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砂肝
2022年12月30日 14:54
12/28(水)詩人・茨木のり子さんは「草」の字がつくものはなんでも好きらしく、『草』という詩には、ひたすら草言葉が列挙されている。まずはそこから新しく知った言葉を三つ。草創期という言葉でよく使われるそう。何もない地面から草が生えてくるイメージなのかな。くたびれて草に臥す。わかりやすい。BLEACHの完現術(物質に宿った魂を引き出し、使役する能力)を彷彿とさせた。「蒙古斑(Mo
2022年11月23日 09:07
ある高校の入学試験を受けに行く。その高校は僕の通う大学から最も近い高校で、学校間を移動する連絡バスが運行している。友達と一緒に向かう予定をしていたのだが、約束の時間になってもバス停に現れず、LINEのメッセージに既読も付かない。試験開始時刻に間に合わないと困るので、諦めて先に向かうことにした。会場の高校はブレザーを着た学生で埋め尽くされていた。白シャツにスラックスの自分を場違いな存在に感じなが
2022年3月23日 21:50
三月二十三日(水)四月でBOOKOFFのバイトを辞めたい、と店長に伝えた。理由は学業とバイトの両立が困難になるためだ。四回生の頃は、授業も研究も全てオンラインでこなせたので、週三日午前九時半から午後五時のシフトで働くことができていた。しかし大学院から平日は毎日大阪まで片道二時間半ほどかけて通わなければならなくなった。それに加えて、担当教授から「月四万ほどで研究の手伝いをしてみないか」と勧められ
2022年3月22日 23:32
三月二十二日(火)午前六時に起床。昨日は徹夜できなかった。アルコールが入った状態では確実に不毛な徹夜になると思ったからだ。おかげで四時間半ほどの睡眠を摂れた。しかし状況はかなり危機的だ。午後一時半に担当教授との個人ミーティングがある。それまでに何万字あるのかわからない卒論の英訳を完遂させなければならない。朝食の納豆ご飯を素早く口へかき込み、目覚めのコーヒーを啜る。自分の肩ぐらいの高さの箪笥
2022年3月22日 00:03
三月二十一日(月)晴れ午前8時半起床。起きてすぐ「部屋が汚い、掃除をしろ」と母がうるさく言う。自分の部屋なんだから好きにして良いだろうと思うのだけど、この家は親のものなので従うしかない。フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」で登場するキップルのように、エントロピー増大の法則に従っていずれは散らかる運命なのだから、片付けても仕方がないとは思うのだけれど。ガミガミとうるさ
2022年3月18日 22:21
三月十八日(金)午前六時十五分に目が覚める。眠気はなかったが昨日の旅で疲弊しているであろう体のためにもう少し睡眠をとる。午前七時半に起床。今日は澁澤龍彦「快楽主義の哲学」を読み耽る。初めて読む澁澤龍彦の著作。一章を読むだけで心が鷲掴みにされた。「人生には、目的なんかない」という文言から始まる数々の主張。既成の価値観で雁字搦めにされている自分をぶち壊してくれるような思想がたまらない。この
2022年3月17日 23:03
三月十七日(木) 曇り時々晴れ京都にて北野白梅町周辺を旅する。午前七時起床。質の良い睡眠に気持ちの良い目覚め。楽しみな一日の始まりには髪をきっちりとキメる。下準備として温水で髪全体を濡らし、ドライヤーで八割ほど乾かす。指で軽く束をとり、ヘアアイロンでうねらせていく。全体に満遍なくアイロンをかけ終えたら、ワックスを馴染ませパーマ風に仕上げる。ただ髪質がチリチリなので、どうしても輪郭がぼやけて
2022年3月16日 20:59
三月十六日(水) 晴れ午前七時半起床。朝食は残りもののチャーハンとトースト。いちごジャムの残りを全て使い切る。バイトの準備。最近はデコ出しのヘアスタイルをしがち。似合うかどうかはさておき、気分が前向きになるから好きだ。前髪に遮られないため視界も良好。午前九時半。BOOKOFF出勤。今日は従業員少なめ。朝は段ボール箱20箱分の買い取りをする。ほとんど漫画本で、買い取った本を乗せるカートが溢れ