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がん緩和ケアにおける古典的な論文を読む
家庭医ギータです。
連続記録が途絶えても、しれっと再開します。倒れても立ち上がるのみです。
1) 本日の論文今日はがん患者さんとのコミュニケーションでよく使われるコミュニケーション・スキルである“NURSE”を取り上げた論文を読みました。というのも、こちらの技法について、新しいチームメイトたちにお伝えするミッションをいただいたためです。
2) “NURSE”とは?“NURSE”とは患者さんの
エンド・オブ・ライフ ケアにおいて倫理的に考慮すること(1)
家庭医ギータです。
在宅専門医試験、あっという間の30分でした。無事に通過していることを祈るのみです。
1) 本日の論文今日はこちらの論文を読みました。
緩和ケアのセッティングでは、毎日、倫理的に悩ましい問題に直面します。明快な答えがない中で、関わる人ができるだけ納得できるように話し合う必要があります。
なかでも、急な経過で病状が悪化してしまい、本人は意思表示ができず、家族に意思決定支援を
ヘルスケア「プロバイダー」の呼称問題
家庭医ギータです。
連日投稿すると決めてから今日で14日目です。日を跨いでしまったり、質は限りなく低かったりするものの、とにかく続けています。
1) 連続投稿を始めてから起きた変化は?noteに毎日、投稿すると自分で決めてから1日の過ごし方が変化しました。
「今日は何を書こうかな」と考えながら、身に起こる出来事を知覚し、
「この出来事(学び)をどう表現するか?」と頭の中で考えるようになりまし
『内定者への手紙ー「仕事が遅い人」とよばれないための、10のチェックリスト』
家庭医ギータです。
最近、書店に行くと「○○歳までに○○をしろ!」というタイトルの書籍が並んでいるのをよく見かけます。「20代のうちに○○」とか「30代までに○○」が多く、40歳になった自分はターゲットから外されてしまいました。
今回の本もタイトル的にはターゲットから外れていますが、現在のチームのボスから教えてもらって即ポチって読みました(「タイムマネジメントに改善の余地あり」という文脈でした
SNSのためのアイコンを作ってみました
家庭医ギータです。
今日は自分の顔写真を元にアイコン作ったら思いの外、楽しかった、という話。アイコンそのままに、脱力系の話題です。
1) アイコンを作るまでの経緯ギータはある医療的ミッションを担うチームの一員です。チームのために粉骨砕身、働かねばなりません(こういうと嫌々に聞こえるかも知れませんが、チーム活動は大好きです)。
目下、組織の広報活動のためのプロジェクトに関わっています。
主に
在宅医療の要(かなめ)・訪問看護師さん
家庭医ギータです。
今日は在宅医療の要(かなめ)となる訪問看護師さんのお話です。
ギータは現在、病院を主戦場としつつも、週1回で訪問診療に関わっています。昨年1年間は沖縄で訪問診療をメインとしていました(訪問診療の合間に食べる沖縄そばが最高でした)。
訪問診療中は、1日の大半を訪問看護師さんと行動します(医療機関によっては、事務の方が同行したり、医師1人で行くこともあります)。
患者さんの
「訪問診療」と「往診」の違い
家庭医ギータです。
今日は在宅医療の話題です。
1週間後に「在宅医療専門医」という資格を取るための筆記試験があります。このご時世なので、web開催です。
という訳で、資格と在宅の話題を取り上げてみます。
1) ギータ持っている資格は?私たち、医師は何らかの専門医を取得して学会などからお墨付きをもらった上で診療を行っています。
後期研修の同期だった、超優秀なY君は「俺には資格なんて必要ない
医師の服装は患者に影響を与えるか?
家庭医ギータです。
今日は「医師の服装」についてです。
0) ギータの格好は?研修医の肩書きがとれ、
スタッフとして働きはじめてから
ギータはYシャツにスラックス姿で診療しています。
というのも、前の職場のボスから
「訪問診療では患者さんのお宅にお邪魔するので
失礼のない格好をしましょうね」
と言われたことがきっかけでした。
真夏の沖縄でシャツにスラックス姿だと暑くて耐えられないだろ
【緩和ケア】悪性消化管閉塞(MBO)
家庭医ギータです。
今日は緩和ケアの勉強です。
緩和ケアの外来を任されて感じたのは、
一般的なプライマリ・ケアの急患外来と
緩和ケア外来に通院中の患者さんが予約外で受診された場合とで
鑑別疾患が全く違う
ということです(当たり前ですが……)。
例えば、
「おなかが痛い」
「頭が痛い」
「背中が痛い」
といって臨時受診した患者さんの場合です。
プライマリ・ケアの外来では
まず重篤な疾
患者-医師関係をグッと縮める3つの小ネタ
家庭医ギータです。虚空に向かって書き続けます。
今日は臨床のちょっとしたTips、とも言えない小ネタです。
「困っている患者さんと、いかに"よりよいコミュニケーション"をとるか」
をテーマに、毎日体調を整え、メンタルを鍛え、家族との生活も犠牲にして修業に励んでいるわけですが……
ちょっとした工夫で随分と患者さんとの距離を縮められることがあります。今日はそうしたテクニックのご紹介です。
0)
『米国緩和ケア医に学ぶ医療コミュニケーションの極意』
家庭医ギータです。note3日目にしてようやく本業の「緩和ケア」ネタです。
緩和ケアに関わらず、患者さんとコミュニケーションをとる全ての医師にとっての必読書です。
ギータは毎日のようにこの本を開いています(毎日ではありません)。
1) なぜこの本を選んだのか?緩和ケアが中心の仕事に就いてから、すぐに気づくことがありました。
「緩和ケアを学ぶことを、コミュニケーションを学ぶこと」
というこ