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べっどるーむ・まんどりん <今ひとつマイナーな楽器への考察と対策#6>
エレクトリック・マンドリンという楽器
「電化」するという事
多くの楽器は元は「アコースティック」だったワケですが、時代の流れと共に色々な楽器が「電化」つまり「エレキなんとか」になりました(笑
音楽ジャンルもそうですが、歴史が長くなればなるほどエレクトリック導入は抵抗感があるようですね。
何となく「インチキなモノ」とか「流行りモノ」というか・・・そんな感じがするのでしょうか?
それはともかく、私の
べっどるーむ・まんどりん <今ひとつマイナーな楽器への考察と対策#4>
難しい楽器だ・・・さて、どうしよう?
初めにも触れましたが、私はずっとギターを演奏していたので、初めてマンドリンを手にしたとき「なんて弾き難い楽器なんだろう」と思いました。
自宅録音やセッションで他の楽器も少なからず演奏した事もあり、「同じ撥弦楽器だし」とだいぶ簡単に考えていたという事はありましたが・・・それでも「弾き難い」のです(笑
慣れの問題でもあるのかもしれませんが、試行錯誤、悪戦苦闘の結
べっどるーむ・まんどりん <今ひとつマイナーな楽器への考察と対策#3>
どんな音楽を演奏できるか? (後編)
後編はエレクトリック・マンドリンを中心にまとめてみます。
実は「エレクトリック・マンドリン」、なかなかにくせ者だったりします。マンドリンは通常2弦まとめて1コースとし、4コース8弦というのが一般的ですが、エレクトリック・マンドリン(特にソリッドボディ)については単弦のモデル(つまり4弦)が存在します。さらにそのまま低音弦を1本増やして5弦というのも珍しくあり
<MICHAEL O'SHEA> マイケル・オシェイ
以前からディスクガイドなどで目にする機会も少なくなく、レビューを読むたび「どんな音楽なんだろう」と興味と期待は膨らむ一方でしたが、実際に耳にするのにえらく時間がかかった音楽。
世に出たのは1982年。僕が初めて耳にすることができたのは2015年頃、レコードでもCDでもなくインターネット。動画サイトで誰かがアップロードしたものでした。ジャケットにも写っている「モ・カラ」と名付けられた(我が友人とい
<Amor Brasileiro>Vinicius Cantuaria
「無駄な音の無い音楽」・・・音楽をやっている人間なら誰しもが考える、理想の一つだと思います(僕だけ?)。まさにそんな音楽がこのアルバムに収録されている楽曲達。全曲を通してヴィ二シウスのギター/パーカッションとボーカルそしてNaná Vasconcelosのパーカッションだけで構成されています。ゲストとして2曲にMichael Leonhartのトランペット(5曲目の<Só Danço Samba>
もっとみる「ザ・ケルン・コンサート」 キース・ジャレット ~ 田舎の中学生は、諦観の丘を目指そうと思った ~
九州の片田舎での話。
中学生の僕はまったくもって平凡極まりない・・・いや、どちらかといえばぐうたらな毎日を過ごすだけの、今なら「なんとか」とくくられて問題児扱いされかねない様な学生でした。
音楽は好きでしたが、インターネットもない時代。家にはTVとラジオがある程度。自転車で10分ほどのところに商店街がありましたが、小さな本屋とレコード屋が2~3件ある程度。音楽に関する情報なんて知れたものです。