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たかぱん
2022年12月14日 11:45
いろいろと不満というものはあるだろう。それと戦うということは、もちろん悪いことではない。また、それが誰か他人のために戦うというのであれば、ぜひともやるべきだ、というような情況は確かにある。 しかし、自分のプライドや感情のために、そして自分だけの正義のために戦うというのは、いろいろな意味でもったいないものである。エネルギーのロスである。損失が発生するかもしれない。たとえ勝ったとしても、実入りがな
2022年9月29日 12:20
京都に住んでいたことはあったが、離れると、京都地元の話題には疎くなる。偶々知ったことがある。「泣いてもかましまへん!」ステッカーなるものが配布されているという。電車やバスのような公共の場で、赤ちゃんが泣いても、気にしないから大丈夫だよ、というメッセージを伝えるものなのだそうだ。 主催は「京都府子育て環境日本一推進会議」だといい、この動きは「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」のひとつなのである。
2022年6月1日 11:46
(6月から、聖書協会共同訳を標準にします) ささやかな平和 マンション生活の特徴の一つに、やたらご近所さんと顔を合わせるというのがある。 たしかに深い交わりは少ないかもしれないが、いつも見る顔と頻繁に会い、あげくは狭いエレベーターで二人きりになるということもしばしばである。「こんにちは」「しつれいします」 その場だけのつきあいではあるが、あいさつは欠かせない。子どもの中には、
2022年3月19日 10:19
世界平和を祈ることは、簡単にできる。そう言うと偉そうに聞こえ、反発を買うことにもなるように思う。世界はこんなにも混乱しているではないか。戦争反対のために祈らないというのは、無責任極まりないことだ、けしからん、と。 祈らない、などと言っているのではない。それは簡単なことだ、と言っているのである。実現が簡単なのではない。口にするのにためらいをもつことがないだろう、ということだ。 あなたと仲違い
2022年3月3日 12:05
ロシア軍によるウクライナへの侵攻は深刻だ。傍らから眺めるようで申し訳ないが、ここからは祈るしかない。 だが、それに関して、「私たち」にとり、意識すべきことがある。それは、ひとつの意見や考えだけが正義のように見えてくるという危険である。緊迫した事態は、白か黒かの選択を自らしがちであり、また、他人にもそれを強いることになる。反対意見を言えない情況をつくりだす可能性が高い。いわゆる同調圧力と呼ぶべき
2021年4月29日 00:54
福岡も、新型コロナウイルスの新規感染者が、4月28日、過去最高の人数となった。亡くなる方もいる。いくらかはそれが抑えられているのは、医療現場の方々の、命と心を削るような尽力の故なのだろうと思っている。祈ることしかできないが、片時も忘れないでいるつもりだ。 なにせわが家にもその一人がいる。ワクチン接種が始まり、実際にワクチンも手にしている。重症化する懸念のある高齢者からそれは始まるが、実のところ