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#歴史
西ヨーロッパの原型「フランク王国」の正体
カール大帝とフランク王国と言えば、高校の世界史でも大きく扱われるし、800年の「カールの戴冠」はセンター試験にも登場します。
メロヴィング朝のカール・マルテルがイスラム軍を打ち破った732年の「トゥール・ポワティエの戦い」や、前王のピピン3世が行った「ピピンの寄進」もめちゃくちゃ有名です。
これだけ後のヨーロッパに大きな影響を与えた事柄をが起こったフランク王国ですが、日本ではあまりこの時代は人気
アイスランドの歴史――アイスランドの建国から第二次世界大戦まで
アイスランドという名前からして寒そうなこの共和国は、面積10万3000キロメートルに対し人口28万人という小国です。北海道と四国を足したほどの面積に、東京都目黒区ほどの人が住んでいる計算です。産業は昔から牧畜・漁業が盛んでしたが、現在では金融産業が主力になっています。
辺境にあったこともあり、世界史の主役に踊りでたことはありませんが、独特の興味深い歩みを見せています。
1. ノルウェー人の植民
ポルトガル・ファシスト政権の「生き残り戦略」
1929年10月、ウォールストリートで起こった株価の大暴落は、後に世界的な大恐慌を巻き起こしました。
アメリカやイギリスなど各国が自国の保護を優先して通貨や自国産業の保護を優先しブロック経済に走った結果、植民地を多く持たないドイツ・イタリア・日本といった国は全体主義を推し進め暴力的手段を用いて経済危機から脱出を図ろうとし、結果的に第2次世界大戦が勃発することになったのでした。
さて、ヨーロッパの中
すごくカッコイイ「死にぎわのセリフ」
漫画・アニメでは「クールなセリフ」を吐いて死ぬキャラがたくさんいます。
有名なところで言ったら、北斗の拳・ラオウの「我が生涯に一片の悔いなし」でしょうか。みんなそれぞれ思い入れがあって、好きなキャラの死にぎわのセリフがきっとあるでしょうね。
現実の歴史上の人物にもカッコイイセリフを吐いて死んでいった者がたくさんいます。そのかっこよさはまるで漫画のようです。
1. 「イタリア人の死に様をお前
世界史のおもしろい「大混乱期」TOP10
私が世界史で好きな時代は「混乱している時代」です。
経済やテクノロジーの発展、または気候の変動などで為政者がこれまでのやり方で国を統治できなくなり、そこに外から勢力がやってきて国内と結びついたり、逆に国内でうまく時流にのって天下をひっくり返したりする。そんな時代です。
今回は勉強したらきっと興奮するに違いない地域・時代をセレクトしてみます。あくまで個人的な主観に基づいたものなので、ご容赦くださ
イスラム教が拡大した理由は「武力」説
預言者ムハンマドから正統カリフ時代を経てウマイヤ朝が成立する過程で、イスラム帝国は爆発的に拡大し、西はリビア砂漠から東はペルシア高原まで征服してしまった。その後ウマイヤ朝の元でさらに拡大し、イベリア半島やインダス川まで支配してしまいます。
なぜここまで急速に拡大したのかの理由は、ムスリムに言わせれば「正しい教えに人々が開眼したから」ということになります。
また、通常の説明だと「これまでの部族社会
朝鮮の抗日闘争の歴史
1910年の韓国併合で大韓帝国は日本に併合され、以降35年間続く「日帝強占期」が始まるわけですが、その間程度の差はあれ朝鮮人の日本への抵抗運動は続いていました。
ただ朝鮮単独では日本の支配を覆すことはできず、太平洋戦争で日本が敗北したことがきっかけで戦勝国から与えられる形で独立することになります。その際、不幸なことに韓国と北朝鮮に分離してしまったこともあり、それぞれが自国の正統性を誇示するたため、