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社会

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2023年2月の記事一覧

ファブリーズMEN炎上広告チェック!背景ジェンダー構造解説

ファブリーズMEN炎上広告チェック!背景ジェンダー構造解説

厳しめ!広告の炎上チェック評価:問題度 中
結果:プチ炎上
理由:臭い人がいじめられているように見える
対象広告:ファブリーズMEN エレベータートラップ篇

なぜ炎上したのか?ポイント解説ネガティブな訴求方法
1 消費者を焦らせて購買につなげようとする
2   男性が女性にいじめられているように見える
3   男性と女性の構造が見える

1   消費者を焦らせて購買につなげよ

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連合――その実力をはかる

連合――その実力をはかる

 先の記事「第26回参院選(2022年)立憲民主党――支持されるとはどういうことか」は、たいへん多くの反響をいただくことができました。国会議員や秘書の方だけでなく、現場で選挙に関わっている方からも、そしてなにより立憲民主党に投票してきた人たちからも評価してもらえたのは望外の喜びです。

 けれどその中に一定数、先の記事は無党派層を重視するあまり、連合に関する記述をほとんど欠いているといった趣旨の批

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高校教師研修で「外国ルーツの若者の葛藤と衝突」を体感してもらいました!

高校教師研修で「外国ルーツの若者の葛藤と衝突」を体感してもらいました!

お久しぶりです!Bridge Projectのゆいかです。
遅くなりましたが、2023年もよろしくお願いいたします。

さて、今回は1月14日に実施した大阪府立高校教師向けの研修についてお話します!「大阪府在日外国人教育研究協議会」さんにお声がけいただいたこと、そして私自身がイタリアと日本のミックスルーツということで、「外国ルーツの若者の葛藤と衝突」というテーマで体感型のワークショップをがっつり3

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「ネトウヨ」専門家が読み取った、ひろゆきの意外な「優しさ」──伊藤昌亮「ひろゆき論」を読む

「ネトウヨ」専門家が読み取った、ひろゆきの意外な「優しさ」──伊藤昌亮「ひろゆき論」を読む

 2023年2月8日発売の論壇誌『世界』に掲載された社会学者・伊藤昌亮さんの論考「ひろゆき論」が、ネット(の一部)で話題を呼んでいる。

■「吉野家オフ」「ネトウヨ」の専門家・伊藤昌亮 伊藤さんは、2ちゃんねるの「吉野家オフ」の分析などを含む論文で東京大学から博士号を取得し、現在は成蹊大学文学部教授。教員になる前は、ソフトバンクのメディアコンテンツ部門で主にIT・サブカルチャー・ネットビジネスなど

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