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#VC
日本版「Rule of X」: いまSaaSは成長と利益のどっちに重きをおかれてるのか?
こんにちは!ALL STAR SAAS FUNDの湊です。
2024年、1つ目のブログをゆるっと書いてみたいと思います。今回のテーマは、「Rule of X」が日本で上場しているSaaS企業にもあてはまるのか?、という超マニアックなテーマからはじめたいと思います。
「Rule of Xってなんだ??」
こう思われる方もいらっしゃると思います。
Rule of Xとは、アメリカのSaaS分野の
ARR100億円超え国内上場SaaS企業、1000億円への事業投資計画モデル
国内SaaS企業をリードするサイボウズ、freee、マネーフォワード、PKSHA Technology、ラクス、Sansanなど、ARR・NTM Revenue(Next Twelve Months Revenue:四半期売上 x 4で算出)が100〜200億円を超える企業が増えてきました。
また、未上場SaaSスタートアップでT2D3を達成したSmartHRもARR100億円を超えたというニュー
VCと銀行に同じ事業計画書を出してはいけない理由
スタートアップの融資を支援しているINQの若林( @wakaba_office )です。
スタートアップが融資を受けるにあたって、ベンチャーキャピタル(以下、VC)に出した事業計画と同じ事業計画を銀行に出してしまう、というケースをたびたび見かけます。
VCに出した強気の事業計画をそのまま銀行に出すと、必ずNGをもらうと言っても過言ではありません。
今回のnoteでは、スタートアップが銀行か
不況下の事業計画の見直し - 攻めるべきスタートアップ、守るべきスタートアップ
この記事は現在のマクロの状況を鑑みて、スタートアップがどう事業計画を見直すべきか。どういうスタートアップが攻めるべきで、どういうスタートアップが守るべきか、フレームワークを提示するために書きます。
この記事の中では現在のマクロの状況についても言及はしつつも、深い言及や分析は避けます(マクロ分析についてはそのプロの分析を頼ってください)。
はじめに: 現在の状況と認識について現在の状況
2022
PMFへの第一歩: バリュープロポジション (フォーカスと再現性)
先日Atama Plusが51億円のシリーズBラウンド、CADDiが80億円のシリーズBラウンドの調達を発表しました。どちらも2018年にDCMからシード投資を行った企業です。2つの企業は創業から順調に事業を伸ばしていますが、共通していることがあります。
2社に共通していることはプロダクトローンチ前のシードラウンドと数十億円後半を調達するラウンドで説明されている「バリュープロポジション(valu
PMF(プロダクトマーケットフィット)の大切さと実例、はかり方、見つけ方: 基礎編
昨日TwitterでPMF(プロダクトマーケットフィット)に大切さについて書いたので、それについて、PMFがあるとどういう状況になるかという具体例、PMFのはかり方と見つけ方、を加えてNoteにします。この記事を書く理由は、PMFの大切さを伝えたい、多くの起業家にPMFを見つけてほしい(すなわち成功してほしい)からです。
また、PMFのはかり方、見つけ方の実践編は細かくなったので別ポストにしまし