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My Favorite Things。

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私の好きな食べ物、本、CD、アーティストについて長々と説明する場所です。 あまり多用するつもりはないのですが、つい困った時に書いてしまいがちなのでした。
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#ムーンライダーズ

今日の一枚〜加藤和彦『うたかたのオペラ』

今日の一枚〜加藤和彦『うたかたのオペラ』

 今日は上京する予定を立てていましたが、地元ラジオ番組の公開放送の抽選にハズレたということで、ある意味目的を失ってしまったわけです。
代替案として地元では上映終了した映画「トノバン」を観てから、村松邦男さん出演のイベントに参加することを考えました。
が、検索してみると上映館や時間を考えるとなかなか条件に合うものがない、と上京自体を断念しました。
実は視力がメチャクチャ落ちてしまっていたり、療養生活

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ZaZaレーベル祭(仮)

ZaZaレーベル祭(仮)

 福岡ユタカさんの『YEN』とナーヴ・カッツェのSwitchレーベル時代の作品を近い時期に入手できたことで、現在は近い時期に入手したCDを同じ収納ケースに暫定的に入れてます。
ちょっと時期がズレてますが、ムーンライダーズのメンバー、鈴木慶一さんのプロデュース作品は1980年代前半、白井良明さんはその少し後、岡田徹さんはは更に少し後の作品が多いわけですね。

 岡田さんプロデュース作品には他にもパー

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My Favorite Best Album〜伊勢正三『伊勢正三 WORKS』(ちょっとした伊勢正三論)

My Favorite Best Album〜伊勢正三『伊勢正三 WORKS』(ちょっとした伊勢正三論)

 ベスト・アルバムで重要なのは選曲もですが、実は曲順も相当大切なものですよね。
最近、アンソロジー的なベスト・アルバムで多いのは発表順に曲を並べるというものですね。
これは録音状態やその音質、演奏形態などを考えると、曲順で違和感が少ない形という意味ではベストに近い形ですね。

 伊勢正三さんには数多くのベスト盤が存在して、その中にもヒストリカルな編集がされているものが多いのでした。
この『伊勢正三

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今日の一枚〜ZELDA『D.R.O.P.』

今日の一枚〜ZELDA『D.R.O.P.』

 先日、ZELDAの『空色帽子の日』の帯付CDが到着してから、『CARNAVAL』とこの『D.R.O.P.』を聴き直してみたんですよ。
個人的な彼女達のアルバムではこの3枚がベストです。
この『D.R.O.P.』からはシングル・カットはされなかったのですが、プロモーション・ヴィデオは制作されていますね。
この機会に紹介してみますか。

・ZELDA「MIDNIGHT WALK」P.V.

 作詞・

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2枚でどうだ〜ZELDA『CARNAVAL』&『空色帽子の日』

2枚でどうだ〜ZELDA『CARNAVAL』&『空色帽子の日』

 80年代、大好きだったバンド、ZELDAのプロデュースを白井良明さんがやっていた時期があって、そのうち『空色帽子の日』が箱帯付きでかなり手軽な値段で出品されていたので、これは買うしかないと判断したわけです。
そうしたら、盤やプラケースに歌詞カードもかなりコンディションがよかったんですねー。嬉しい。
で、この機会に白井良明さんがプロデュースした2枚のアルバムについて書いてみますか。
じゃ、行ってみ

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はちみつぱいAgain

はちみつぱいAgain

 本を読みながら音楽を聴くと集中できないのは本音ですが、両者が関連するものだとその世界にとより深く入り込める感じがするんですよね。
まー、両者を既に読み込んだり、聴き込んだ上での話に限られますが。どちらかが新鮮な状態だったり、両方が新鮮な状態ならどちらかに集中してしまいますが。そんな感じです。
じゃ、行ってみよー。

・はちみつぱい『9th June 1988 はちみつぱいLive』(SPFJ-0

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My Favorite Best Album〜PSY•S『ゴールデン・ベスト〜シングルス・プラス〜』

My Favorite Best Album〜PSY•S『ゴールデン・ベスト〜シングルス・プラス〜』

 まだ買って一月経ってからませんが、「獲物の分け前」で紹介したPSY•Sの『ゴールデン・ベスト』をまた取り上げます。
隔離生活(?)用に持参したり、生活中に購入した本やCDはとりあえず今日で全部紹介したことになります。あ、雑誌があるか。
明日からは雑誌論みたいなのに踏み込む形になるのかな?まだ完全に未定。

 前回、上京時に買ったばかりの記事のリンク貼りますか。読んでいただけたら、ありがたいです。

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今日の1枚〜加藤和彦『パパ・ヘミングウェイ』

今日の1枚〜加藤和彦『パパ・ヘミングウェイ』

 1月末に上京した時、新幹線の中で水道橋博士の配信を見ていたら、博士が購入したアナログ盤を紹介していたのですが、その中にこれがあったんですよ。
やー、とにかく大好きなアルバムでしたから興奮しましたねー。で、実家に戻ってから引っ張り出してしまったというわけです。
じゃ、行ってみよー。

・加藤和彦『パパ・ヘミングウェイ』(COCP39094/日本コロムビア)

 確かこれが最新盤になるんじゃないかな

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2024年初めのムーンライダーズ

2024年初めのムーンライダーズ

 年末年始に買って何度も読み直している宗像明将さんによる鈴木慶一さん本によって、年明けてからムーンライダーズのCDを引っ張り出して聴いてます。
ムーンライダーズのボックスやリアルタイムで買ったオリジナルアルバムを除いた発掘音源やライヴ盤にソロアルバムとかだけでも相当数になってしまっていることに気付いてしまいました。
こうした30枚に足りない位収納出来るケースだけでも結構あるんですよね。全部チェック

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あがた森魚祭ふたたび

あがた森魚祭ふたたび

 あがた森魚さんのCDもよく聴くわけですが、最近よくやるのは某大手動画共有サイトで映像作品の予告編を見るのがとにかく楽しみです。
まずは森達也さん監修、竹藤佳世さん監督のの「あがた森魚ややデラックス」から行ってみよー。

 矢野顕子さんと鈴木慶一さんのコメントが象徴してますね。
特に矢野さんの「素晴らしいソングライター」ということは見逃されがちですよね。
鈴木慶一さんの「脳内乱暴度が高い」はファン

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斉藤哲夫さん祭状態に

斉藤哲夫さん祭状態に

 はっぴいえんど再発盤がチャート・インしているみたいですね。しかも十数位に3作とも。かなりビックリしてしまいました。
もはや、はっぴいえんどのアルバムはアルファレコードの荒井由実さんやYMOのバックカタログと近い位置になっているのか?とか考えてしまった私です。
数年前に発売された「URCレコード読本」を読み返したいと思ったのは、映画「福田村事件」のある意味きっかけを作ったかもしれない中川五郎さんの

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今日の一曲〜ムーンライダーズ「現代の晩年」

今日の一曲〜ムーンライダーズ「現代の晩年」

 明日から上京するということで、朝寝坊はできないというか、あまり無茶苦茶な生活時間だと非常に困るというわけで、昨夜睡眠し始めたのは日付変わった頃でした。
そうしたら、午前3時辺りに目が覚めてしまってなかなか眠れなくなってしまったんですねー。
そういう時用のCDがありまして、目をつぶって聴いていたら、なんとなく眠くなってきたんですが、耳に飛び込んできた歌詞に心動かされてしまったわけなんですよ。
じゃ

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今日の一枚(2枚組)~ムーンライダーズ『ムーンライト・リサイタル 1976』

今日の一枚(2枚組)~ムーンライダーズ『ムーンライト・リサイタル 1976』

 このところ夜がようやく過ごしやすくなって、徐々にCDを聴く機会が増えてきました。
ポータブルCDプレイヤーを新しいものにしたりとかもあるのですが、それはまた別の機会に。。
で、なぜ今日このCDを取り上げることになったかですが、実は某通販サイトに抱き合わせで出品されていたんですが、両方合わせても定価の半額以下だったんで、つい。。
じゃ、行ってみよー。

・ムーンライダーズ『ムーンライト・リサイタル

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My Favorite Best Album~ムーンライダーズ『NEW DIRECTION OF MOONRIDERS vol.1』百万人のムーンライダーズ[リスナーズ・ダイジェト]ALL TIME BEST編

My Favorite Best Album~ムーンライダーズ『NEW DIRECTION OF MOONRIDERS vol.1』百万人のムーンライダーズ[リスナーズ・ダイジェト]ALL TIME BEST編

暑いです。とにかく暑いですね。夜になっても暑いので、ヘッドフォンしながらの音楽鑑賞もなかなか厳しい日々が続いてます。
カナルタイプのヘッドフォンだとなかなか迫力がないので、音楽聴かなくなってしまうんですよね。。
昨日なんとか聴いたのはムーンライダーズのベスト盤『NEW DIRECTION OF MOONRIDERS vol.1』でした。
理由は「ジェラシー」のアルバム・ヴァージョンを聴くためでした

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