シェア
松永ねる
2020年9月21日 13:49
あ、と思ったときには、もう遅かった。こぼした、と思った。袋の底に残るコーヒー豆(挽かれたやつ)を、計量スプーンに移しているときのことだった。気づいたときには、足の上に砂のような感触が乗っていた。*何かをこぼすと、悲しかった。おおげさだけど、まるで世界の終わり、みたいな気持ちになっていた。本当に、おおげさだと思う。でも、「やってしまった」という罪悪感それも、”また”と思う。
わーさん@【思考×読書】のんびり屋が書くnote
2020年9月17日 18:30
アピールの仕方なんで、こんなタイトルの記事を書こう思ったかなと言いますと、この経験談は、今年の初めに大学時代の友人とたまたま予定が合ったので、一緒に飲みに行った時の話です。私たちが帰り際の時に、若いカップルがやってきて、男の方の行動がすごく気になったので、帰るまでの数十分くらい見ていました。本心はどうなのかわからないですが、やたらと彼女にいいところを見せるような素振りと言いますか、慣れてい
はし かよこ
2020年8月27日 23:38
ある時期から、ほとんどコンビニ飯で育った。毎晩、「好きなものを買ってきていいよ」と、500円を渡される。夕暮れ時に4つ下の妹と一緒にコンビニへ行く。セブンイレブンの「ミルクフランス」とか「お好み焼きパン」とかを好んで買っていた。中学生になると、放課後は塾に通いはじめた。夜はリプトンのあまーい紅茶の500mlパックと菓子パンをセットで買うのがお決まりだった。ちょっと贅沢したい時は、ロ