JTCやコンサルは個性を活かす人事戦略を!社員を使い捨てするな!
JTC(特に金融)や総合系コンサルは、新卒採用でせっかく一流大学の人材を採用しても、優秀な社員の個性を把握せず、使い捨ての駒として使ってきた。そのため、社員は長時間労働で疲弊し、個性を理解されずに適性の無い仕事をやらされて、大量の離職者を出してきた。メガバンクは減点評価で、一定の減点がたまると出向転籍処分になる。総合系コンサルも、ITプロジェクトで徹夜や深夜に起こされたりする。画一的な評価軸で、天才すら辞めさせてきたアホ企業がメガバンクと総合系コンサルだと思う。
なぜ、こうなったのか?それは、メガバンクも総合系コンサルも大量採用・大量離職を前提とした人事戦略だったからだ。一人一人の個性など理解できるはずもない。アップオアアウトで、両方とも出世できないと会社にいづらくなる。
しかし、時代は変わった。今は超人手不足だ。このようなことをしていたら、noteブログやネット掲示板、YouTubeなどで噂になり、採用難になるだろう。大量採用アプローチは早晩行き詰まる。
これからの時代は、ブルシット・ジョブはAIやRPAに任せて、少数精鋭の人材を採用して、社員の個性を尊重した人事戦略をやるべきだ。実際、メガバンクは変わり始めている。10年以上前は、年間1000人以上採用していたが、今はかなり採用を抑制している。ネット銀行と戦うにはコスト競争力が必要なため、支店を減らしているからだ。
変わっていないのは、むしろ総合系コンサルだ。むしろ、大量採用に拍車がかかる。アビームは2007年ごろは120人くらいの採用だったが、今は2倍以上だ。アクセンチュアはもっと酷いかもしれない。1000人近く採用している。慶應だけでも約100人だ。なぜこうなるか?メガバンクとは異なり、コンサルのプロジェクトは過去と同じものは存在しない。そのため、メガバンクとは異なり、ルーティン化が難しいからだ。そのため、人海戦術がいまだに続いているのだ。
これだけ大量採用だと、一人一人と向き合う人事など不可能なのだ。
大学生はコンサルが大好きだが、総合系コンサルは大量採用・大量離職で、個性など尊重されない軍隊方式であることは理解するべきだろう。まあ、大学生の側も、コンサルは修行の場としか考えてはおらず、転職前提での入社だとは思うが。
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