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『内定者への手紙ー「仕事が遅い人」とよばれないための、10のチェックリスト』

家庭医ギータです。

最近、書店に行くと「○○歳までに○○をしろ!」というタイトルの書籍が並んでいるのをよく見かけます。「20代のうちに○○」とか「30代までに○○」が多く、40歳になった自分はターゲットから外されてしまいました。

今回の本もタイトル的にはターゲットから外れていますが、現在のチームのボスから教えてもらって即ポチって読みました(「タイムマネジメントに改善の余地あり」という文脈でしたが…)。

タイトル通り、北野さんが自社の内定者たちを想定して書いた仕事術の本です。なので働きはじめた20代が対象ですが、自分の仕事ぶりを客観視するのに最適の内容でした。

1) 著者は?

北野唯我さんは下記の経歴をもつ経営者です。ボスに教えてもらって初めて知りました。

略歴
兵庫県宝塚市出身。神戸大学経営学部卒。就職氷河期に博報堂へ入社。ボストンコンサルティンググループを経て、2016年、ワンキャリアに参画。現在取締役として人事領域・戦略領域・広報クリエイティブ領域を統括。またテレビ番組や新聞、ビジネス誌などで「職業人生の設計」「組織戦略」の専門家としてコメントを寄せる。

「内定者への手紙」シリーズとして毎月、Kindleで出版されています。

2) 10のチェックリストとは?

250円で買えて、30分かからずに読めます。kindle unlimitedに入っていればタダです。新人教育に関わる方ならば、一度は読んでみることをオススメします。

①いい会社に入る、ではなく、いい会社をともに作りたいか?を常に問うことができている
②タイミングの法則:3つの「すぐ」を使いこなせている
③目標の法則:自分でまず目標を立てることができている
④分解の法則:業務を分解して分析する癖がついている
⑤計測の法則:業務の要素を分解した上で定量的に「記録」している
⑥経営と実行分離の法則:自分の中で経営者と実行者をわけられている
⑦Yes,but構文を使いこなし、周りから信頼を獲得している
⑧Help Needed構文を上手に使い、周りのサポートを獲得できている
⑨先輩に相談する際の「3つの事前準備」を徹底できている
⑩上の9つのリストを定期的に見直し、自分の成長を定期的に振り返られている

新人の時に読んでおきたかったと思う一方で、今だからこそ響く部分もあるのでしょう。

3) ギータ的に響いたポイント

ギータは決して仕事が早い方ではないので(どちらかと言うと遅い…)、仕事が早い、「デキる人」の思考方法を知ることができたのが収穫でした。ちょこちょこ自分も実践している習慣も出てきました。さすがに働いて10年以上が経過しているので、当然ですね💦。

ギータの心に残ったパワーワードです。

「”タイムの問題”は自分だけの問題だが、
   ”タイミングの問題”は他者が関わる問題」

「夜は明日の経営者、朝は今日の実行者」
「他人のサポートを”うまく”借りられる人は本当に強い」

4) まとめ

訪問診療から病棟業務へと切り替わったタイミングで読めたのは幸いでした。いくつになっても、伸びしろがあると思って日々、改善に取り組んでいきます。

ちっぽけでも、闘いはつづく…。

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