣伝をしていました。そこでは大谷選手が「寝返り」を打って「枕の決定」をしていました。それではダメだと思います。また、柔らかい布団でした。それが原因かもしれませんが、昨シーズン終了10試合前に「腰痛」で以後の試合に出れませんでした。「西川」の寝具を利用している限り、「腰痛」は再発すると思います。野球は「背骨・頸椎・骨盤」「筋肉」「じん帯」を酷使する不健康な競技です。大谷翔平が受けた「トミー・ジョン手術」はピッチャーの「肘酷使の職業病・手術」です。それと同じです。「平床寝台+硬枕利用」をしないと腰痛は私みたいに再発すると思います。
 同じ寝具のCMでもフィギュアスケートの浅田真央が「エアウィーヴ」を宣伝しています。非常に薄いシーツで、遠征先にも持参しています。ホテルのベッドでは柔らかすぎて背骨を痛めてしまいます。また、昼間の激しい練習などで酷使した背骨の回復はできません。フィギュアスケート競技は「背骨を痛める」ことを競う競技です。わざわざ「S字カーブ背骨」を捻じ曲げる程、得点が高いのです。「4回転方向」は「一方通行」で「逆回転」はありません。本当はベッドでなく、床にシーツを敷いて寝るのが一番良いのです。それでは寝具メーカーはつぶれてしまいます。最近の「エアウィーヴ」は「分厚く」なってきています。良くないと思います。私みたいに2000円の合板と、1万円の桐の枕で50年間寝られては寝具メーカーの儲けになりません。浅田真央が「薄いシート」を宣伝するまでは、戦後、一貫して「ふわふわベッド」が最良の寝具でした。欧米の寝具メーカーの宣伝は「S字カーブ」を痛めるものばかりでした。最近、一部のアスリートは浅田真央を真似て、自身の実体験で「薄いシート」を利用するようになりました。「睡眠」の意味を理解すべきだと思います。我々はスポーツアスリートは「健康美」として認識しているので、企業もそれをCMに利用しています。しかし、アスリートの肉体改造の実態は「不健康」の見本ではないでしょうか。極限まで、「筋肉増強」「体重増強/相撲取り」などは「奇形」ではないでしょうか。フィギュアは逆に減量作戦で、異常のダイエットをしないと、回転できなくなります。体重制がある場合は少しは救われます。しかし、「減量・過激練習」で体をイジメています。
 スポーツ選手は常人より、肉体を酷使、破損しています。「不健康・競争」です。それであれば「平床寝台+硬枕利用」で8時間かけて、昼間の練習の酷使を矯正しなければなりません。常人との比較をするために、プロ野球選手の「腰痛」「寝姿」の調査が必要だと思います。私のように父親から「平床寝台+硬枕利用」の「強制執行」という訳には行かないので、シーズンオフから希望者に「平床寝台+硬枕利用」を試して、比較する必要があると思います。浅田真央が見本です。
 いずれにしても、「8時間・平床寝台+硬枕利用」で「正しいS字カーブ背骨」を維持することが一番良いわけです。背骨だけでなく、それを取り囲んでいる多数の「筋肉」も正しい位置で8時間で緊張を解くことが必要と思います。腰痛は筋肉、背骨の近くの神経に当たることにより発生するのです。「寝返り」を打てば、下になった「側筋」「S字カーブ背骨」が体重で圧迫を受けます。それではダメと「交換神経・副交感神経」が睡眠中に自動的に「反転寝返り」を実行させるのだと思います。「平床寝台+硬枕利用」の「正しいS字カーブ背骨」が最高の姿勢です。起床時の「ギックリ腰」は私の実経験では「フワフワ布団」のせいだと思います。「正しいS字カーブ」が維持できないのです。スポーツ・アスリートは8時間の睡眠時間の使い方しだいで選手生命と好成績を維持できると思います。8時間の「睡眠」の意味は「人間だけの二足歩行からきた正しいS字カーブ背骨を維持するための意義」だと思います。現在の整形医、整体師は「治療」に主眼をおいているので、「8時間睡眠時間が予防」ということの意味を理解していないと思います。なぜ「椎間板がズレるのか」を証明していません。
[6] 残念なことに私の妻は現在でも板の上に寝ていません。やっと手に入れた高価な「羽根布団」で寝ています。私の羽根布団は未使用です。いつも居間で腰をひねって45度方向からテレビを見ています。その結果か分かりませんが、昔の「老婆」のように腰が曲がって来ています。骨粗しょう症と脊柱管狭窄症で近所の整形外科に通っています。私が最後の最大のギックリ腰治療を横で見ていたのに、信用してくれません。私がいくら「平床寝台+硬枕利用」を薦めても信用してくれません。現在80歳以上の農村の大家族の中で育った人は祖母が猫背で腰が曲がり杖をついている姿を見ています。私が子どものころの母方の祖母は農家の作業で杖はついていませんでしたが、猫背でした。当時は田植え機も稲刈り機もなく、すべて人力の中腰作業でした。戦前の農家の女性は激しい中腰の農作業、家事労働で歳をとると、ほとんど「腰が曲がり」杖をついての歩行でした。横溝正史「八つ墓村」に出てくる「杖を突いた老婆」は私の子ども時代の農家の老婆全員の姿でした。彼女達が唯一、楽ができるのが、柔らかい布団の上だけでした。「猫背」のまま、「横向き」に極楽の寝姿だと思っていたと思います。そのような「老婆」に「板の上の睡眠は薦められません。常識、習慣というものはなかなか変わらないものです。「正しい睡眠・姿勢・方法」のPRをしてもらいたいものです。最近の農家の主婦は「中腰作業(田植え・除草・稲刈り・井戸端での食事準備、土間の竈での調理)」は皆無になりましたので、その結果、「杖をついた猫背の老婆」も皆無になりました。
 私の「尾てい骨の皮膚」は「板の上の睡眠」で硬くなっています。「しっぽの名残り」の場所なので仕方ないとあきらめています。その部分だけ板に穴を開けていた方が良かったかもしれません。「平床寝台+硬枕」を初めて経験する人が経験する「痛くなる部位」は人によて異なるらしい。私の場合、「木枕」での「頸部」は二日程で慣れ、寝ていても違和感はすぐなくなった。「尾てい骨」が完全に痛くなくならずになるには4ヵ月間は我慢しなければなりませんでした。しかし、我慢して寝ると、次第に慣れました。また、「板と木枕」が完全に「正しいS字カーブ」を維持するかどうか現在でも分かりません。もっと良い形式があるかもしれません。本当は個々人の「正しいS字カーブ」の「3Dデータ」を取り、そのデータで「3Dプリンター」で「3Dベッド」を作成したものが良いかもしれません。その場合は接触部全体が「床ズレ」を起こすかもしれません。そこでソレノイドとタイマーで「ツボ」を刺激した方が良いかもしれません。通常「寝たきり」になると「ふわふわ布団」でも「床ズレ」が生じます。それは常に接地面が同じ場所に当たり「血流不足・壊死」になっていると思われます。「ウオーターbed」などが採用されています。タイマーで皮膚の当たる位置を定期的に変化させて「血流滞留」を防いでいます。私が板の上に寝ても「尾てい骨部の皮膚固化」はありますが、「床ずれ」がないのは「副交感神経」が無意識に板と皮膚の接触部の筋肉を動かしているのかもしれません。「寝たきり」の人にはそれができないか、「ふわふわ布団」で「常時密着」部分が発生し「床ずれ」を生じているのかもしれません。「寝たきりの人」を「板と木枕」に寝かせて「床ずれ」がしないかどうかの実験が必要かもしれません。「カラス板の平床寝台」の寝かせて、下から「密着部」と「血流体温度変化」をモニターする実験が必要かもしれません。安い実験です。私は被験者になりたいです。
実験と言えば「正しい枕+ベッドの選択」で「7個の頸椎+18個の背骨」に実験枕・ベッドをして横からMRI撮影して、「頸椎+背骨+椎間板+筋肉+血管などの臓器」を撮影して、「圧迫」を検査する必要がある。
[7]「Sカーブ背骨」完成過程と「寝返り」の意味。
「Sカーブ背骨」の完成には生後10年と言われている。私はもっと遅く15歳だと思う。というより身長の伸びなくなった時点までではないかと思う。10歳で背骨・頸椎の成長が停止すればそれまでであろう。身長の増加は背骨以外の足の骨だけではないだろう。赤ちゃんの背骨は「四足歩行」の動物同様「C字形/猫背」と言われている。それが「1歳までのハイハイ四足歩行」から「1歳での二足歩行開始」に変わる。これはまさに「類人猿の四足歩行」から「人類の2足歩行への変化/330万年間」を短時間(10年間)」で実現していると言えないだろうか。子宮内の初期の胚は人間も豚も形状ではほとんど同じである。赤ちゃんの前足が「手」に変化し、ジャングルからサバンナに出て「二足歩行」になったのである。現在でも人間の赤ちゃんにある類人猿の前足が木を握って移動していた「グリップ力」はあるが、しだいに退化して、手になり道具を握れるようになった。尻尾も亡くなった。赤ちゃんが「Sカーブ背骨」を獲得する10年間「Sカーブ背骨」の完成過程は私の想像では「破骨細胞と骨芽細胞」の関係で昼間は「Sカーブ背骨」に垂直加重がかかり、破骨細胞が働き、夜の睡眠では垂直加重から解放され骨芽細胞が働き、丈夫にすることを繰り返して完成に近づくのではないだろうか。「睡眠」は「S字カーブ背骨」の成長に必須なのかもしれない。10年3650回の睡眠時の「骨芽細胞」の働きを調べる必要がある。成長の止まった大人でも、「破骨細胞と骨芽細胞」で約1年で体全体の骨が入れ替わるといわれている。骨が約1年で「総入替/骨再構築(リモデリング)」というのは誰が実験したのだろう。誰かアイソトープを飲んで骨に定着させ、それが1年で入れ替わることを確認したのだろうか。「破骨細胞と骨芽細胞」が「壊しては修理」という過程である。修理が破壊を上回れば「成長」になる。私の妄想では24時間の割り振りで「破骨細胞=日中の運動負荷」と「骨芽細胞=睡眠中の安静」という割り振りではないかと思う。調べる必要がある。私の仮説(妄想)が正しければ「破骨細胞=日中の運動負荷」「骨芽細胞=睡眠中の安静」ということになれば「睡眠」の意義がある。相撲取りを太らせ、骨格、筋肉を増強するには「練習・食事・睡眠」の繰り返しである。「練習」がなくなれば「脂肪の塊」になる。
 一方、「筋肉代謝」はどうだろう。人体を支えているのは骨だけではない。筋肉がなければ小学校に置かれている「骨格見本」と同じように「操り人形」になってしまう。「筋肉代謝」も骨の「破骨細胞と骨芽細胞」と同様に「壊しては修理」という過程で筋肉増強になるのだろう。ボデービルダー、スポーツ選手のように筋肉に負荷を掛け、修理が破壊を上回れば「筋肉成長」になるのだろうか。ボデービルダー でない普通の人でも「筋肉の入れ替わり」はあることが、毎日の「基礎代謝」で説明されている。最近の学説は「カロリー基礎代謝」では「増量」が説明できないらしい。「カロリー基礎代謝」関係なく、骨代謝同様、もっと長期での変化であるようだ。私は「睡眠」が重要な役割をしているように想像する。以下の論文は「運動大嫌い」な私にとって、朗報である。ただexercise嫌いの私でも、最近の足腰の衰えを防ぐために「スクワット」を風呂入る前にしている。すると2-3か月で「下腿三頭筋」が硬くなり、増えたような気がする。
運動をしても、しなくても「消費カロリー」は変わらない…最新研究でわかった"本当にやせられるダイエット"運動するほど基礎代謝は落ちるおそれがある2023--02-25
https://president.jp/articles/-/66674
 毎日の基礎代謝を越える飲食は「脂肪として体内蓄積」というのは正しい。入力の「食物」を減らすしかない。短期的には「タンパク質主体の筋肉」増強はボデービルダーのようにタンパク質プロテインと筋肉運動で筋肉破壊・修正で増量するか、直接的には1988年のソウル・オリンピックのベンジョンソンのように「ドーピング」の「アナボリックステロイド」の「筋肉増強剤」で得る方法がある。ボデービルダーを被験者にした研究が必要のようである。
 睡眠の姿勢の議論で「赤ちゃんの寝返り」を肯定的にとらえて、大人にも「寝返り」が必要という議論がある。これは完全な間違いである。「S字カーブ背骨」が完成したら「寝返り禁止」である。赤ちゃんのC字形背骨(猫背)では「完全仰向け寝姿」は不可能である。頭が重いので、「うつ伏せ、側寝」等になる。そうするとベットに接する部分が「うっ血」して壊死を防ぐために「寝返り」が無意識化で行われるのである。かって、赤ちゃんの寝姿には「うつ伏せ・仰向け論争」があった。「うつ伏せ」で死亡事故が起き、最近では「仰向け」に落ち着いた。
 「S字カーブ背骨」の完成した大人の場合は「正しいS字カーブ背骨」を維持するために「寝返り禁止」である。当然、「水平・仰向け寝姿」になる。そこで、「正しいS字カーブ背骨」を維持するための「ベッド」「枕」を設計しなければならない。このことから現在の大部分の「ベット・枕」設計は失格である。西式健康法では合板(3000円の9㎜厚コンパネ)+1万円の桐の半円枕(薬指の半径長さ枕)を推奨している。この設計の根拠は示されていない。しかし、私の50年の人体実験の結果正しい。この「8時間・平床寝台+硬枕利用」を否定する人は、自分で人体実験してから言ってもらいたい。1年我慢すればとりこになる。悪くなることはない。私は「平床寝台+硬枕」の期間は「肩こり」「腰痛」は皆無であった。中学2年から結婚までの12年間。「平床寝台+硬枕」を捨てた新婚から10年間の「ふあふあ布団」による10回以上のギックリ腰。「平床寝台+硬枕」に戻して現在までの40年間の比較をしての検証である。私1人の人体実験では信用できないが、数万人はいるだろう西式健康法の実践者を調査する必要がある。西式健康法はすべて正しいと思わないが自分に適用できるものを選べば良い。また、「平床寝台+硬枕」で寝た時に、両足の開く角度をどうするかは私は理解していない。自然に足を投げ出すと、多分15度ぐらいだろう。角質化した「かかと」が設置している。「O脚」にはならないだろう。
[8]「山田朱織-枕外来『玄関マット枕』」と「西式・平床寝台+硬枕」の比較。
「床寝台+硬枕」は「8時間掛けて、昼間の背骨・頸椎」の歪みを矯正。「寝返り禁止」
1) 枕の高さは大差がない。しかし、「山田朱織-枕外来『玄関マット枕』」は「布団と枕」を合わせての実験でないと無意味。ベッドが沈んでしまえば枕の高さは変更される。
2) 「山田朱織-枕外来『玄関マット枕』」は「寝返り」可能にしている。「西式・平床寝台+硬枕」は「寝返り禁止」である。それは「寝返りでS字カーブ背骨が上から見ると左右にツイストするからである。」なぜ「寝返り」が必要なのか説明してもらいたい。「寝返り」が許されるのは赤ん坊から10歳までの「S字カーブ背骨」完成まてである。大人は昼間の活動で左右のひねりを「寝返り禁止」で補正しているのである。これを統計的に確認する方法がある。日本人は圧倒的に「右利き」が多い。昼間の活動では上から見ると、「CCW反時計ひねり」をしている。「寝返り」をしている大人の「ひねり度」を調査すれば「CCW」ではないだろうか。
3) 両者は枕を置く位置が異なる。「西式・平床寝台+硬枕」の「半円木枕」の中心は第四頸椎に合わせる。5Kgの頭は「宙に浮いている」状態である。一方、「山田朱織-玄関マット枕」の設置位置は頸椎に触れず、離れて後頭部で支えている。頸椎は「ブリッジ状態」になっている。
「西式・平床寝台+硬枕」は日中の活動で「前方負荷」の矯正のために後方に反らす負荷をかけている。一方、「山田朱織-枕外来『玄関マット枕』」は背骨と頸椎の角度がより前向きになるように負荷がかかる。昼間、居間のソファでくつろいでいる時でも「前傾、猫背」で頸椎は「前のめり」である。「山田朱織-枕外来『玄関マット枕』」では睡眠中にも「前方方向負荷」になる。頸椎矯正にはならない。また、寝返りをすれば「S字カーブ背骨・頸椎」は睡眠中に左右方向に変形する。




 一見、直接木枕を当てる「西式・平床寝台+硬枕」は頸椎に圧力を与え、「枕ヘルニア」を起こす可能性か考えられるようだが、実際は逆の現象になってる。私は50年間の人体実験では何の問題もなかった。それは「硬枕」が頸椎内の神経、血管、リンパ管、軟骨椎間板にダメージ与えない構造になっている。7個の頸椎には喉側には軟骨の「椎間板」があるが、背中側には椎間板はない。私の想像ではこのことが、「枕ヘルニア」を起こさない要因かもしれない。背中側に椎間板がないのは、ここに「硬枕」を当てて、「寝返り禁止」にし、「頸椎・逆ぞり矯正」をしているのである。「就寝8時間で正しいS字カーブを維持」しなさいという「神の配慮(私は無神論者)」としか考えられない。「なぜ、人の頸椎背中側に椎間板がない理由」を知りたくて、チンパンジーの頸椎をgoogle検索したが見あたらなかった。チンパンジーの頸椎の背中側に椎間板があれば「二足歩行への進化」になる。チンパンジー学者に確認しなければならない。ゴリラは重たい頭を支えるために「頸椎背中側」は強力な筋肉と頑丈な突起で釣り上げている。
人間の頸椎背中側に椎間板がない理由の私の推論に反対する整形医、解剖学者はその理由を説明しなければならない。また、「西式・平床寝台+硬枕」には後述の「睡眠時無呼吸症候群」の「気道一直線」の確保にも大事である。肥満時代の現在では「気道一直線」を確保するのが「枕の正しい高さ」になるだろう。
このことから「木枕」の「正しい高さ」は「薬指の長さ」でなく、板の上に寝て、第4頸椎に「木枕」を当てて、頭が板の上から浮く高さである。これにより、日中の前傾・猫背に対して、「逆負荷」を掛けて睡眠中に矯正するのである。
私自身の体でいろいろ試してみた。「殿様枕症候群」の12cmでは高すぎて「逆負荷」にならない。と言っても5cmだと、第4頸椎のみで頭全体を「線状」で受けるので、当たる部分が痛い。7cmだと「第3頸椎+第4頸椎+第5頸椎」の「面状」で受けるので楽である。「薬指の長さ」に偶然、合っている。本当は「半円」でなく、「楕円/長円」で、私の場合、高さ5cmにすると、長軸14cm、短軸10cmの「長円」を半分に切断した「高さ5cm」ものがよさそうである。後述の「睡眠時無呼吸症候群」にならないように「気道一直線」になるように「MRI」で実測したものが良いだろう。基本、睡眠時、頸椎は「後屈」でなければならない。
4)「西式・平床寝台+硬枕」にしたとき、身体の設置点(面)の「思考実験」をした。本当はガラスのベッドに寝て下から観察すべき。下半身から上半身へ見てみる。
①「かかと」で接地。成人では「角質化」しているので、負荷がかかっても壊死することはない。
②「尾てい骨」で接地。私が「平床寝台+硬枕」を初めて採用した時、慣れるまで4か月間、痛くて苦しんだ部位である。50年の「平床寝台+硬枕」でも角質化はしていないが、近隣の皮膚より「ざらついて」いる。他人にみせる部位でないので問題ない。
類人猿の特徴は、尻尾がないということです。 厳密に言うと、非常に小さく退化した尻尾の骨(尾てい骨)は体の中に残っていて、筋肉の付着部位として役に立っています。 一般に、長い尻尾は素早く動く際に体のバランスを保つ働きがあります。
③「臀部/骨盤」で接地。厚い臀部・脂肪層で受けている。内部には「骨盤」がある。「寝たきり」になり、臀部の「脂肪層」が少なくなり、骨盤の重みを受ければ壊死する可能性がある。S字カーブ背骨は「臀部/骨盤」から「肩甲骨」の間で「宙に浮いてる」状態である。肥満の太鼓腹でない限り、変形することはない。S字カーブ背骨は「瀬戸大橋の架橋部」である。「横風の影響」を受けないように「寝返り禁止」である。「骨盤」を google検索すると「骨盤矯正」のCMが大量にある。私は「平床寝台+硬枕」を実践しているので「骨盤」には異常はない。
④「肩甲骨」「僧帽筋」で接地。 肩甲骨の背中側は頭部まで伸びる強力な「僧帽筋」に覆われていて、睡眠中に負荷が掛かれば単独で無意識に運動して壊死を防いでいるのではないだろうか。また、 硬枕で第4頸椎が支点になり、頭部5Kgとバランスを保っているのではないだろうか。第4頸椎は「瀬戸大橋の支柱」と同じである。
⑤「頸椎+硬枕」 で接地 。頸椎と頭部(5Kg)を受ける。 背中側・頸椎は「椎間板」がないので「枕ヘルニア」にはならない。また、「寝返り禁止」なので「S字カーブ」水平方向の背骨変形を防ぐことができる。頸椎・背部は頭部までつながる強力な「僧帽筋」に覆われ、頸椎への重力負荷を守っている。臀部の脂肪層と同じである。睡眠中、壊死しないように無意識で単独で運動してるのかもしれない。
以上の「思考実験」を証明するのはガラスの上に8時間「硬枕」で寝て、下部から設置部位の「温度変化」。「接触部位の運動」を撮影分析すれば良い。長期間撮影すれば接触面がどのように壊死を防いでいるかを観察できる。
12cm以上の枕の高さは「殿様枕症候群」を「枕ヘルニア」を起こし「脳梗塞」の原因になっていることが、最近の論文で発表された。「ミスターサンデイ-高い枕で脳卒中リスク「殿様枕症候群」医師2人の発見秘話。2024年6月2日放送」
枕が高いと脳卒中になる? ―特発性椎骨動脈解離と高い枕の関係と、殿様枕症候群の提唱― 
2024年1月30日国立研究開発法人国立循環器病研究センター 
https://www.ncvc.go.jp/pr/release/pr_41662/

[9] 「睡眠時無呼吸症候群」に「頸椎+硬枕」は「気道一直線」確保。
「睡眠時無呼吸症候群」には重症度により、いろいろな治療方法がある。手術、CPAP療法などで強制的に空気を送り込む方法とか、舌が気道を塞がない「横寝枕」とか、サイトには広告があふれている。根本的な治療は「気道」回り「肥満」を解消することである。そして、「頸椎+硬枕」で首を後屈にするため第4頸椎に「木枕」をセットして、頭を下げる頭位にすることである。「気道一直線」を確保をすることである。「側寝」などをすると「背骨+頸椎」にひねりなどの別の問題を発生させる。「肥満」解消には「ダイエット」しかない。それには「朝食禁止」も一つの手段である。「肥満は病気」ということをいうために「メタボ(Metabolic Syndrome)」と言われているが、無視されている。飽食の現在で肥満は増え続けている。当然、「睡眠時無呼吸症候群」も増える。
 CPAP療法などは私には死期が迫った患者にICU(集中治療室)での「酸素吸入」しているように見える。自己呼吸できないという意味で同じである。私は父親の臨終に立ち会った。老衰だっだが、最後は酸素マスクをして、意識はなく、マラソン選手のように顔を真っ赤にして呼吸していた。医師からは「間もなくです」と言われた。30分ほどして、ナースセンターにブザーが鳴り響き、「心停止です」との言われ、医師、看護婦がベッドに上がり、交代で、心臓マッサージをほどこしていた。私が途中で、「もう、結構です」と言っても、蘇生を30分程試みていた。
 
 麻酔科医は、口や鼻から肺に空気が入りやすい状態をとります。つまり、仰向けで寝ている患者さんの頭の位置を工夫して空気が入りやすいようにするわけです。首を後屈(後ろに伸ばす)して枕を高くする頭位(Sniffing Position)や首を後屈して肩枕を入れて頭を下げる頭位(Triple Airway Maneuver)にするとマスク換気がしやすくなります。これはどちらも口と肺の入り口である気管の軸を一致させ、空気の通り道を直線にするための頭位です。つまり、枕は高くても低くても首が後屈できていれば呼吸には良いことがわかります。
https://ibiki-clinic.com/doctor.html



「頸椎+硬枕」は「気道一直線」を可能にする。

[10] 「不眠症」は若い時になるのか。「平床寝台+硬枕」のバランス
 私自身の体験を考えると、10-30歳代までは不眠症に悩まされたが、50歳になると、いつでも、どこでも眠れるようになった。若い時は「平床寝台+硬枕」に寝ても、次の日の試験、仕事を考えると、明け方まで眠れず、そのまま床を離れて、「不眠」のまま仕事に向かった。50歳代になると電車の中、仕事中でも椅子の背もたれにもたれて眠れるようになった。一度は米国で直線200Kmの州道を70マイルのクルーズモードで走っていて、居眠り運転になり、工事車両にヒットして、助手席を大破した。私は悪運強く、何事もなかった。自動車会社の「衝突試験」の「ダミー実験」と同様であった。
また、何事にもバランスというものがあるようだ。「平床寝台+硬枕」を50年続けると、昼間、起きている時に「うつ伏せ」に寝たくなる。「背骨」が要求しているようである。

[11] 西式健康法には「朝食廃止」という概念があります。「朝食」は害があって益なしということです。私も論理的に理解できないまま、中学2年の時、父親からいきなり「朝食禁止令」がでた。母親に調理禁止させました。弟3人は学校に行く途中に「パン」を買っていたことを後で知りました。長男の私は食べずに登校すると、「育ち盛り」なので、午前中は「飢餓感」「倦怠感」が襲ってきました。当時は米の配給制度があり、私は父親より配給量が多かったことを記憶しています。午前中の授業では空腹で教師の言っていることもうわの空でした。10時ごろになると「胃液」が喉に逆流してきて、ヒリヒリしました。水道の所に飛んでいって水で薄めました。11時ぐらいになると「黄色い幻覚」が目の前を走るようになりました。それは丁度、私が60歳になったとき、突然現れた「セピア色の飛蚊症」に似ていました。色は黄色でした。昼食を取ると安定・均衡になりました。1週間程度で徐々に「飢餓感」「倦怠感」はなくなり、朝食を取っていた時と変わらない状態になり、「胃液」も逆流しなくなりました。「パブロフの犬」と同じです。軟式テニス部でも体力に問題ありませんでした。その時代は運動中の「水分補給」は禁止でした。現在は必須です。また、「ウサギ飛び」は「体罰」ではありませんでした。「常識」というのは変えられるものです。その常識も科学的根拠のないものが多いです。20歳以上の人が「朝食禁止」にすれば「空腹感」「倦怠感」は1ヵ月ぐらい続くかもしれませんが、朝、30分余分に寝れます。昼食がおいしくなります。朝食費が浮きます。何よりもダイエットになります。
 最近、小学校で経済的に朝食が食べられずに登校する児童がいることが問題になっています。私は健康上、全然問題ないと思います。しかし、教育学者は問題視し、学校で朝食を準備するような間違った「食育」をしています。また、教育界だけでなく、医学界・栄養学会からも「朝食」を取らないと、「学習能力低下」「倦怠感」などで問題視されています。極めて、少数の医者が「朝食廃止論」を言っても無視されています。私は自分自身の人体実験から「朝食廃止」は「健康」に良いと思っています。医学界・栄養学会の「朝食廃止」を非難する人のすべては自分自身で「人体実験」しないで、大学の栄養学の教科書を鵜呑みにして主張しているだけです。彼らの主張する「学習能力低下」「倦怠感」は若い人で最初の1-2週間で消え、均衡になります。成人でも1ヵ月で「均衡」が得られます。私は60年間「朝食廃止」で問題もありません。最近は「夕食」だけになっています。
 「朝食」は「タバコのニコチン」「コーヒーのカフェイン」「アルコール」などと同じ「麻薬」だと思います。朝食を取っていると、その時「血中糖度」が上がり、その状態で「均衡」しています。朝食の時間になると「パブロフの犬」と同様、「血中糖度」が下がり、胃液が分泌され、「飢餓感」が起き、「糖分」の補給を要求するように脳が指令します。しかし、1週間、「朝食・絶食」すれば、「血中糖度なし」で「均衡」し、「禁煙」できたのと同じ状態になります。「朝食」は「タバコのニコチン」と「依存性」は同程度ですが、「アルコール」の依存性は「アル中」になるほどとらなければ、依存性はありません。朝食はニコチンとアルコールの中間ぐらいの依存性だと思います。ただし、「タバコのニコチン」と異なり「昼食・夕食」での「糖分補給」は生命維持に必要です。朝食/break(中止)fast(断食)と「アルコール」と「ニコチン」は「生命維持」必要はありません。「朝食禁止」はカロリー制限ができ、ダイエットでき、睡眠時間を30分ふやせ、お金も節約でき、良いことばかりです。医学界・栄養学会が科学的に考えるのであれば自分自身で1ヵ月、「人体実験」してから主張すべきと思います。死にはしません。最近は「夜型」の生活で、「朝食の食欲」もなく、取らずに出勤する場合が増えています。それでも問題はありません。しかし、「朝食」を取らなかったという「罪悪感ストレス」を抱えます。自分で科学的に考え、「人体実験」で「禁煙+禁朝食」を同時にすれば良いのです。身体に爽快感が湧きます。自信を持てます。「血中ニコチン・糖分」の「均衡」を達成し、「神経・記憶回路のROM」を書き換えれば「禁煙+禁朝食」の良いことが分かります。そのために「ニコチン、糖分要求」を排除した状態にするには、「水分/ブラックコーヒー(砂糖ダメ)、茶(柿茶)」を「チヒチビ」とり、「胃液・血中ニコチン」を薄めなければなりません。「ガブ飲み」はダメだそうです。
[11] 私は西式健康法での「宿便の存在」は虚偽であると思う。
健康な人のうんちは、80%が水分で、残る20%のうち3分の1が食べカス、3分の1が生きた腸内細菌、3分の1がはがれた腸粘膜です。
 常に大便成分の水分以外の1/3が剥がれていれば「宿便」が滞留できない。内視鏡で簡単に調べられる。私自身、大腸内視鏡で検査してもらったが、下剤を飲んだあとなので実にきれいであった。「宿便」などは発見できなかった。
 私も「西式健康法」の「良いとこどり」の信奉者ですが、「西式健康法」は日本の医学界から無視されています。医師の資格者で推奨することは恥辱みたいです。かって、数十万人いた西式健康法の信者は、現在、ひょっとすれば「絶滅危惧種」 かもしれません。1958-10-20に国会で以下の「西式医学調査委員会設置等に関する質問主意書」が提案された。これでは「ひいき倒し」でした。
「心臓をポンプと考えて、強心剤を投与する現代治療医学は殺人行為が成立するから、すみやかに現行医師法を修正して、強心剤使用の制限法案を加えるべきである」
「心臓をポンプ説」を否定するという、素人でも分かるバカな西式理論を提案したことにより、以後、医学界からバカにされたようである。「心臓がポンプ説」であることは素人でも分かる。下肢欠損の人は「毛細血管で血流を起こしていない」。西式健康法は自分の人体実験で試して、「良いとこどり」すれば良い。そして、西式健康法を「科学的に」分析して、否定すべきは否定すべきである。私は「平床寝台・硬枕利用」「朝食禁止」を科学的に分析し、その良いところを推論をした。その仮説が正しいかどうか分からない。ぜひ、批評してもらいたい。人体実験で試すしかない。それが科学というものである。
 「西式健康法」の信奉者は創始者の西勝造を神格化するあまり、「西式健康法」の間違いを指摘することがタブーのようである。それでは「西式健康法」の良い部分まで、否定されてしまう。特に「健康法」というものは「治療医学」でなく、多くの人に参加してもらわなければならない「予防医学」の「実践医学」である。そこに1つでも間違った学説があると賛同者は得られない。また、学説を科学的に、論理的に説明できなければ、最近の科学的思考を好む人たちの賛同を得られない。「西式健康法」を鵜呑みにするのでなく、自分で疑い、検索し、仮説を立てて、自身の「人体実験」で検証するしかない。

占部聰長 Urabe,Toshinaga
toshi10@lcc-japan.co.jp
#合板ベット #木枕 #正しい寝姿 #寝返り #睡眠 #平床寝台 # 硬枕 #第4頸椎 #猫背 #枕 #不眠 #寝姿 #西式健康法 #ギックリ腰 #S字カーブ背骨 #頸椎 #朝食廃止 #床ヅレ #不眠拷問 #サイトカインストーム #活け締め #ヘルニヤ #脳卒中 #朝食廃止 #水風呂 #西式健康法 #四足歩行 #二足歩行 #S字カーブ背骨 #柳沢正史 #神の手 #整体師 #西川 #エアウィーヴ #腰痛 #脊柱管狭窄症 #猫背 #床ズレ #頸椎 #寝返り #破骨細胞 #骨芽細胞 #基礎代謝 #下腿三頭筋 #ドーピング #アナボリックステロイド #山田朱織 #枕外来 #第四頸椎 #椎間板 #気道一直線 #睡眠時無呼吸症候群 #殿様枕症候群 #骨盤 #肩甲骨 #僧帽筋 #CPAP療法 #メタボ #食育

いいなと思ったら応援しよう!