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2024年1月の記事一覧

毎日更新することが自分のペースなのだ

毎日更新することが自分のペースなのだ

 仕事が暇すぎて、業務時間中にネットサーフィンを行うこと早くも体感二時間が過ぎた。時計を見てみるといまだ30分しか経っていない。これはどういうことか。
 業務が詰まっていれば早く過ぎる時間も、サボりに費やすと時間の進行が1/10以下になるのは何故だろうと阿呆丸出しの疑問を抱えながら午後を過ごす。ビジネス書が無駄な時間の例を挙げるのであれば、今この時間僕の時間こそが代表例になりえるだろう。そのぐらい

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なぜ今になって本名を明かしたのか

なぜ今になって本名を明かしたのか

 なぜ死の際々になり自身の本名を明かすことを決めたのだろうか。
 はじめは本名を明かすことで、資本主義によって肥えた企業または国家権力に対して誹りを投げつけ、有事の中にいる人物が都内近郊に潜伏できることに対して恐怖感を煽る、現代社会に対しての勝利宣言だとばかり考えていたが、それをするのであれば本名を明かさぬまま亡くなり、支援者かなんかを通じて発表したほうが効果的だったと思う。だが、報道によっていろ

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沖縄方言『はっさ、これなんかよー!』のこれ

沖縄方言『はっさ、これなんかよー!』のこれ

 今働いている事務所ではラジオを垂れ流して業務に励んでいる。この何の中身もないラジオ音声のおかげで、なにも音声がなくシンとした中でキーボードの音だけがパチパチと鳴っているだけの空間で働くよりは大分マシになっているのだが、ラジオから流れる番組はFM放送ではなくAM放送なのだ。そう、AM放送、中波放送なのだ。
 いや、FMだろうがAMであろうが別になんだっていい。ラジオ音声があるだけで働く空間に誰かが

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新しいPCを導入すると甘食が貰える

新しいPCを導入すると甘食が貰える

 PCを新しく導入した。PC、パーソナルコンピューター。森博嗣的に言えばコンピュータである。いや、森博嗣的に言ってどうするんですかって話だ。誰かの言い草を真似て自身の言説のように扱おうとするのは卑怯ではないか。これはいわゆるフリーライドというもの。つまり、卑怯な手段である。卑怯ではあるのだがしかし、根幹をバラす世間に対して公表しなければフリーライドも暴かれることもない。故に、黙っていればいいのだ。

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夢の中で逢えたね

夢の中で逢えたね

 昨日、夢で死んだ愛犬にあった。
 夢の中での愛犬はとても元気で、僕が駆けだせば後ろから全速でついてきたし、勢い余って僕を追い越したりするなどしていた。休憩の最中に頭をなでながら観察してみると、死の原因となった耳の大きな腫瘍は全くに無くなり、綺麗な耳をピンと立てていた。その立てた耳があまりにも愛おしく、べらべらしゃぶってやろうかと思たが、夢の中なのに自制心が働いてやめた。駆ける様子は、何にも縛られ

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沖縄って良いところだと思ってます?今の沖縄ってこうなんですよ

沖縄って良いところだと思ってます?今の沖縄ってこうなんですよ

 今や沖縄の人間は地上で暮らすことを諦めた。
 蒼くどこまでも広がる空、緑が煌々ときらめく森林、水平線の何処までもを支配している海、草原を駆けるマングース、屈託のない子どもたちの笑顔。その全てを諦めてうちなーんちゅは地下に潜ってモソモソと蠢きながら生活をしている。
 眼の前に広がるは土塊と木の根、動物かなんかの骨と死骸。近代的なものと言えば、急ぎで持ってきたオイルランプぐらいだ。スマートフォンには

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井伏鱒二「川釣り」

井伏鱒二「川釣り」

 井伏鱒二の『川釣り』を読んだのだが、これがものすごく良かった。
どこが良かったかと言うと、釣りの技術に関して何も述べていないあたりが良かった。いや、多少なりとも技術が云々カンヌンと書いていた気もする、氣もするが、技術に固執するのではなく、釣りを通じて人との交流がありましてんが主題であったと思う。
 そもそも、書の序盤に「これは技術を教える所ではありません」と断り、もとい保証がが入っているように、

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チャリを漕いで夜を馳せる

チャリを漕いで夜を馳せる

 風邪なんぞ軟弱人間の病にかかるのは免疫力が低下しているからであり、免疫力が低下しているということは体力も低下している。体力も低下しているということは酒も直に飲むことができなくなるだろう、と勝手に自分の中で断定付けて体力づくりに骨を砕き身を粉にすることにした。つまり、体力づくりを実行せしめん時来たりということだ。
 実際、ここ一年で体力がゴンゴンに減っているのがわかる。階段を数段登れば血を吐き、気

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麻薬注入、ズギュン

麻薬注入、ズギュン

 何を書くかも定まらずに机に向かってこれを認め始めているのだが、キーボードを打ち始めるとあれについて書けばいいのではないかと思いつくので人間とは不思議である。因みにこれは、何も思いつかないので助走のフリをした空振りである。
 それはそうと、自分のための本づくりが佳境を迎え始めた。このままのらりくらりと作業を進めていれば、弥生、三月あたりには完成と相成り、調子に乗り始めること待ったなしという感じで進

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ドラえもんのグラスが人間としての質を良くする

ドラえもんのグラスが人間としての質を良くする

 最近飲んだ店でグラスがドラえもんだった。これはドラえもんの頭を切り取ってそれを盃にして飲んだという織田信長的な話ではなく、単純にグラスがドラえもんの柄だったというだけの話だ。
 というだけの話だったのだが、これがむっさ良かった。普段酒を飲むのにグラスなど気にしたことなど無く、そこら辺の赤土を天露で濡らし、平たく伸ばしたものを固めて、違法に設置した釜でグラガアガアグラガアガアと焼いて冷やしたものを

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「どうせ陰謀論者じゃないかよ」

「どうせ陰謀論者じゃないかよ」

 叶井俊太郎の対談集『エンドロール!』を読んでいるのだが、これが結構おもしろい。
 叶井といえば、『アメリ』を買い付けて莫大な富を得たと思ったら、いつの間にか三億の借金を抱え破産。その後は、『いかレスラー』とか『日本以外全部沈没』とか『プー あくまのくまさん』などヤバメの映画を宣伝プロデュースをしている人物である。
 そんな叶井は、膵臓ガンにかかり余命半年と宣告。余命が幾許もないのなら、今のうちに

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カツうどん、スーパーバンド、家庭内別居

カツうどん、スーパーバンド、家庭内別居

 酒を飲んだ。
 それはもうたくさん飲んだ。今日はもう書かないで寝ようぜと思うぐらいにはたくさん飲んだ。
 しかし、どうしてもなにか書き起こしてないと座りが悪いので何か書かねばと思いこれを書いているのだが、もうこう書く時点でなにも思いついていないことは明白で有るし、なんか頭も痛くなってきた。
 騙すためにもう一度酒を飲んだが騙しきれない。更に痛くなってきた。酒を飲みすぎから由来されるものではないと

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酒力が足りない

酒力が足りない

 酒力が足りていない。知らない間に枯渇してしまったみたいだ。
 酒力とはなにか。説明が難しいのだが、タバコが好きでばっかばか吸っている人間が「ヤニが切れた!」と喚き散らしているようなものと似ている気がする。いや、決して中毒ではなく。飛行機の搭乗口直前に「パスポートがない!」と慌てふためいている感覚に近い。つまり、めちゃくちゃ危機感を覚えているというわけだ。
 ここ最近、体調に気をつかって酒を飲むタ

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『武蔵野』、狭間に立つ

『武蔵野』、狭間に立つ

 チャリを漕ぎながら斎藤潤一郎の『武蔵野』を読んだのだが、これがなかなかに面白かった。この面白かったというのは突拍子のない荒唐無稽なユーモアで腹がねじ切れるほど笑った、というものではなく、この作品が持つ薄暗い雰囲気の中で繰り出される何も無さが面白かったのだ。
 『武蔵野』は、都会でもない田舎でもない場所を目指して旅をするということが物語の幹になっている。旅が幹ではあるが、はっきり言って何かがあるわ

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