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赤い電車の車庫が併設の駅を見る

 ここは、横浜のすぐそばの小さな駅。
ただ、京急にとっては拠点の駅だ。
神奈川新町駅。

なんといっても見どころは
下り列車の増結用車両を切り離し本線を横断し
車庫へ入る様子。

特急・急行は停車するが、快特は通過の駅。


ブルースカイトレイン参上

■上り線は複々線の特殊な構造


 上りホームは、12両分の長さを備えている。
さらに隣接して、車庫がある。

 上り電車に限り、本線が線路が2本あり、
隣の生麦駅まで副本線が続いている。

そのためこの駅は特急と普通の同時発車が
見られる。

また、当駅で快特に追い抜かれる普通も
通常の停車時間で待避したりする。

このようなアクロバットな運転を見られる。


上り電車の同時発車。下りは普通が入線

■入庫する電車はあっという間に、車庫へ取り込む


 下りを見てみよう。
下りホームは、上りと違い8両編成分しかない。
そこでの動きが興味深い。

朝ラッシュを終え、品川から横浜方面へ
下って来る列車が次々にやって来る。

都営浅草線から直通の特急などは
品川で増結され12両編成で下る。

ただ、後ろ4両は途中の京急川崎で
終点となる。

その12両編成はそのまま、
この神奈川新町までやってくる。

そして、ここで増結車両分ははみ出たまま。
そしてホームの端で手早く切り離す。


下り電車の切り離し作業中。(特急)



8両編成になった特急は横浜方向へ
出発していく。

残った4両は、特急が出発した直後に
ホームの真ん中までやってきて
折り返し今度は逆走して、
さらに上り本線を横断して車庫線へと
引き上げていく。


車庫へ引き上げる増結車両。上り本線を横断する。

これを朝ラッシュ時を終了した
直後の時間帯に頻繁にみられる。

■まとめ


・神奈川新町は、快特は通過の駅
・上り線は、2列車同時発車できる
・下りの朝ラッシュを終えた増結用車両が本線を横切り収納される


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