記事一覧
地震が起きたとき、建物はどうなるのか?(後編)
前回は、建物が地震に耐える方法は、大きく分けて二つあり、 その抵抗の仕方から「強度型」と「靭性型」とお話しました。 https://note.mu/structure/n/n9801850c77ae 今…
これからの「木造」の話をしよう
ご安全に。@koyoarchiです。
最近ずっと、空前絶後のハイテンションボルト不足に見舞われています。
深刻なボルト不足の影響は、もう本当に他人事ではありません。
声をかけていただいていた鉄骨造の案件が、最近一向に音沙汰がないな?と思って電話をかけてみると、やけに沈んだ声が。
「ボルト不足で計画すら危ういです…」
な、なんだってー!
木造は“最終手段”なのか?
結局この案
建築設計はスケジュールが命という話
ご安全に。@koyoarchiです。
先日絶対厳守のスケジュールの確認申請が無事下りました。
基本設計、実施設計、意匠の申請がスタートを切り、追いかけるように構造の審査が始まり、もう怒涛の日々でした…
ホントに比喩ではなく1分1秒が迫るようなスケジュールで、今でも思いだすだけで頭の中がボッと燃え上がるような気持ちになります。
建築設計の時間は有限 当たり前のことですが、設計の時間は無限に
住む人のくらしに想いをはせる構造設計者
これまで投稿してきた建築構造に関する記事のPV数が増えてきています。
みなさん、ありがとうございます。
普段はあまり目立たない構造設計者という存在が、なんとなく知ってもらいつつあるのかなぁと、とてもうれしいです。
今回は難しい話は置いといて、ふと感じたことです。
構造設計のやりがいのひとつ 構造設計は、地震や台風などの力がどのように建物を伝わっていくか、と想像してみることから始まります
地震が起きたとき、建物はどうなるのか?(後編)
前回は、建物が地震に耐える方法は、大きく分けて二つあり、
その抵抗の仕方から「強度型」と「靭性型」とお話しました。
https://note.mu/structure/n/n9801850c77ae
今回は、具体的にはどのような建物があるのかをお話します。
建物は一般的に、柱・梁で構成されています。地震が起こっていない時にも、それぞれ重要な役割を果たしていますが、地震が起こった時にも、地震に
建築設計がなかなか思うように進まない理由
構造設計からの手戻りが多い プランが決まった時点で構造設計依頼を頂くことが多いのですが、
実際に計算をしてみると、ここの梁はもっと大きいものを使わないといけないということが判明したり、
ここに柱を追加しないといけないということが判明したりします。
その度に我々のお客様のデザイナーさんへ調整をお願いするのですが、
当然お施主様との打ち合わせの末のプランですから、そう簡単に変更できないことも
建築家という職能に働き方改革は訪れるのか
建築構造設計の仕事をしていると、多様な人とのやりとりがあります。
デザイナーを始めとして、実際の工事を行う監督さん、材料業者、地盤の補強設計業者、そして私のような構造設計者。
一つの建物が建つということには、その裏側に何人もの人がかかわります。
構造設計は、私たちのお客様であるデザイナーから、
デザインプランを頂いて、計算を進めていきながら、すり合わせを行っていきます。
そのやり取りを