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東名阪を結ぶ最速各停新幹線

東海道新幹線で各停新幹線は「こだま」号。

この東京発新大阪行き最終「こだま」号は
最速である。

それに乗ることができたのでご紹介する。

【新横浜20:15→京都23:25こだま755号】


■なぜ、「こだま」は遅いのか



 すべての駅に停車することが一つの
要因であることは間違いない。

それと、数多い「のぞみ」号や
「ひかり」号を待避するための時間が
必要で停車時間が長いことも
所要時間が伸びる要因の一つになっている。

 概ね、1駅停車するごとに、
2列車の待避があると考えてよい。


■首都圏ー京阪神圏を3時間10分


 かつて0系時代「ひかり」号は東京ー新大阪を
途中2駅停車で最速3時間10分だった
時代は長かった。

 今回、新横浜ー京都という少し距離は短く
なるものの国鉄末期の最速の新幹線と
奇しくも同じ所要時間。

 時代がたつとこのように所要時間は
短くなることに感動を覚える。

■「こだま」号は安めに乗れる


東名阪の主な区間の値段比較
ぷらっとこだまの普通車と早特3とのぞみ早特21が値段近い


 「のぞみ」号も昨今は安めの
チケットも販売されるようになった。

早特は、その一つといえる。
ただ、予約は早めに取る必要がある。

早特21といえど、21日前に予約をとろうと
思っても提供座席数は限りがあるので
実質的にはもっと早くの予約が必要。

「こだま」号は早特グリーン3という切符か
JR東海ツアーズの「ぷらっとこだま
プランとなる。

ぷらっとこだまには普通車用と
グリーン車用がある。

この3種類を駆使して安く移動したいところだ。

今回、ぷらっとこだまの普通車プランに
しようかとも考えたが、数百円追加で
グリーンにすることができるので
こちらの早特グリーンに乗ることにした。

■ぷらっとこだまとこだま早特の違い


 「ぷらっとこだま」は旅行商品で、
「こだま早特」は普通のJRの切符
割引企画商品。

 「ぷらっとこだま」は、普通車とグリーン車
設定があるが「こだま早特」は普通車の設定がない

 「ぷらっとこだま」は、主要駅の設定
しかない。

首都圏3駅と名古屋と京都・新大阪、
および静岡・浜松の相互区間

同地区の設定はなし。

「こだま早特」は各駅での設定がある。
ただし、隣接駅間の販売はない。

「ぷらっとこだま」のグリーン車用と
「こだま早特」の値段は、「こだま早特」の
方が安い。

ただし、「ぷらっとこだま」はドリンク券が
おまけで付く。

■ぷらっとこだまもチケットレス時代へ


N700Sが来た


 かつて、「ぷらっとこだま」は、
「ひかり」や「のぞみ」のように
指定席が売れず、空席の格安販売のような
意味合いだった。

今もそのような側面はあるものの時代は変わった。

かつて、「ぷらっとこだま」で入れるのは
一部の改札口しか使えないとかあり、
自動改札にも対応しない紙のきっぷだった。

それが今や、EX予約でしか対応しなくなった。
「旅行会社の窓口でしか買えない」から
「EX予約」のアプリでしか買えない
という変化ぶりに驚いている。

■「こだま」の高速性も侮れない


シート。


 「こだま」号は遅いイメージが
つきものであるが他の移動手段に比べても
意外と速いことがわかる。

高速バスも7時間ほどはかかるし
在来線を乗り継いで行くのも
同じくらいかかる。

 だから、3時間半とか4時間と掛かる
にしても、かなり高速移動できることに
間違いない。

【まとめ】


・待避が多いため時間のかかる「こだま」号
「のぞみ」「ひかり」と同じ車両で性能も同じ
・途中区間ではその高速性を発揮する
・安く「こだま」に乗るには、「こだま早特」と
 「ぷらっとこだま」がある
・「ぷらっとこだま」旅行会社で買うからネットで予約に
・「こだま」号も他の交通機関に比べても十分速い


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