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49歳が聞くHip Hop
日本語ラップシーンの世代をカウントするにあたり、どうやら私は第2世代にハマった世代である。ライムスター、キングギドラ、雷、ブッダブランド、ソウルスクリーム、マイクロフォンペイジャーが目立ち始めた時期なので95年から97年ぐらいかと思う。95年ごろはアメ村のタワーレコードにいけば、「あらライムスターのセカンドでてる」「お、口からでまかせのキングギドラでてるやん。」「シャカゾンビ?だれやろ。シャカタッ
もっとみる90年代 底辺ラッパーあるある
・Nasのイルマティックは凄いというが、実はそんなにピンときてない。
・プロフィール、「卓越したスキルとその唯一無二の○○には定評がある」と自分で書く。
・今まで弟子みたいに慕ってくれてたくせに、格上のラッパーとつながった瞬間、離れていって久しぶりにあったらごっつ見下してくる。
・動画撮影向けられたら、「エイヨー、俺が何々」とラップし始めるが、 なれてないからハズい。
・フリースタイルで
短かった夢の終わり END
デモCD制作過程を経て自分の現在地を知る事ができ、完全に冷めてしまった自分のラップゲームへのモチベーション。予定されていた後輩のイベントやレギュラーはこなしつつも、メンバーへ打ち明けるタイミングを探していた。ちょうど録音前に香港に仕事で駐在している10歳年上の従兄弟の家に転がりこみ1週間ほど滞在した。当時中国が新興市場として注目されており、香港の経済も活況で駐在員の生活を見て、海外で働くことに魅力
もっとみる短かった夢の終わり その3
録音は閉店後の某クラブで録った。録音エンジニアとして、レゲエのダブなどで経験たっぷりなその箱の社長Sさん。自分達のレギュラーイベント終了後の朝6:00から録音開始というタフなスケジュールだった。現役でラッパーであると同時に役者もやっている相方はたぶん2テイクぐらいで終わったが、自分はたぶん15テイク以上とらせてかなりかかったと思う。やはりトリッキーすぎるライミングが仇となった。またライブでハネるB
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