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子供の「うつ病」〜幸せを手に入れるために


オンライン学習塾・特進アカデミー冬期講習のお知らせ
https://ris.ne.jp/2023winter/

1、私たちは狩猟採集民


年々「うつ病」と診断される人が

増えています。

特に心配なのは

子供たちです。

子供のうつ病が増加傾向にあるは

明らかに異常なのですが

一体何が原因か

皆さんはどのようにお考えでしょうか?



日本の歴史を調べてみると

100年前、200年前には

うつ病の子供たちがいたという話は

ほとんど出てきません。

むしろ当時、その真逆で

日本を訪れた外国人たちが

「日本は貧しいけれど

こんなに無邪気で幸せそうな

子供たちを見たことがない」

と述べている記録が残っています。



私たちが子供だった頃の遊びを

思い出してみると

野山を駆け回ることが

多かったでしょうから

今の子供たちと比べると

結構野生的だったかもしれません。

そして今、

うつ病が増加傾向にある中で

うつ病が存在しない

コミュニティーもあります。

それは

アマゾンの「ピダハン」

という原住民です。

彼らは狩猟採集民で

私たちの暮らしと比べると

至って原始的と言えます。

こう考えると

「うつ病」は現代病の一種

であると言えないでしょうか。

ということは

次のような考え方も

できるかもしれません。

つまり私たちの身体は

現代社会に適応できるほど

進化しておらず、

大昔に狩猟採集民だった頃の

大自然に適応した野生的な遺伝子を

今もそのまま受け継いでいる体であると。

私たちは、今の社会が

体に悪影響を及ぼす環境であると

薄々分かっているにも関わらず

うつ病を生んでいる根本的な原因を無視して

今の環境で良いと思い込んでいるだけでは

ないでしょうか。


2、他人の価値観で生きている


YouTube、ゲーム、SNSといった

様々な情報が

私たちを取り巻いています。

あれがいい、これがいい

これは好き、これは嫌い

あれは面白いけど

これはツマラナイ。

こんな風に

好きな情報だけを

見ている人が

ほとんどだと思います。

それも手っ取り早く

自分好みの情報を

手に入れています。

すると、情報の中のものと

同じように真似てみたり

そのうち

その情報を信じて疑わなくなったり

もっと極端になると盲信して

神様のように扱い始めます。



例えば、

推しのアイドルに

少しでも近づこうとして

ファッションや

立ち居振る舞いまでも真似たり

学歴で言うなら

東大や京大に憧れて

大学に行くなら

絶対にそこじゃなければダメだと

思い始めるわけです。

情報を鵜呑みにしていると

「〜のようにならなければ」

「〜であるべき」

「〜すべきだ」

という絶対的な価値観を

自分の中に作り上げてしまいます。

このように

私たちの多くは

他人が作り出した価値観に左右されて

本来自分がどうあるべきか

ということを忘れています。



つまり、情報に振り回されて

他人の価値観で生きている人が

ほとんどです。

子供たちにうつ病が増えているのも

情報が増えれば増えるほど

常に他人と比較される状況に

晒されることで不安や心配を抱き

「自分は自分」という在り方がないのが

その原因の1つになっているのです。

他人の価値観で生きていることに

気づいていないというわけです。


3、うつ症状が出たら


全ての子供に適した画一的な教育は

この世に存在しません。

子供が100人いれば

100通りの教育があるのが正解です。

他人が良いと言ったものが

我が子にも良いとは

一概に言えません。

子供は機械じゃありませんので

ああすれば、こうなる

という風に考えてはダメなのです。

(この話は、↓こちらの記事でも書きましたので、まだ読んでいない方は、ぜひ読んでください。)

https://note.com/tokushin_academy/n/n060196804960



ですから、例えば

お子さんが学校に通っていて

うつ症状が出ているにもかかわらず

「メンタルが弱いのはダメ。

もっと強くならないと!」

と親が思ってしまうのも

「嫌なことから逃げないことが良い」

と思い込んでいるからですね。



ですが、

実際に正しい対処方法は

学校を休むことです。

大人も同じで

会社に行って

うつ症状が出るなら

会社を休むか、辞めないといけません。



普段の生活の中で

うつ症状が出るなら

原因となっている習慣を

止めることが先決です。



これは実にシンプルなことですが

実際には多くの人たちは

それができません。



何故かというと、

「お金を稼げなくなる」

「学校・会社に迷惑をかける」

「人の世話になるのが申し訳ない」

「世間体が悪い」

「普通でいることが大切」

という思い込みが強く、

人間にとって

最も大切である心身の健康を

度外しする傾向にあるからです。

ですから

お子さんに鬱の症状が出たら

一旦休ませて

「〜しなければならない」

「〜であるべきだ」

という固定観念を

親子共々頭の中から

全て取り払う必要があります。


4、健康第一

子供がうつ病になる原因は

1つではありません。

様々な要素が絡み合っているので

生活習慣・価値観・物事の捉え方全

見直す必要があります。

ですが、前述したように

うつ病の多くが

現代の社会生活に大きく起因しているのは

ほぼ間違えありません。


体を動かさずに

頭の中だけで

あれこれ考えていると

将来起こり得ないことで

不安や心配になります。



それに世の中には

不必要な情報が多く

それらを適切に処理するの能力を

私たちは持っていないことを

認識しなければなりません。


狩猟採集民の遺伝子が

まだ私たちの体の中に

あることをを考えると

私たちはもっと

シンプルに生きる必要があるんです。

ですから情報に触れすぎるというのは

良くないのです。

それに子供の健康を考えるなら

特に食事は大切で

現代の「美味しいもの」は

ほぼ体に悪いものばかりです。

お菓子、清涼飲料水、成形肉など

何一つ健康に良いものはありません。

先ほど述べたように

私たちの体は狩猟採集民であるので

その体に適さない食べ物は

肉体ばかりではなく

精神にも悪影響を与えます。

ですから、今私たちが

当たり前だと思っていること、

既に生活習慣となっているものを

もう一度見直して、

子供が心身ともに

健康でいられるような生活を

新たに選択することが大切です。

他の人が良いと言っているものでも

我が子には適さないことが多々あること、

そして

常識だと思っていることも

我が子には合わないことが

世の中にはたくさんあります。

ですからこの時代は

あまり周囲に流されず

お子さんの個性に

しっかり向き合うことが

幸せを掴むカギですね


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