質問048:こんな簡単な方法で上達してしまっていいのか?
本当にこんな簡単な方法で上達してしまっていいのか、というくらい、本当に簡単に、ショットを安定させる極意がわかってしまいました。今までやってきた苦労はなんだったのでしょうか…。
回答
▶「簡単」でなければ「上達」しない
仰せの「ショットを安定させる極意」につきまして、効果を実感していただけたようで何よりです。
ただし「簡単でなければ上達しない」というのが実際なのですけれども。
かつての天才少女マルチナ・ヒンギスは、「テニスは自転車に乗るようなものよ!」と言っています。
「必ず上達する秘訣」があったとしても、それを身につけるのが「ひどく難しい」「大変な努力を要する」ものだとしたら、やはり上達はしにくいのです。
ただ、今までやってきた苦労も、決して無駄ではありません。
トーマス・エジソンに言わせれば、「これまでの経験は上手くいかなかった方法の新発見だった」ということになります。
その苦労があって、「今に行き着いた」はず。
テニスゼロは、数あるテニス実用書やテニスウェブサイトの「最果ての地」ですからね。
▶「悪」は「下手」を含意する
その苦労があって今がある。
ですから過去を後悔したりするのは、根本的に「悪」なのですね。
あまり知られていませんけれども、「悪」という言葉には、「下手」という意味が含まれます。
たとえば犯罪をして何かを得ようとするのが、割に合わない「下手な生き方」なのは明白。
このように「悪(犯罪)」は「下手」を含意するのです。
▶後悔先に立たず
後悔というのは一見すると、しっかり過去を悔いてやり直そうとする美徳な印象かもしれません。
けれども後悔すると結局は、暗い気持ちになって心身の活動が停滞する「下手な生き方」にしかなりません。
では「上手い生き方」とは、何でしょうか?
それはもちろん対極の「善」になります。
▶「善行為」で運気が上がるのは「科学」
「善行為」などというと、これも一見するだけだと、道徳のお説教みたいで煙たがられがちかもしれません。
しかしやれば明るい気持ちになって心身の活動が活性化するから、何をやっても「上手くいく生き方」になってしまう。
善行為をすると「運気が上がる」などと、まことしやかにささやかれますが、それは明るい気持ちになって心身の活動が活性化するから、というのが科学的な根拠です。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンやオキシトシンが、心身を満たすのです。
すると仕事や勉強や趣味などのあらゆるパフォーマンスが上がるのはもちろんのこと、怪我や病気の回復も早まります。
ですから怪我や病気を早く治したかったら、(無理のない範囲で)善行為をするのが吉。
▶大谷翔平が「ゴミを拾う」理由
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が「ゴミ拾いで運を拾う」を実践していますが、「人に認めてもらいたい」だとか「これで金を稼ぎたい」だとかの欲が絡まなければ、運気が上がる効果は、宗教ではなく科学。
逆に悪行為を働くときには、ストレスホルモンのコルチゾールやノルアドレナリンが過剰に分泌されます。
すると、イライラしたり、ソワソワしたり、ブルブルしたり、ドキドキしたりして、不安感や緊張感や恐怖感にさいなまれます。
悪いことをするときは精神的に不安定になるのは、当然ですよね。
ストレスの影響を受けて精神の疲労、筋肉のこわばりなどから、頭痛や腰痛、肩こりなども招きかねません。
▶「善行為」でリカバリーする
たとえ結果として悪行為(たとえば犯罪)が、成功したとしても、結局のところ「見つからないだろうか……」「捕まらないだろうか……」などと思い悩み煩うはめになり、鬱々とした「下手な生き方」をさらに増強するのがオチとなるから、「悪行為」は本当に恐ろしいのです。
犯罪レベルとまではいかなくとも、嘘や悪口も「悪行為」ですから、よくよく気をつけなければなりません。
私もこれまでの人生で、さんざん後悔するような生き方を、やらかしてきました。
だけど後悔はしない。
後悔する代わりに、いえ後悔しそうになったら、ここぞとばかりに「善行為」で、下手に生きてきた人生を、リカバリーするようにしています。
即効テニス上達のコツ TENNIS ZERO
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