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2月刊行!河村悟 詩集『裂果と雷鳴』…解説:佐藤究(小説家)、特別寄稿:間奈美子(言語美術)
“菫いろの 夜の果てに (贄)を 呼ぶ声がして”
言葉の深淵を歩き、迷宮のダンスを踏み、星座をつくるように旅をした詩人、河村悟。
『黒衣の旅人』(2006)後篇として書き起こされた本作は、口述筆記で綴られた詩人による最後の詩で幕をおろした。小説『幽玄F』(河出書房新社)のエピグラフにこの詩を引用した佐藤究による解説、本書の造本組版を担当したアトリエ空中線、間奈美子氏(言語美術)による特別寄稿を収
PASSAGE bis!〈PASSAGE by ALL REVIEWS3階〉 にテテクイカの棚ができました。
3F ギュスターヴ・クールベ通り7番地本の街・神保町にある、一棚一棚に店主がいる共同書店〈PASSAGE by ALL REVIEWS〉。その3階、シェアラウンジ兼支店としてオープンしたばかりの〈PASSAGE bis!〉にテテクイカの棚が誕生しました。
こちらのフロアには1階と同じく棚主の個性ひかる選書のほか、アンティークジュエリーや雑貨、紅茶などが並んでいます。“パリの隠れ家的シェアラウンジ
グラフィック社『造本設計のプロセスからたどる 小出版レーベルのブックデザインコレクション』に『純粋思考物体』が掲載されました。
❝純粋な「物体」として存在する❞3月29日発売の『造本設計のプロセスからたどる 小出版レーベルのブックデザインコレクション』(グラフィック社)において、〈印刷・製本・デザインに独自性、実験性を持つ近年の事例から約80点〉のうちのひとつに『純粋思考物体』を選んでいただきました。
造本組版を担当されたアトリエ空中線の間奈美子さんにより、制作のプロセス、素材選び、加工方法まで、「物体」としての『純粋思
【訃報】河村悟 逝去のお知らせ
ご報告
詩人、河村悟(かわむらさとる)が、2023年2月2日早朝に、逝去いたしました。
享年74歳でした。
近年は体調が思わしくなく、昨年11月頃より病床に伏しておりました。
最期まで詩の作業を続けたいという本人の強い希望により、自宅療養を続けてまいりましたが、1月末に詩作を口述で完成させたのち、帰らぬ身となりました。
葬儀につきましては本人の遺志により執り行なわず、近親者のみにて見送り
ウェブマガジン『Japan Creators』「神が宿るデザイン」コラムにて
「アナログ化が見出す〈物質〉の快美ーー書容デザイン/間奈美子」
造本組版を担当いただいた間奈美子さんのコラムが、ウェブマガジン『Japan Creators』リレー連載「神が宿るデザイン」に掲載されました。
アトリエ空中線によって手がけられた作品たちと並んで、『純粋思考物体』もご紹介いただいています。
「平面デザインよりも素材の質感、物質感のちからによる書容デザインへの志向」、アトリエ空中線、間
空中線書局の新刊「復刻版/録音盤 ファザーランド・ジャンボリー」
『純粋思考物体』造本組版を担当いただいた〈アトリエ空中線〉間奈美子氏による、未生響 Hibixi Mio名義の新刊のご紹介です。
1994年に発表された詩的実験による100のテクストの復刻版ブックレットと、NOISECONCREATEx3CHI5によるヴォイススケープ・パフォーマンスCDによる贅沢な作品。
言葉とイメージの断片が、声と息の風にふかれて、ころがり集まり、また散ってゆく、鉄塔原野でくり