彼女は頭が悪いから
『彼女は頭が悪いから』という小説を読んだのは、何だかんだ3年前のことになる。
しかし、内容は未だに要約して誰かに言える程度に印象的だった。
合理的か、そうじゃないか、そのせめぎ合いにあった人間関係のお話ではないかと考えている。
赤い果実を手にした少年を見て、「キリスト教は平等な考え方をしているか?」と問われると違うだろうなーと。
この作品の表紙は、それだと思う。
ジェンダー論なのかどうかと問われたら、首を縦にも横にも振れないのが現状。
見えないの力関係はジェンダーによるものな