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スリップ図鑑・第四回(復活編)
今回はふと思いついて、復活編と題してみました。廃止されたスリップが、思わぬ形で活用された事例です。(尚、私は呑気に書いていますが、出版社にとっては由々しき事態であり、全く笑えない話であることをお断りしておきます。)
一年半くらい前の話です。ちくま新書の一冊として『スーパーリッチ』という本が出ました。ところが発売直後に「不備」が発覚し、回収(= 即返品)扱いとなりました。一度店頭に並んだ商品が(売
コロナ禍で救いになった音楽・2020年篇
2019年末にサブスクリプションを導入し、その分ライヴに多く行こうと思っていた矢先にコロナ禍へ。そんな中、新しく出会った音楽です。
月ごとのヘビーローテーションを目安にして、12組のアーティストをご紹介。※50音順にしました。※リンクは全て公式チャンネルより。
・カネコアヤノ『燦々』(中でも「光のほうへ」、「布と皮膚」)。
・くるり『thaw』(中でも特に「心のなかの悪魔」)等。
・Spa
2年前、単なるメモから始まった。
私が、現在の書店に勤め始めたのが、2019年3月16日。
売れ行き動向や発注に関して、いま手元に残っている一番古いメモがこちらです。
ちょうど一か月が過ぎた頃です。
メモしているのは、直近で売れた商品のうち、なんらかの引っ掛かりがあったもの。気になるものは、スリップに書き込むか、メモ用紙に書き殴るか、どちらかなのですが、その行為自体は前職から変化していません。
さて本題の前に、話の前提とな
真剣に「働き方改革」しよう。
今年に入ってから未だ一つも投稿できていません。
そもそも、SNSもろくにチェックできていないし、あちこちのHPを探索することもすっかり減ってしまいました。
ましてや、文章を書いて、推敲して、投稿するなど、望むべくもないのが現状です。
しかも、今の書店で働き始めた2019年以降、読書時間も読書量も低下したまま3年目に入ってしまいました。インプットもアウトプットも不十分で、ストレスが増すばかりで
スリップ図鑑:第2回
2か月振りの投稿です。
(とにかく、腰が重い。身体的にではなく、SNSしかりnote しかり、文章を書くことが。)(もっと力抜いたらいいのに、と自分でもつくづく思う。)
さて、今回はビジネス系の実用書を主力とする出版社を紹介いたします。
全体に、自己主張といいますか、存在感アピールをもの凄く感じるスリップが多いです。
実用書は類書が多いですし、シェア争いも熾烈。何はともあれ、お客様に手に取
スリップはあるのが当然、だった頃。
一度書き始めると延々と長くなる傾向のあることが分かったので、こまめに区切っていきます。
今回は、基本的にスリップは付いていなければいけない、という認識だった頃の私の使い方です。主に、前職での「古典的」管理方法に該当します。(ずーっと長年、「スリップのない商品は返品お断り」だったんですよ!それがころっと一転して、経費削減の流れで、書店側の事情をたいして斟酌することなく廃止一直線になっています。)そ
自己紹介(ロスジェネ書店員の年表)
一度書き始めたのですが、膨大な分量になりそうなので、簡略版を先に投稿することにしました。
2009年9月、某大学大学院某研究課博士後期課程単位取得退学。
2009年10月、大学二回生から10年ほどアルバイトしていた会社に正社員として就職。
2010年1月、(一種の)パワハラにより、元から通院治療中だったうつ病が悪化し、半年もたずに退職。
傷病手当受給中に、突如「ギャラリー巡り」に開眼する
「#Bookstore AID」に賛同しました。
「本屋さんを支えよう!!ブックストア・エイド(Bookstore AID)基金」本日4月30日、上記のクラウドファンディングが「MOTION GALLERY」にてスタートしました。
このプロジェクトは、新型コロナウイルス(=COVID‐19)の感染拡大に伴い、苦境に直面している全国の書店(とりわけ、所謂「町の本屋」さん)をクラウドファンディングによって支援しようという試みです。詳細は以下のリンク