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AugLab活動まとめ

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身体的・感性的な拡張技術によるWell-beingの実現を目指して、パナソニックが進めるAugLabの活動メモです。
運営しているクリエイター

#コミュニケーション

コミュニケーションロボットを作ることで教えて貰ったアンコンシャス・バイアス。

コミュニケーションロボットを作ることで教えて貰ったアンコンシャス・バイアス。

昨年度末に発表したcocoropaという離れた家族に想いを届けるロボット。それ以来、コミュニケーションというものについて議論したり、色々な家の在り方を聞いたりという機会が増えました。今回のnoteは、そんな中で改めて気付かされたコミュニケーションの当たり前について。

まずはFace to Faceとかリアルが一番良いという意識。
新型コロナ以降、なかなかリアルに会ってのコミュニケーションが難しい

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「あわてないあわてない。一休み一休み。」と言える一休さんのネガティブケイパビリティ。

「あわてないあわてない。一休み一休み。」と言える一休さんのネガティブケイパビリティ。

今回は、「決めない」というのも1つの能力だよなぁと思った話です。

きっかけは、

と会社の偉いさんとの会話の中でポロッと出た言葉。
「確かにそうだなぁ」と思ったわけです。

例えば、アンケートでサービスやプロダクトの感想をヒヤリングして、「安心感を感じましたか?」と5点満点のアンケートを取ったとしても、それぞれの5点はどれ1つ同じ安心感はない。もし言葉で定義しようとしても、同じである。家族と一緒

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離れていても想いあうためのロボットは手を上げる機能しかない。

離れていても想いあうためのロボットは手を上げる機能しかない。

国際ロボット展、終わりましたねー。関係者の皆様、お疲れさまでした!来場者の皆様、ありがとうございました!!一応、全体の実行委員の1人でもあるので、リアル開催できて、また多くの方々に参加頂き、嬉しく思っています。オンライン展示会は引き続き18日金曜日まで開催してますので、もし宜しければ是非!!
パナソニックはというと、サービスロボットゾーンに展示をさせて頂きました!

いくつか新ロボットや新機能、新

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コミュニケーションをオンライン・オフライン、同期・非同期で考える

コミュニケーションをオンライン・オフライン、同期・非同期で考える

最近、ウェブ会議で一緒のお弁当とかお菓子とかを食べてるんだよねーという話を立て続けに聞きました。

同じ釜の飯のオンライン版みたいだなぁと思ったので、今回はこの話題について色々と考えてみます。

緊急事態宣言も終わりました。とは言え、完全には元に戻らないよねというのは、いろんなところで言われています。小さいながらも1つの組織の責任者として、考えざるを得ないのは「在宅勤務」の対応です。在宅勤務の対応

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人とコミュニケーションするロボットを作りたいのではなく、人と人を繋ぐきっかけになりたいんです。という話。

人とコミュニケーションするロボットを作りたいのではなく、人と人を繋ぐきっかけになりたいんです。という話。

現在、Aug LabではTOP画像のような小さい3体の子供向けロボットを作っています。「babaypapa」と名付けられた、いわゆる、コミュニケーションロボットという分野のロボットです。

babypapa自体は、3体でお喋りしたり、歌ったり、怒ったりします。しゃべると言っても、意味の分かる明確な言語を話すというより、ミニオンとかピングーみたいな独自の言語です。なんとなく何が言いたいかは推測できる

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