今の音楽の聴き方

年齢とともに聞く物、聴き方は変わってくるもので、最近はオヤジらしく、ジャズ、ボサノバ、ファンク、アンビエントなんかもBGMにかけたりする。イージーリスニング、BGMとして音楽と触れることが多くなってきた。
学生のころは、ゴリゴリのハードリスニングで、ショックウェーブのデカイヘッドホンをドゥーラグ頭にガボッと乗せて、コロンビアの半パンにNIKEのエアモック、PAYDAYのレーベルTシャツきてペイジャーのDon’t turn off your lightを聞きながらアメ村や関大前を闊歩していた。
当時からMUROのDIGGIN ICEとかも買って車でかけていけてる感を演出するためにイキッていたが、正直当時は、その良さがよくわかっていなかった。

高校や大学の時は、Fight The PowerみたいなノリのPEがやっぱり一番好きだったし、バスタライムスとかウータンとかデフスクワッドみたいな分かりやすいものばっかり好んでいた。唯一トライブコールドクエストは異色気味に良く聞いていた。正直デラもジャンブラも買うけどあまり聴かないって感じだった。日本語ラップでは、ライムスター、キングギドラ、ブッダブランド、雷、ペイジャーという王道でもLBのスチャダラ、脱線3、キミドリも好物だった。そしてニトロで自分のなかのヘッズライフが終了し、現役を追いかけるような聞き方はライムスターと一部を除き激減した。

で、40歳超えても尚色あせないのが、ソウルスクリームのファーストとか問う今日なんですなあ。あとは当時完全に無視してたBeat Nutsにもはまりましたね。特に洋物はMr.Fleshとかセロリ(ここでもソウスク)がプロデューサー括りのMIX CDで出してくれてて、最近はMix cloudもあり、ラージプロフェッサーやPete Rock、DITCの渋さとかもやっと分かるようになってきた。

40歳も超えてから、当時ツマランと思っていたグループやジャンルの本当の良さが少しずつ分かってきた。ジーマとかカンパリソーダとかマリブオレンジばっかり飲んでたが、最近は芋焼酎やアイラスコッチをロックでイクのと同じような趣向の変化なんだろうと思う。

加齢とともに変わっていくものであるが、ずっと楽しいので、ヒップホップが好きでよかったと思う。ヒップホップのおかげで全方位行けるようになってる。Ummarのおかげでアレ系行けるし、MuroやDev largeから薫陶受けてるしQuite stormやKrush、hypeからGoldie、ReggaeからSka、Dubなどなど。ホント様様です。

追記:ダンスは40越えるとハウスが楽しくなってくる。追求するポイントが体の衰えに左右されないような気がする。

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