内山 唯日@Bridge Project

Bridge Project代表、多様性教育ファシリテーター。 体験を通したハッとする…

内山 唯日@Bridge Project

Bridge Project代表、多様性教育ファシリテーター。 体験を通したハッとする学びで、多様性を認め合うために必要な知識・能力・姿勢を育成するワークショップを実施。 22歳までイタリア、大学院は中国、2018年に日本移住。専門は人類学。日本語教師の資格も持っています。

最近の記事

英語で考える多文化共生〜初芝立命館高等学校でのGlobal English Camp〜

お久しぶりです! Bridge Projectのゆいかです。この夏はお陰様でワークショップも多く、充実した日々を送っていました。今回の記事では7月27日・28日に初芝立命館高等学校で実施した「Global English Camp」について書きます。 概要初芝立命館中学校・高等学校では毎年、立命館コースの生徒さんを対象に2日間の英語集中プログラムを実施されています。一つのテーマについて英語で学んだり、話したりするイマージョンプログラムです。Bridge Projectが初め

    • 中学1年生と「自分らしさ&多様性」をテーマにワークショップを実施!

      こんにちは!Bridge Projectのゆいかです。1月26日に初芝立命館中学校1年生の5クラス、約140人を対象に「かがやけ!多様性ワークショップ」を実施しました。各クラス2コマいただき、ファシリテーター3人でクラスの中の多様性や自分らしさを輝かせる✨お手伝いをしました。 自分らしさ&多様性多様性を認め合い、それぞれの個性を大切にしながら共生をしていくためには、まずは自分のアイデンティティと向き合い、自分がどんな人間か、どんな人間でいたいのか、どんなニーズがあるのかなど

      • 高校教師研修で「外国ルーツの若者の葛藤と衝突」を体感してもらいました!

        お久しぶりです!Bridge Projectのゆいかです。 遅くなりましたが、2023年もよろしくお願いいたします。 さて、今回は1月14日に実施した大阪府立高校教師向けの研修についてお話します!「大阪府在日外国人教育研究協議会」さんにお声がけいただいたこと、そして私自身がイタリアと日本のミックスルーツということで、「外国ルーツの若者の葛藤と衝突」というテーマで体感型のワークショップをがっつり3時間実施。約25名の教員の方にご参加いただきました! ワークショップの目的は外

        • 「つなぐ神戸市会議員団」議員様向けワークショップで、思い込みとマイクロアグレッションを取り上げました!

          お久しぶりです! Bridge Projectのゆいかです。 2022年11月16日に「つなぐ神戸市会議員団」の議員の方々に向けてダイバーシティ&インクルージョン研修を実施いたしました。 テーマは「思い込みとマイクロアグレッション」。 きっかけ 今回のご依頼をいただいたきっかけは、実はSNS。 駒ヶ根市議会議員の池田幸代さんとお話をする機会があり、反差別自治体議員ネットワークの存在を知りました。賛同自治体議員の方々の中に、神戸市議会議員の高橋秀典さんのお名前を拝見し、Fa

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          「男らしさ」「女らしさ」~ジェンダーの思い込みとマイクロアグレッション~【企業研修】

          お久しぶりです! Bridge Projectのゆいかです。 ワークショップや研修続きで、Noteを更新できておりませんでした。 さて、今回は2022年11月9日に実施した企業研修「ジェンダー・ステレオタイプとマイクロアグレッション」について少しお話します。 シュハリ株式会社さんからご依頼をいただき、今回が2回目のダイバーシティ&インクルージョン研修でした。ご依頼者様側のレポートはこちら!河合さんご本人の感想も拝見できて、大変嬉しい気持ちになりました。 内容今回はジェンダ

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          保育学科の大学生が「外国ルーツの子どもや保護者の気持ち」を疑似体験

          こんにちは! Bridge ProjectのYuikaです。 今週も保育士志望の大学生さん対象にワークショップを実施しました。 テーマは「外国ルーツの子どもやその家族の気持ちを体験する」。 なんでこのテーマ?日本に住む外国籍の住民はもうすぐ300万人に達します。そして、国籍は関係なく、ミックスルーツの人、帰国子女など外国につながる人の数は年々増えています。そのため、教育現場で保育士や教師が外国ルーツの子どもやその保護者に接する確率はとても高い。 でも、保育学科で外国ルーツの

          保育学科の大学生が「外国ルーツの子どもや保護者の気持ち」を疑似体験

          演技で差別解消を目指すメソッド 「フォーラムシアター」

          皆さん、こんにちは! Bridge Projectのゆいかです。 今回はブラジルの演出家ボアールが発案し、差別解消を目的としてヨーロッパで実施されている「フォーラムシアター」をご紹介します。 私もフォーラムシアターのメソッドをガンガン使わせてもらっています! フォーラムシアターって?「あの時、なんか言えばよかった」 「私の行動は正解だったのかな?」 自分や他人が差別されたり、抑圧された時に、こんなことを思うことってありますよね。いざという時に行動できるように練習をし、色んな

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          大学で「特権」のワークショップ

          こんにちは! Bridge ProjectのYuikaです。 今日は大阪の某大学で保育学科の学生さんを対象に、「特権」をテーマにしたワークショップを行いました。 特権ってなに? 皆さんは「特権」という言葉を聞くと何を連想しますか? 一応、簡単に定義をまとめると、特権は 「特定の社会的アイデンティティやグループに属することで個人が持つ特別な利益や利点」 つまり性別、年齢、経済的状況、国籍、出身地などの要素が理由で他の人より優位な立場に立つことができる力でもある。 でもなんか

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          多様性教育を始めたきっかけ

          こんにちは! Bridge Projectの内山唯日(うちやま ゆいか)です。 22歳までイタリアのローマで過ごし、大学院は中国、4年前に日本に来ました。多様性教育ファシリテーターとして、多様性の理解を促すワークショップを実施しています! ブログを始めた理由 多様性への理解を促す情報を発信したい!というのが一番です。 今までは主にインスタグラムに多様性に関する内容を投稿していたのですが、「文字数多いし、ブログの方がいいんじゃない?」と周りから何度も言われ、ブログを初めてみ

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