#創作ハウツー
【笑いを制する者は創作を制す?】お笑いと小説、芸人と作家の意外な関係性とは
お笑いと小説は表現方法は違うが、考え方は似ている 漫才やコントを作るときも、まずアイデアが必要になりますが、アイデアは日常生活の中から探します。
たとえば、「コンビニのレジに並んだけど、店員が気づいてくれなかった」という出来事があったとして、ぼやき漫才なら自虐ネタにするでしょう。
また、それが笑い話になるように設定を変えたり、話の順番を変えたり、ツッコミを入れたりして脚色していきます。
【なぜ「小説」という表現を選ぶのか】小説にしかできない表現を考える(2023年10月号特集)
文字ならではの表現 小説という手法を選んだ以上、小説でしかできない表現、小説ならではの表現をしたいものですが、では、小説ではどんなことができるでしょうか。
読者の想像に委ねられる。
心理が直接書ける。
あとで「ない」と書ける。
映像の強みは、なんといっても現物を指し示せることで、画面にりんごが出てくれば、それを見る人の脳に寸分違わずりんごの絵が再生されます。
一方、「りんご」という文字
【文学賞を狙うなら読んでおいて損はなし!】文学賞の予選選考者が注目する意外なところ(2012年12月号特集)
文学賞に送られてくる作品はいきなり選考委員が読むのはなく、下読みと呼ばれる予選委員の方がまず粗選をします。では、下読みの方はどんなふうに選考しているのか、ベテランの予選委員の方に取材をしてみました。
予選委員匿名インタビュー――選考の流れを教えてください。
一次選考は外部の下読みの人たちがやり、二次は編集部でやるというのがほとんどだと思いますが、二次選考も下読みにやらせるというケースもあ