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おとな女子こそ旅に出よう。

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#一度は行きたいあの場所

おとな女子旅:立山デビューのアドバイス

おとな女子旅:立山デビューのアドバイス

インドア系おとな女子が初立山(&山岳トレッキング)で思ったこと&感じたことがいろいろありました。これからデビューするというおとな女子の方に、少しでも参考になれば幸いです!

荷物はミニマムに!

当然ながら、背負うリュックは1gでも軽い方が良い訳です。おとな女子であれば尚更のこと。いつもの旅支度気分で、ついついアレコレ詰めてしまいがちですが、本当に必要な品を、必要な分だけにしておきましょう。今回は

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おとな女子旅:雷鳥に遭いに行ってみた!

おとな女子旅:雷鳥に遭いに行ってみた!

何度か書いておりますが、私はそもそもインドア志向の非アウトドア人間です。とは言え、決して運動が嫌いな訳ではありません。子供の頃は、地元のソフトボールチームでキャプテンをしていたこともあります。50Mを8秒フラットで走ったこともあります(40数年前はまぁまぁ早かった)。街歩きは得意だし(歩くスピードには自信あり)、海やプールでバシャバシャするのは好きなのです。が、汗をかいて自分自身がベタベタになるこ

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‟泊ることが旅になる”:界 鬼怒川

‟泊ることが旅になる”:界 鬼怒川

『温泉行きたいよー!』と昨年終わり頃から言い続けていたら、今年2度目の温泉旅行に行けることに(一度目は伊豆下田)。ただ、今回は‟父の代わりに”行くということで、条件として①70代終盤に向かっている母=先輩おとな女子との2人旅、②星野リゾートのどこか(御招待券を頂いたため)、③旅の目的は温泉での養生のみ(観光は無くても良い)、を踏まえて『全て良しなに手配して行ってきて欲しい』ということで。

母はと

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50代で行っとこう!チチェンイッツァ(Chichén Itzá / Mexico)

50代で行っとこう!チチェンイッツァ(Chichén Itzá / Mexico)

地理的に、自分の住んでいる場所から遠い旅先ほど、1日でも若いうちに、1ミリでも体力があるうちに、行っておきたい(行っておくべき)場所ではないでしょうか?日本からでは、北極/南極圏を除いた現実的な旅先として、アフリカ大陸か中南米の国々が、取り敢えず航空機で到達するには一番遠くになるのかも。

その上、世界遺産や歴史的に重要な遺跡などは大概、空港または市街地からの道のりが非常に長い場合が多いですし。

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やんごとなき旅情報:モナコ2024

やんごとなき旅情報:モナコ2024

政府観光局のワークショップやイベントは、各々のお国柄をも感じ取ることができるため、プレゼンテーションの内容以外にも感心するところが多々あり実に興味深いのです。それぞれ会場自体から既にその国の特徴をアピールしているので、その国がどういう方向で日本人渡航者の増強に努めているのか、良く判るという訳。だから、どこが良いとか、そういうことではなく、各国の個性を良く知るためにとても勉強になる機会でもあります。

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50代で行っとこう!エディンバラ(Edinburgh, UK)

50代で行っとこう!エディンバラ(Edinburgh, UK)

街全体が世界遺産となっているエディンバラ。イギリスを構成しているスコットランドの中心都市へは、ロンドンから飛行機で2時間、列車ならキングスクロス駅から約5時間、コーチ(長距離バス)なら約12時間(夜行で寝て行く人も結構多い)、様々な移動手段で訪れることが出来ます。エディンバラの旧市街は、日本人が‟イギリスの古い街並み””と聞いてイメージするものに、一番近いのではないでしょうか?新しい建物、最新の設

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‟泊まることが旅になる” :Marriott Mena House Cairo (Egypt)

‟泊まることが旅になる” :Marriott Mena House Cairo (Egypt)

世界有数の人気観光地であるエジプト:カイロ。市内には5ッ星ホテルも沢山あります。ラグジュアリーホテルの中には、カイロの中心部に建つ高層タワーホテルも多く、ぶらり市内へ出歩くには便利な場所に建っているのですが…。

個人的な意見として、たぶん、エジプトで‟ぶらり”街歩きするスタイルの旅の場合、そういうレベルのホテルに泊まらない旅行者の方が多いんじゃないかなぁ、と思っております。ある程度、ホテル内でま

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行きつけの町:Potsdam(Germany)

行きつけの町:Potsdam(Germany)

正直なところドイツと言う国は、私の中では長い間、スイスと同じような位置付けでした。いつか、そのうち、行けたら良いかな、60を過ぎてからでも良いかな、的なランク付けで、積極的に『行きたい!』という感じではありませんでした。欧州の中でも治安が良い方だし、若者を惹きつけるエキサイティングな要素があまり感じられず、川下りや古城巡りなど、むしろゆったりゆっくりの旅というイメージがあったもので。

それが突然

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おとな女子こそ南イタリア⑦トラーパニ

おとな女子こそ南イタリア⑦トラーパニ

Trapani:トラーパニは、シチリア島をぐるっと周ろうと思う人、或いは余裕をもって旅している人じゃなければ、もしかしたらスルーしてしまう町だと思います。何てったって、小さいんだもの!何もない、とも言える町だし。

地理的には、シチリア島の最西端の町であるトラーパニ。直ぐ鼻の先には、アフリカ大陸のチュニジアがあり、古代ギリシャ時代から地中海貿易の中継地だった港町。今は賑わいを見せるのは夏場のみ。チ

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おとな女子こそ南イタリア⑦モンレアーレ

おとな女子こそ南イタリア⑦モンレアーレ

海沿いのパレルモから内陸に約8km、標高300m超の山頂にある小さな町:Monreale。パレルモから日帰りトリップ先として以前より人気でしたが、2015年に世界遺産に登録されてからは、超混雑の地となっています。

パレルモの町は、結構大きいのです。新市街と旧市街が交わるエリアにあるホテルを朝9時に出て、ノルマン王宮裏手にあるバス停まで30分ちょっとのウォーキング。旅先で完璧な朝活ですよ。こんな感

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おとな女子こそ南イタリア⑥パレルモ

おとな女子こそ南イタリア⑥パレルモ

実に20年ぶりに踏んだシチリアの地。ナポリからのOver Night Ferryは予定通り、6:30amに港に到着。地元の人々が動き出す前、まだ静かなパレルモの町は、スマホのGoogle Mapを見ながら大型スーツケースをガラガラ引いて歩いても、全く問題が無し。直前のナポリは人疲れ&混沌疲れ、ホテルの部屋以外は常に気を張っていたことによる心身ともに疲労困憊の身には、パレルモの広い道路(旧市街部は別

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