マガジンのカバー画像

備忘録・後で読む

172
運営しているクリエイター

#日記

渋沢敬三の主宰していたアチック・ミューゼアムの意外な来訪者

渋沢敬三の主宰していたアチック・ミューゼアムの意外な来訪者

 先日、民俗学研究者・澤田四郎作の日記の翻刻もされている磯部先生のTwitterで渋沢敬三が運営していたアチック・ミューゼアムの来訪者リストがウェブで閲覧できるということを知った。

この来訪者リストは以下のページより閲覧ができる。

この来訪者リストは、アチック・ミューゼアムの例会の日付とその際の参加者が記載されているが、リストを確認しているとアチックと関連があったとよく言及される人物、私の知ら

もっとみる
佐藤可士和展に行ってきた

佐藤可士和展に行ってきた

「とにかくすごい!」
と、Twitterやら、会った人やらから聞く、佐藤可士和展。
密や人混みを恐れながらも、今日行ってきた。

行ってみての感想はーーー「確かに」!

ユニクロや、TSUTAYA、セブンイレブン・・・彼の手掛けたロゴデザインの何と多いことか!
普通に生活している中で、彼が関わったものに接しない、目に入らない日など無いのではないか?

しかも、それらがこうして展示されている様は、ま

もっとみる
右手首骨折顛末

右手首骨折顛末

2021年2月5日(金)の朝、徒歩で通勤の途中、横断歩道で転倒して右手首を骨折。色々な学びのあった、人生初めての骨折体験を備忘録として残しておきます。

凍結路面で転びましたこの冬は仙台でも雪が降ることが多く、前日の2月4日も午後から雪でした。翌朝8時過ぎ、片平の職場に近い横断歩道を渡り切る直前に滑ってしまい、とっさに右手を突いた途端、頭が真っ白になりました……。右手が自分のモノでは無くなった感じ

もっとみる
社会学者・下出隼吉と明治文化研究会

社会学者・下出隼吉と明治文化研究会

 昭和初期に活動していた下出隼吉は社会学の研究者として知られており、吉野作造、尾佐竹猛、小野秀雄、藤井甚太郎などが参加していた明治文化研究会にも所属していた。『下出義雄の社会的活動とその背景』(唯学書房, 2018年)に収録されている「下出書店と杉原三郎」朝井佐智子によると、隼吉の父・下出民義は明治文化研究会に資金援助していたようである。下出民義は愛知県を中心に活動していた実業家で、貴族院議員もつ

もっとみる
BS「薄氷のシベリア 温暖化への警告」を観て

BS「薄氷のシベリア 温暖化への警告」を観て

昨日はBS世界のドキュメンタリーを観ていてまたショックを受けた。

昨日は「薄氷のシベリア 温暖化への警告」というドイツで2020年に作られたドキュメンタリーをやっていた。

ロシアの半分以上の面積を占めるシベリア、今そこで温暖化により過去に例を見ないような環境変動が起こっている。

シベリアは手つかずで、人の活動が少ない場所だからこそ、地球環境全体の変化が如実に現れる場所だそうだ。

いくつか驚

もっとみる
技術、知識、情報をひけらかす漫画になってることがある。

技術、知識、情報をひけらかす漫画になってることがある。

20201205

ピカソは晩年

「この歳になってやっと子供らしい絵が描けるようになった」

といったと。

以前訪れた

箱根、彫刻の森美術館のピカソ展で

一番印象に残った言葉です。

最近は

漫画をどう描くか?(上手く描くか?受けるように描くか?)

の意識より

自分がどんな漫画のどんな場面を好きだったかを

思い出して

その感じを再現したいという意識が強い気がします。

技術、知識

もっとみる