amaia
眠れない夜を過ごしていたあの頃の思い出話。なかなか頭おかしいエピソードが並びそう。
たくさん読んでました
主に回顧録になりそうです
小説もどき
私は、夢を見ていたのかもしれない。自分が「いい人である」と。よく見てみると、今まで、様々な人から都合よく扱われていただけではないだろうか、と。 私はよく、「優し…
私は高校を中退するまで、基本的に虐められていた。 両親からは完璧さを求められていた。彼らの理想の外に私という結果が転がっているがゆえ、私は常に、人外のような扱い…
この本を手に取った理由は、単に「面白そう」だけだった。というか、わたしはいつもそうである。それ以外の理由を挙げるとするならば、友達に大陸中国語と日本語のバイリン…
当時、私は6~7歳だった。その年の冬は、やけに食卓に鍋が並んでいた。 私は母に「鍋は飽きた」と申し出た。 それから、同じ鍋料理だとしても、カレーかシチューが並ぶよう…
私は彼と出会うまで、自分が「子どもが欲しい」と思っているタイプだとは考えてもいなかった。だから、まず、そこに驚いている。 そもそも論、現状では自分が無事にその子…
タイトルの通り。そしてこれは、私の一生の議題になるだろう。 生きるためだけであれば、心臓があれば充分だ。心臓さえ動いていればいい。 しかし、「生活」するのであれ…
私は、看護師になりたかった。そう思ったのは、確か、私が高校生の頃だった。幼児教育を学んでいたあの時、実習で出会った子たちと触れ合って思った。「看護師になりたい」…
『彼女は頭が悪いから』という小説を読んだのは、何だかんだ3年前のことになる。 しかし、内容は未だに要約して誰かに言える程度に印象的だった。 合理的か、そうじゃない…
2021年11月12日 17:10
私は、夢を見ていたのかもしれない。自分が「いい人である」と。よく見てみると、今まで、様々な人から都合よく扱われていただけではないだろうか、と。私はよく、「優しい」と言われてきた。それは否定しないほうがいいかもしれない。ただ、「優しい」を「都合の良い人」と理解する人もいるのである。それは私が、他人が気づかないような細かいことにも目が向くからだろう。私は、愛想がいい。よく笑う。だから、様々な人
2023年1月2日 22:07
私は高校を中退するまで、基本的に虐められていた。両親からは完璧さを求められていた。彼らの理想の外に私という結果が転がっているがゆえ、私は常に、人外のような扱いを受けていた気分だった。両親は、子どもに対しての愛情の注ぎ方を知らなかった。自分たちがそうだったからだろうか。否、彼らは施設育ちではなく、一般家庭の育ちであるはずなのだが。こういった経緯で、私は生まれたその日から、プレッシャーに押
2022年8月16日 00:17
この本を手に取った理由は、単に「面白そう」だけだった。というか、わたしはいつもそうである。それ以外の理由を挙げるとするならば、友達に大陸中国語と日本語のバイリンガルがいるからだろう。まず、著者の温又柔。これで「おん ゆうじゅう」と読むらしい。「又」って、「ゆう」って読むんだと、人生分、日本語で過ごしているはずのわたしは初めて知った。ありがとう、知らなかった。著者は女性で、国籍は台湾となる。し
2022年1月29日 15:51
当時、私は6~7歳だった。その年の冬は、やけに食卓に鍋が並んでいた。私は母に「鍋は飽きた」と申し出た。それから、同じ鍋料理だとしても、カレーかシチューが並ぶようになったが、食卓に並ぶ際には個別に盛り付けられる事と、味の濃いものの方が好きだった私には、それはあまり関係なかった。一人暮らしをはじめて、どれだけ鍋料理が楽か理解出来る。作り過ぎれば、何日かに分けて食べればいい。そもそも、具材を切
2021年11月19日 19:47
私は彼と出会うまで、自分が「子どもが欲しい」と思っているタイプだとは考えてもいなかった。だから、まず、そこに驚いている。そもそも論、現状では自分が無事にその子どもを産めるかどうかすらも分からない。けれども、欲しいと思った理由としては、親戚の年下の子たちの面倒を見てきていたから。だから、「私の子ども」を育てたいのかもしれない。つまり、「子供はほしいが、血の繋がりにはこだわらないし、少し悲しい
2021年11月1日 19:07
タイトルの通り。そしてこれは、私の一生の議題になるだろう。生きるためだけであれば、心臓があれば充分だ。心臓さえ動いていればいい。しかし、「生活」するのであれば、心臓が動いているだけではできない。心がなければならない。その「心」とは非常に奥深く、一筋縄ではいかない。人間は如何にして、この複雑なものを進化の過程で生み出してしまったのだろうか。というところまでが、高校の頃の疑問だった。答
2021年10月31日 10:50
私は、看護師になりたかった。そう思ったのは、確か、私が高校生の頃だった。幼児教育を学んでいたあの時、実習で出会った子たちと触れ合って思った。「看護師になりたい」と。どうやら、私には希死念慮というものがあるらしい。理由は、地元で死刑囚が出るような殺害事件があったからだろう。被害者は、私と同い年の女の子だった。彼女は看護師になりたかったと、彼女のお父さんが手記で語っていた。毎年、某新聞で掲載されて
2021年10月31日 08:16
『彼女は頭が悪いから』という小説を読んだのは、何だかんだ3年前のことになる。しかし、内容は未だに要約して誰かに言える程度に印象的だった。合理的か、そうじゃないか、そのせめぎ合いにあった人間関係のお話ではないかと考えている。赤い果実を手にした少年を見て、「キリスト教は平等な考え方をしているか?」と問われると違うだろうなーと。この作品の表紙は、それだと思う。ジェンダー論なのかどうかと問われた