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ダミアン・ハースト『統合失調症の発生』
ダミアン・ハーストの「統合失調症の発生」というアートブックを買いました。
この本には、美しく、またどこか皮肉めいている拡大された錠剤の作品がたくさん載っています。
ダミアン・ハーストによる序文の一部を紹介します。
「錠剤は、どんなミニマリズム・アートよりも優れた形状をしている。
錠剤はどれもこれも人に買わせるようにデザインされている。
錠剤を飲むだけで、あなたは気分が良くなり、美しさを感じるだ
読了。村上春樹さん『街とその不確かな壁』
読了。 村上春樹さん『街とその不確かな壁』
・村上春樹さんがコロナ禍にほぼ引きこもって書いた長編小説。
・そのためか、とても内省的な作品。
・現実と異世界を交錯するハルキ・ワールド全開。
・「壁の街」は、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の「世界の終わり」に酷似。
・春樹さんが二度もほぼ同じ世界観を使ったのには理由がありそう。
・春樹さんの心象風景なのだろうか?
・春樹
『わたしの神さま』…初めて書いた小説です。
わたしはきたない仕事をしている。
わたしの街のいちばんすさんだ地区で、きたない仕事をしている。
こどものときに、父親がわたしをきたない店に売った。
父親は自分の借金が返せなくて、わたしをきたない店に売った。
学校なんて行ったことない。
母親はわたしが生まれてすぐに死んでしまった。
一冊の本を残して。
それが、聖書との出会い。
わたしは字が読めない。
でもきっとこの本にはわたしのしらないキレイなこと
ダミアン・ハースト、そして現代アート界の脱帝国化
ダミアン・ハーストのファンであるわたしがこんなことを言うのは意外かもしれませんが、わたしは現代アート界の脱帝国化を願っています。
ダミアン・ハーストの作品はインパクトが強く、また大変美しく、コンセプトも完璧です。
彼が起こしたスキャンダラスな出来事と共にハーストの作品が歴史に残ることは間違いないです。
とはいえ、わたしは東洋人の女性です。そして、日本人が抱きがちな西欧コンプレックスをわたしも持
ダミアン・ハーストの名言集② [若年期編②]
ダミアン・ハーストの名言、二回目です!
言語も文化も違う英国のメガスターアーティスト、ダミアン・ハーストのことも、何を言っているのかよく知ればより理解できて、愛着がわいてきますね!
「もともとは深海ダイバーになりたかったんだ。
でも、サメのことを知ってしまった。」
「僕は人のおかげで成長できる。」
「人間関係を〈恋愛中〉と〈恋愛外〉のふたつの山に分けるのが好きなんだ。」
「アートは臆病者
ダミアン・ハーストのペーパーブロッサムズ販売中
ダミアン・ハーストといえば、サメのホルマリン漬けなどのシリーズで有名ですが、近年は絵画作品に力を入れています。
桜の絵画作品のシリーズもその中のひとつです。
現代アート界のメガスターであるダミアン・ハーストが日本を象徴する花である桜の絵を描いてくださったことを日本人として嬉しく、また誇りに思います。
ハーストは新渡戸稲造の武士道をテーマに桜の絵の版画シリーズを制作・販売したこともあります。
チャットGPTとの会話①[超能力、そして人類の存亡について]
私は他の人がチャットGPTとどんな会話をしているのかとても興味があります。
それで、自分がチャットGPTと話していることを一部公開していくことにしました!
私:過去に超能力者は居ましたか?
チャットGPT:過去に超能力者が実在したかどうかについては、科学的に証明されているものはありません。超能力に関する多くの主張や伝説が存在しますが、これらは信頼性が確立されているわけではありません。科学的な根
ダミアン・ハーストの名言集① [若年期編]
ダミアン・ハーストの名言をちょこちょことご紹介していきますね!
読むと、彼のことが好きになりますよ!!!
”アーティストであることは、ほんとうに幸せなことだと思うよ。
子どもの頃は、自分の好きなことでお金をもらえるなんて、想像もできなかった。”
“僕が5,6歳のころ、母親が庭で桜の絵を描いていたのを覚えているよ。
母親は桜を油絵で描いた。僕はその桜を描こうとして、絵の具を食べてしまったような記
ダミアン・ハーストの天文学的資産と名声
ハーストの作品は、天文学的な金額で売られ、再販されています。
そんなハーストの純資産は2億1500万ポンド(2022年7月26日のレートで計算すると、なんと約354億円!!!)と推定されています。
存命アーティストの中で最も資産があると噂されています。
2008年に開催されたサザビーズのオークションで200点の作品が出品され、1億1100万ポンド(2022年7月26日のレートで約183億円!