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べっどるーむ・まんどりん <今ひとつマイナーな楽器への考察と対策#7 後書きのようなもの>

最後に、そしてこれから。

色々と書き連ねてみましたが、マンドリンという楽器の立ち位置は当分は変わりそうもないです(笑

最後に少しだけ。
最初に触れましたがマンドリンという楽器は、決して簡単な楽器ではありません。頑張った割には、見返りが少ないというか。
個性的ではあるのですが、その分どうしても表現の幅(ひいては演奏する音楽も)が限定されやすくなります。
動画サイト等で「何でも演奏できます」といったものを多く見かけますが、残念ながらそう宣言した本人が演奏できていません。特に日本人ミュージシャンでは皆無に近い(尤も日本の場合、そもそもの音楽教育が間違っているので致し方ない部分も)。
「ロックを演奏してみました」と、ディストーションのかかった音色で、有名曲のリフを弾いて、それでOKというものではないですよね。

でも面白い楽器だと思います。
努力と、少しばかり既成概念を取っ払ってみれば、素晴らしく可能性が広がると思います。


最後はそんなミュージシャンの一人、Patrick Vaillant のパフォーマンスにて。

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