2019年8月の記事一覧
「キミに任せた」で、子どもは伸びる!
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
「ここは、どうすればいいんですか?」
「キミに任せた!」
私の経営するピアノ教室は、こんな風に、生徒さんの自主性を尊重しています。
「でも、任せてばっかりで、本当にいいの?」
という疑問を持つ方も、実は、いるのではないだろうか?
・・・と思っていたら、昨日、レッスンをご見学されたお母さまから、このようなLINEをいただきました。
うん、ど
小児科と、ピアノ教室の共通点
「この子、ADHD(注意欠陥・多動症)なのですが・・・それでも、ピアノを教えていただけるでしょうか?」
お母さんは、不安げに私に尋ねました。
今から2年ほど前のことです。Aくんは、病院でADHDと診断されました。お母さんは、そんなAくんにぜひ特技を、と、ピアノを習わせたくなり、私の教室 にやって来られたのです。
当のAくんは、ニコニコしながら「ピアノ、やりたい!」と、やる気満々。
そして翌
私が質問=「どうしたいの?」に、こだわる理由
「そこ、どうすればいいかな?2人で、話し合ってごらん」
私が経営するピアノ教室は、どの教室も、生徒さんが自分で考え、自分で決める「自主性」に、こだわっています。
レッスンも、生徒さんが自分たちで調べ、教え合う「アクティブラーニング」の方法を、とっています。
実は、そうなるまでには、とある「理由」が、あったのです。
あれは、15年ほど前のこと。
学校の先生だった私は、放課後、校内を見回りし
私のピアノレッスンのこだわり②レッスン前、ピアノをピカピカにする
私のピアノレッスンのこだわり、その2。
それは、1日のレッスン前に、ピアノをピッカピカに磨くこと。
教室のピアノは黒なので、とかく指紋が目立ちやすいもの。
ベタベタに指紋がついたピアノで、レッスンを受けていただくのは申し訳ないので、磨くようにしました。
「有り難う、有り難う」って、言いながら。
たったこれだけのことなのですが、生徒さん、ピアノを前以上に、熱心に練習するようになったんです。
私のピアノレッスンの「こだわり」とは?
「けーさんのピアノレッスンの、こだわりって、なんですか?」
唐突に質問されました。
でも、間髪入れずに答えることが、できました。
「ピアノを弾いてくれた生徒さんに『有り難う』って、言うことです」
「へえ〜、かりに、ミスだらけでも、練習不足でも、ですか?」
「もちろんです。弾いてくれたこと自体が、嬉しいので」
「ずいぶん、寛大なんですね〜。でも、どんな演奏であっても、言われた方は嬉しい