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破天荒な父。大人の本

僕と父親の、破天荒で少し笑える話です。

■■■ 大人の本 ■■■

父の書斎に1冊だけカバーがかかった本があった。少し違和感を感じたので、僕は手にとって中身を確認してみた。

タイトルは「女の愛し方」だった。

当時、中学生だった僕は、興味津々でページをめくった。
この本は300ページにも渡って、ベッドでの行為をレクチャーしてある本だった。

本を読み進めると、ある一節に蛍光ペンが引いてあった。

「女性の胸は寄せながら揉むと、愛情とエクスタシーを感じさせることができる」

父からは蛍光ペンの正しい使い方を学んだ。

続く

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