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2024年東京への旅

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古い線名が復活した路線

古い線名が復活した路線

東急大井町線は、田園都市線を名乗っていた。

この路線は、山手線の内側にはいらない
都心へ向けた路線ではない。

今では、東横・田園都市線という東急の
2大幹線のバイパス路線としての機能を
強く感じる。

■田園都市線の発展と大きく絡む大井町線

 大井町線は、田園都市線が開発以前は
二子玉川ー大井町を結ぶ路線だった。

 そして、田園都市開発と共に大井町線の
運命は翻弄されていく。

田園都市線

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東名阪を結ぶ最速各停新幹線

東名阪を結ぶ最速各停新幹線

東海道新幹線で各停新幹線は「こだま」号。

この東京発新大阪行き最終「こだま」号は
最速である。

それに乗ることができたのでご紹介する。

【新横浜20:15→京都23:25こだま755号】
■なぜ、「こだま」は遅いのか

 すべての駅に停車することが一つの
要因であることは間違いない。

それと、数多い「のぞみ」号や
「ひかり」号を待避するための時間が
必要で停車時間が長いことも
所要時間が伸

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まるでLRTみたいな東急線を味わう

まるでLRTみたいな東急線を味わう


東急池上線、多摩川線、大井町線
辺りがそのように感じる。

街と駅と線路が一体化した雰囲気
「ちょっとそこまで」の感覚で
電車に乗る

手軽さを武器にした鉄道がそこにある

■LRTと鉄道の違い?

LRTというと、超低床電車が走り、
道路との併用区間と専用軌道の区間を
直通するイメージである。
たしかに、この定義からは外れてしまう。

■池上線の旅

 池上線は、五反田と蒲田の間を結ぶ路線だ。

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新幹線の駅の地下深くを走る私鉄電車に乗る

新幹線の駅の地下深くを走る私鉄電車に乗る

 昨年(2023年)3月の東急・相鉄
新横浜線の開業はわれわれ関西人にとっても
エポックメイキングな出来事として
しっかりと脳裏に焼き付けた。

■新横浜のポテンシャルが向上

 関西人から東海道新幹線に乗って上京する
ときに最初に停車する首都圏の駅といえば
「新横浜」だ。

 特に、東京の西側に用がある時には
ホントに重宝するようになった。

例えば、山手線の西側の各駅に向かう
時には今まで品川

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ちょっと豪華な地下鉄電車に乗ることができたー(日比谷線)

ちょっと豪華な地下鉄電車に乗ることができたー(日比谷線)

みなさま、THライナーをご存知でしょうか?
T=東武、H=日比谷線の略。
スカイツリーラインと地下鉄日比谷線を
直通する有料制の列車です。
この車両を使った運用にたまたま当たりました。

■東武スカイツリーラインの運転系統

 東武スカイツリーラインは、
北千住ー北越谷間は複々線になっている。

全ての駅に停車する列車は、
全て東京メトロ日比谷線に直通する。

そして、通過運転する優等列車は、

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「六」がテーマの新しい栃木県へ向かう特急列車

「六」がテーマの新しい栃木県へ向かう特急列車

その特急列車は、東武鉄道のスペーシアX。
外観は、真っ白。

かつて、JR東日本が
「タキシードボディーのすごいやつ」の
キャッチフレーズで登場させた
「スーパーひたち」を彷彿とさせる。

そんな、東武特急に乗ってきた。
「六」をテーマに書いていく。

■令和六年のブルーリボン賞

 スペーシアXは、2023年に登場した車両で、
浅草と日光、鬼怒川温泉を結ぶ特急列車。

前のスペーシアは35年前の

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赤い電車の車庫が併設の駅を見る

赤い電車の車庫が併設の駅を見る

 ここは、横浜のすぐそばの小さな駅。
ただ、京急にとっては拠点の駅だ。
神奈川新町駅。

なんといっても見どころは
下り列車の増結用車両を切り離し本線を横断し
車庫へ入る様子。

特急・急行は停車するが、快特は通過の駅。

■上り線は複々線の特殊な構造

 上りホームは、12両分の長さを備えている。
さらに隣接して、車庫がある。

 上り電車に限り、本線が線路が2本あり、
隣の生麦駅まで副本線が続

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東京で赤い電車の朝の混雑状況を見る

東京で赤い電車の朝の混雑状況を見る

まあ、どこでもそうだけど、
平日の朝ラッシュは混雑する。

でも、少しでも空いた電車に乗ることで
朝の体力を温存したところだ。

■京急の朝ラッシュ

 三浦半島の住宅地から、
多くの通勤・通学客を横浜・東京方面に
運ぶのがメインになる。

金沢文庫・上大岡などから
横浜で降りる人も多くいる。

しかし、京浜間の利用も多い。
そのため、朝ラッシュは、本線では
快特の設定は皆無といってよい。

■平

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京急で朝に走る全座席指定列車に乗る

京急で朝に走る全座席指定列車に乗る

 大都市圏では、主に通勤時間帯に
着席保障をした列車がよく走っている。

そんな列車で、座席指定の運用では
座席は進行方向に向く通勤電車がある。

それ以外の課金を必要ない時には、
一般車両としてロングシートで走る。

それをデュアルシートと呼ぶ。

関東大手私鉄にはそんな車両を
走らせていることが多い。
そのひとつでデュアルシートのクロスの
状態で乗りにくい京急を選んだ。

■京急の通勤時間帯に

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青い海、太陽、白い砂浜がテーマの特急電車に乗車する

青い海、太陽、白い砂浜がテーマの特急電車に乗車する

1993年にデビューした、「ビュー」という
名前の特急電車。
房総半島をテーマにした車両である。
もう、30年以上前デビュー。

■車体色

車体色は、青は、青い海、黄色は眩しい太陽、
白は白い砂浜をイメージした色。
まさに、海に向かう特急電車としては
テーマにあった色。

■ホントは、定期列車から引退してるはずだった?

 本来は、定期運用としては、
2024年3月ダイヤ改正で終了する予定だった

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山下清画伯が働いていた駅そば屋さんで食す

山下清画伯が働いていた駅そば屋さんで食す

 首都圏の鉄道の駅にはまさにエキナカが
充実しているところが多くうれしくなる。
今回は、その中でも千葉県我孫子市
常磐線我孫子駅のホームにある弥生軒で
いただく。

■実質的に千代田線の終点

 我孫子駅は、JR常磐線の駅である。
常磐線は、快速線と緩行線とある。
上野やその先の上野・東京ラインに
乗り入れるのは快速線の方。

 緩行線は、東京メトロ千代田線に
直通している。

なお、緩行線自体は

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