自己紹介(ロスジェネ書店員の年表)

一度書き始めたのですが、膨大な分量になりそうなので、簡略版を先に投稿することにしました。

2009年9月、某大学大学院某研究課博士後期課程単位取得退学。

2009年10月、大学二回生から10年ほどアルバイトしていた会社に正社員として就職。

2010年1月、(一種の)パワハラにより、元から通院治療中だったうつ病が悪化し、半年もたずに退職。 

傷病手当受給中に、突如「ギャラリー巡り」に開眼する。現役美大生や新鋭作家の展示をメインに、毎週、神戸・大阪・京都の「三都物語」を繰り返す。 この期間で、はるか遠い世界の存在だった「アーティスト」に、直接感想を伝えたり質問することが、徐々に緊張なくできるようになり、書店員になってからもその心構えが活きている(と思う)。

2011年3月11日、兵庫県立美術館で森村泰昌展「なにものかへのレクイエム」鑑賞後、アルバイトで姫路へ向かう電車内で、東日本大震災発生。

2011年4月~同年10月、再度のうつ病悪化に伴い、北海道の実家で過ごしつつアイヌモシリの歴史を学ぶ。

2011年11月神戸に戻り、同年12月7日「F書店三宮店」にてアルバイトで書店員生活をスタート。当時33歳、遅咲きのデビュー。

2012年2月頃、新書・語学書・PC書の「担当」となり、その後ビジネス書、最後に約1か月間だけ文庫担当を経験。

2013年11月、F書店三宮店閉店。直後に、2駅隣の「F書店神戸店」に「移籍」というか、ともかく拾っていただく。神戸店では雑誌を担当。

2014年11月、神戸元町の乙仲通りにて「書肆スウィートヒアアフター」を兼業で開店する。F書店の勤務は9時~14時の固定シフトにして頂き、徒歩で移動してから、15時~20時の時間帯で営業。

基本は古書店のつもりであったけれど、新刊の直取引を組み合わせたく、多くの方のご協力を仰ぐ。 ロゴデザインなどを「iTohen」の鰺坂兼充さん、ブックカバーを朝野ペコさんにお願いする。

2015年1月頃から、李信恵さんの「反ヘイトスピーチ裁判」支援の一助として「支援者集会」での書籍販売をさせて頂く。

2015年夏、ご縁に恵まれ「SEALDs選書プロジェクト」フェアの全国1号店となり、特設コーナーを展開。その後紀伊國屋書店はじめ全国に波及。

2015年12月、書肆スウィートヒアアフター閉店(ネット販売は継続)。

2016年2月~、アルバイトの掛け持ちで「学童保育つむぎ」@岡本にて、子どもたちと戯れる。

2016年初夏、常時リストラを進めていたF書店が突如、アルバイトスタッフの契約社員登用を告知。千載一遇とばかり、応募し、無事に採用に至る。

この間、「採用試験」から採用通知までが異常に長く、学童スタッフを辞していたこともあり困窮。2か月間限定で生活保護を受給して糊口を凌ぐ。

2016年11月、F書店神戸店の契約社員となり、副店長を拝命する。同時に雑誌担当は継続で、文芸・人文書も担当。

2017年春、神戸店店長が大阪府内の店舗に異動し、副店長のまま店長業務の大半を引き継ぐ。

同年、自己破産を申請し、その後免責許可決定を受ける。学生時代(学部+大学院修士課程+同博士課程)の旧育英会奨学金が9割、書肆スウィートヒアアフターでの債務が1割ほど。

2018年11月、本社から年明けでの閉店を告げられ、スタッフに口外できない重苦しさを抱えて勤務。

2019年1月14日、F書店神戸店閉店。2月初旬まで閉店作業。その後有給休暇に入る。

2019年3月、ふたば書房に准社員として入社。3月16日~「FUTABA+プリコ垂水店」に勤務。現在に至る。文芸・人文書、ビジネス書、新書、語学書、PC書、資格書を担当。



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