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「つなぐ神戸市会議員団」議員様向けワークショップで、思い込みとマイクロアグレッションを取り上げました!

お久しぶりです!
Bridge Projectのゆいかです。
2022年11月16日に「つなぐ神戸市会議員団」の議員の方々に向けてダイバーシティ&インクルージョン研修を実施いたしました。
テーマは「思い込みとマイクロアグレッション」。

きっかけ

今回のご依頼をいただいたきっかけは、実はSNS。
駒ヶ根市議会議員の池田幸代さんとお話をする機会があり、反差別自治体議員ネットワークの存在を知りました。賛同自治体議員の方々の中に、神戸市議会議員の高橋秀典さんのお名前を拝見し、Facebookでフォロー。そして、「つなぐ神戸市会議員団」の皆様が毎月実施されている勉強会の投稿に、私がコメントをしたのがきっかけでした。

ワークショップの様子

今回のテーマ

「思い込みとマイクロアグレッション」が今回のテーマでした。
誰もが持っている思い込みですが、自覚をすることで、それが偏見や差別に繋がることを防ぐことができます。
今回は、思考へのアプローチ、言動へのアプローチを2時間で♪
まずは、レモンを使って「ステレオタイプ」について考えることからスタート。ステレオタイプや思い込みの根源、差別との関係性も深掘りしました。
次に、写真について語り合いながら、人間が陥りやすい思考パターンや、そこに隠された思い込みに気づくプロセスを体験。そして、思い込みの影響を最小限にするための練習を行いました。
最後に、「マイクロアグレッション」を扱いました。マイクロアグレッションは、先入観が理由で相手を傷つけてしまう言動のことで、無意識であることがほとんどです。例として、「○○人なのに、礼儀正しいですね」「ゲイに見えないね」「くよくよしないで、もっと男らしくしなさい」「女性がいると華があるよね」などが挙げられます。今回は、マイクロアグレッションを受ける人、言う人、その場にいる第三者、それぞれの立場から、どのような対応ができるかを考えました。

感想

最初から最後まで質問や議論が絶えず、建設的な意見交換や学び合いがスピーディーに行われていたのが、大変印象的でした。そして、議員の皆様が、社会で生活する多様な方々の立場を理解しようとする真摯な態度、そしてご自身の行動を振り返り、適切な対応について真剣に悩む謙虚な姿に心を打たれました。
研修後には「大変勉強になりました」とのお言葉をいただき、ファシリテーターの私も嬉しい限りです。
今回お招きいただいた高橋秀典様、またご参加いただいた浦上忠文様、粟原 富夫様、香川真二様、田中様、誠にありがとうございました!

左から香川 真二議員、粟原 富夫議員、Bridge Project 内山 唯日、浦上 忠文議員、高橋 秀典議員。


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